日記のような活動報告のような
〔'03/12の巻〕


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12/31(水)

      実感の湧かないままついに大晦日を迎えてしまいました。     本当は両親と年越ししよう思っていたのですが、     二人っきりで静かに過ごしたいと言われたらそれ以上は言えず     実家へ行くのは止めました。     忘れかけていた年越しそばの材料を買いに行きました。     しかし"阪急オアシス"はとっくに閉店、"スーパーマルハチ"は     開いていたけれどそばの麺が売り切れ!?     でも有るところには有るのです。"サークルK"でようやくゲット。     麺しかなくても大丈夫、横に置いてあったつゆとあげ付きのうどんを     一緒に買って流用すればいいのです。一件落着。     先日突如としてテレビのチャンネルがすべて映らなくなってしまったので     ラジオで紅白を聴きながら晩もポツンとひとり。     人生いろいろ。今年は難しい年でした。     来年はどうなるんだろう?     本当はどうしてやろうかぐらいの意気込みがないと。     このまま静かに年越しするはずだったのですが…。



12/29(月)

      ついに見てきました、『ラストサムライ』。     六甲アイランドまで行けばすいていました。     見る前は上映時間の長さに退屈せずにいられる内容か不安だったのですが     見始めるとぐいぐい惹きつけられ最後までどっぷり浸かっていました。     まるで日本で作った映画のように違和感がほとんど無かったのには感心。     難しいテーマを演じきったトム・クルーズの日本への深い敬意を     見た気がしました。前評判の通り、渡辺謙、小雪、真田広之とも     素晴らしい演技だったと思います。     ただ、わたしは戦闘物のように人がいっぱい死ぬのは苦手で     目を背けてしまいます。     それが唯一辛かったことです。



12/28(日)

      今年のうちにプレ初詣をしてきました。成田山(不動尊大阪別院)へ。     初詣に備えて付近一帯にはくどいほどに看板が設置されていました。     年末でも祈祷を待つ車輌がそこそこにある中、今日から授与になる     最新のチョロQを手に入れました。     これ、成田山お守りカラー黄色のボディをした正真正銘の     交通安全お守りなんです。     運転することは無いけれど、万が一ということもあるので     被害者にならぬよう願をかけておきます。     「赤ちゃんが乗っています」ステッカーなど、     他にも面白い様々なお守りが有りました。さすが交通安全の寺院。



12/27(土)

      昨晩家に戻って荷物持って実家へ。     早速昼までぐっすり熟睡。     やっと"アイヴィ"で髪の手入れをしてもらいました。     前髪を揃えて、ゆるゆるに伸びてしまったパーマをかけ直すと     鏡に写った自分の姿はちょっといい感じになっていました。       両親とこたつを囲んで晩御飯食べてしゃべって。     父上は最近シダの栽培にはまっているのでいろいろ調べてあげました。     日本は他の国に比べてダントツに種類が多いシダ王国らしいです。     気が緩むのか何しててもずっと眠くってあくびばかり。  



12/26(金)

      梅田の地下街は早朝既にクリスマス飾りが撤去され、     迎春ムードに一変。早いのなんのって。       とうとう仕事納めです。しかし職場に部長の姿はなし。     出勤しようとはしたが倒れたらしいです。     昨日の晩、会議の後に何かあったのか、深く追求はしない方がよさそうです。     最後のランチを"マンドリーノ"で食べました。     レジのところに置いてあるシャンパンチェアが新しい物になっていました。     思わず尋ねると、よかったら差し上げますと言われたので一個もらって     挨拶をして出ました。     イタリア製のスパークリングワインのだけあって、     派手な色でガッチリした作りです。参考にさせてもらおう。     昔は午後から支社総出の大掃除をし、机の上には何もない状態にしてから     ささやかなおつまみとビールで乾杯してたのですが一切無くなり     3時の締めの挨拶の後はササッとみんな消えました。     わたしも早々に去りました。     今年は忘年会もほとんどなかったので、今ひとつ年末って実感が湧きません。     9連休なのは嬉しいけど。



12/25(木)

      こんな日に早出です。これが今年最後のお茶当番。     サンタさんが"キプリング(KIPLING)"のバッグを     長靴に入れてくれました。     妹がいくつか持っているのを見ていて、わたしも欲しくなったのです。     新大阪駅の売店で以前からチラチラ見ていたのを不憫に思ったのか。     ベルギー生まれのこのカバン、ゴリラのマスコットが     キーホルダーのようにどれにもくっ付いています。     カバンの色とお揃いなのがとってもキュート。     腕を組んだりポーズも作れます。     ティールブルーのゴリラちゃんはとりあえず指しゃぶりさせています。     会議でこっちに来ていたみちる君に『砂の器』を貸してあげたら     『燃えよ剣』を代わりに貸してくれました。新撰組と来たか。     クリスマスが終わったらいよいよ仕事納め。     このまま年明けまで一直線で大丈夫かな?



12/24(水)

      クリスマスイブです。     梅田の百貨店が人でごった返しているの横目で見ながら     年末の挨拶に茨木へ向かいました。     資材センターへカレンダーと緊急連絡先を渡して行事終了。     帰りに"プチプランス"の前を通ったら店の外まで行列が出来ていて     入場制限をしています。     クリスマスケーキでも買って帰ろうかという思いは挫かれました。       ついに我慢していたシャンパーニュ解禁。この日のために用意したのは     マイィの"キュベ・ラントンブレル・ミレジム" です。     マイィ社はフランスはモンターニュ・ド・ランスの名産地マイィ村の     生産者が興した異色のメーカーで日本に置き換えると農協製品、     つまり愛媛のポンジュースのようなものです。(すごい喩え)     普通は深めの色のビンに入っている場合が多いのにこちらは透明のビン。     しかも薄くラスターっぽい輝きもあります。     取り上げたら黄金色の液体が波打ち、見るからに風格が有ります。     (嬉しい、いよいよ飲める…。あっ。)     ここにきて気付きました、わたしはシャンパーニュの栓を     今まで抜いたことがない。     びくびくしながら針金を弛めて外し、布の上からコルクを掴んで     慎重に引き上げて行くと弾け飛ぶこともなく抜けました。     と同時にシュワシュワと繊細な泡が生まれました。     フルートグラスに注いで口に運びました。うっとり。     専門家の方々のように何とかの香りなんて喩える言葉は出てこないけれど     とにかくおいしい!と感動したのでした。



12/23(火)

      休息日。お家の中をお掃除してたくさんお洗濯。     向こうで撮ってきた写真と、それまでに撮り溜めしていた     イルミネーション写真の整理をしていました。     でも楽しかった出来事をつい思い返しては浸ってしまうので     捗ることもなく…。     雲も出ているし、ここでは星は本当に明るいのしか見えません。     



12/22(月)

      今日も青空です。富士山も八ヶ岳の山々もうっすらと雪を纏い     凛とした姿を見せています。     ゆっくりと目覚めて周辺を散歩しました。     日陰は寒くても日なたを歩いているとじわじわと温まってきます。     甲斐小泉駅近く森の小道を入って行くと"joichi"という     ケーキとパンの店を発見。     店内の落ち着いた雰囲気が気持ち良さそうなので     少しの間お茶をすることにしました。     "栗の実"という名のマロンパイとジンジャーミルクティ。     そして高原の空気、静かな時間。     いつものバスでゆったり帰ろうと余裕でいたのは甘かった。     茅野発の路線が満席!?     電車だと高くつくしどうしようかとあれこれ考えた挙句、     駒ヶ根まで出て箕輪からのバスを使うことを思いつきました。     何故始発の箕輪からでないのか、それは小淵沢からの電車賃とバス代と、     駅からバス停への時間などを考慮した最善の組み合わせなのです。     岡谷で乗り換えた鈍行列車は学生の明るい声が響いています。     南アルプスから中央アルプスへと変わって行く車窓の景色は     ちょうど夕陽を浴びてオレンジ色に染まり、その眺めに心躍りました。     たまたまここまで乗ってきたけれど悪くはなかった。     そうして無事にバスに乗り継いだわたしは     数時間かけて現実の世界へと帰ってきたのでした。   



12/21(日)

      昨日の天気が嘘みたいに雲ひとつない青空。     風は冷たいけれど澄んでいてとっても気持ちいい!     晩は甲府に宿を取っていましたが、オーナー多賀さんとKANちゃんから     何やら今宵も楽しいことがあると聞かされ、キャンセルして     居残ることにしてしまいました。        午後、司さん、浅川さん、るーなが到着。     "リゾナーレ小淵沢"の端っこで撮影会を開催してもらう。     最近風景を撮ることが多くて自分が被写体になる機会がほとんどなく         こうやってそのときそのときの記録を腕の上手な人に残してもらうのは     有意義なことじゃないかと。     照明係の浅川さんと見つめあったり、所々で司さんのちょっとした     撮影アドバイスが聞けたりして刺激的な時間を過ごしました。     そして暗くなった頃。"チップトップ"に集合しました。     "えほん村"マジョ一族の反省会なるものに飛び入りしてごちそうを戴きました。     そうしているうちにハーモニカ奏者のもり・けんさんの演奏に合わせて     唱歌の大合唱が始まりました。歌声喫茶のような盛り上がり。     "風路"のオーナーはこぶしが回る絶好調ぶりです。     「結局何を反省したの? いや、反省する材料を作る会だよ。」と     訳の分からないことを言いながら解散しました。     "ペアハット"に戻ってきてからこたつで星見酒。     温かくしてこたつに埋もれながらプレアデス星団を探す。     四苦八苦して見つけました、確かに星がいくつか固まって見えます。     大興奮していたら満天の星の中に流れ星が。     いくつも流れるのにお願い事を三回も言えるはずがありません。     (きれい。あっちではオリオン座の形しか見えないのに。)     美しい眺めにアルコールが回ってついうとうと…。      その後は崩れるように布団へ。明日はゆっくりお寝坊さんだからいいのです。  



12/20(土)

      さて今日は、やつねっと(八ヶ岳ネットワーク)主催の     「やつねっとX'masとれいん2003」に参加です。     小淵沢駅の小海線ホームでクリスマストレインを前にしていたら     何やら怪しいサンタ軍団が階段を下りてやってきました。     そして賛美歌の合唱の後、軍団が見送る中、列車は小諸に向けて出発。     イルミネーション列車は学園祭のような手作りっぽい感じで     トンネル通過時は特にカラフルでした。     (この光の色が怪しいななどと言ってはいけません。) イルミネーション列車車内     小諸駅で貸切バスに乗り換え軽井沢へ。     ところがわたしたちを待ち受けていたのは白銀どころか雪山の世界。     煌いているはずのツリーも吹雪で霞み、足は積雪に沈みます。     本当なら旧軽銀座でショッピングしながら万平ホテルへ向かうところが     一帯は悪天候に店を閉めたり、開けていてもお客さんの姿は無く     雪掻きに一生懸命だったりでまさにゴーストタウン。     手はかじかみ、髪は雪まみれ、気分はマッチ売りの少女となり、     暖かい建物を目指して必死の思いで辿り着きました。     お楽しみの午餐会。さすが由緒あるクラシックホテルです。     館内の雰囲気も器も風格があり、もちろんお料理もおいしくて     しばしの贅沢に心も高揚。            それからがまた大変。駐車場からガイドさんの案内で     イルミネーション見学に果敢に歩いたものの、悪天候に観念して     バスに避難したのでした。聞けば2月の軽井沢でも数年に     一度有るか無いかという地吹雪だったそうです。     一行はそれから臼田入り。"うすだスタードーム"に行きました。     雪はなかったのですが曇天ではいくら素晴らしい望遠鏡があっても観測不能。     土星の輪っかをしっかり見てみたかったです。     それでも名物サンタもとい坪根館長さんの面白いスライド解説を     聞けただけでも価値がありました。      22時半に小淵沢に戻ってきて"ペアハット"入り。     疲労の体にアルコールは自爆行為なので早々にダイニングから退散。 



12/19(金)

      お昼から大阪を出て、電車に揺られて暗くなる頃に甲府に着きました。     ここの駅前も少しイルミネーションがありますが、     写真に撮るほどではないのでチラッと見るだけ。     毎度おなじみの"泰山"にて宴会。     今宵もたくさんのメンバーが訪れて大いに盛り上がりました。     幾度となくチャンスが潰れてようやく果たすことができたたん蔵さん、     何年ぶりか忘れてしまったなるみや昔から知っているのに     恐らく初対面のABBAさんに会えたのがよかった。     紅みかんはいつでもいじられキャラでした。     安いのに恐ろしく大皿でどんどん出てくる料理に果敢に立ち向かう     司さんとみっちぃを横目にほとんどがリタイヤ状態。     最後はパック詰めにして持って帰りました。     そして"司美容院"に場所を移して、ネットで遊んだり     司さんの音声変換カラオケに涙したり。     南港の写真を整理して更新完了。     しかしボイスチェンジャーを完璧に操る人がいるなんて。     あんな可愛い『百万本のバラ』初めて聴きました…。



12/17(水)

      週末の八ヶ岳と山梨を楽しむイベントにクリスマスと、     時間的にバタバタしています。     帰り道、アイテム不足が否めない気がして"ギャレ"で物色してたら     淡いグレーのようなブルーのようなイタリア製インポートもののセーターに     目が釘付けになり、他を見て逸らそうとしてももう無駄でした。     試着してみたらさらに気分が舞い上がり、     一万数千円をカードで支払う羽目に…。     それでなくても貧乏なのに気持ちは借金さんになってしまいました。     用事をいくつか片付けて、西宮通信部ことやっさん宅に集合。     聞いていた通りほとんど物のないお部屋でした。     土鍋だと思ってたら本物の鍋で寄せ鍋。ふぐもクエも贅沢に投入。     えのき茸をクエと思いこんだちなっちゃんに爆笑。     年長組がほぼ揃うはずでしたが、わたしが先に帰るまで男性陣はあっき。のみ。     後日談。その後はヤカラな二人組の登場で恐ろしい盛り上がりを見せたらしい。     やっさん宅はしばらくキムチ臭が抜けなさそうです。



12/16(火)

      ふー、冷える。JR奈良駅から歩き。     今日の昼からは分刻みのスケジュールをこなしています。     中之島行って、園田行って、そして最終目的地の奈良。     しかしその場でもらえるはずの合格印は上司が不在という理由で     明日まで見送り。せっかくここまで来たのにがっかり。     さらに20分ほど歩いて営業所へ向かいました。     滅多に来れない所なのでおどおどしながら突入すると、     計画担当K上さんの手により社員食堂へ連行。     昨日預かった、急を要する新規物件の返事が出てくるまで     そのまま人質なのかと一瞬覚悟をしましたが何のことはない、     コーヒーを御馳走になりました。購買担当N川さんも乱入。     「久しぶりやなぁ。あっちゃうわ、会うのは初めてやんか。」     随分昔から電話で話す機会が多かったので会ったことがあったような     錯覚を引き起こしたそうです。     お詫びのような他愛無い雑談に夢中の作業服のおじさま二人とわたしは     丸テーブルを大勢で囲んで真剣な表情を浮かべる背広姿の人たちと好対照。     おそらくかなり浮いていたことでしょう。     帰り道は覚悟していたより時間はかかりませんでした。     普段なら奈良まで来たんだからと寄り道したいところですが     ただ早く家に帰りたい気持ちの方が勝ってしまいました。



12/15(月)

      またまたまた、予算消化のしわ寄せがやってきました。     当期受注当期売上は会社としても喉から手が出るほど掴み取りたい話。     現場側を説き伏せて何とか受注獲得出来ました。みんな必死です。     南港へ出ました。     ATCでツリーを見るついでにインテリアショップでやっと眼鏡に叶う     フルートグラスに出会えました。     扱うのに神経質になるほど薄くなくて頑丈そうだし、     型入れっぽいのがいい感じ。     肝心のツリーは潮風が当たる外に立っていました。     こちらもライティングの色が少しずつ変化していくのが楽しく     震えながらしばらく眺めていました。        それにしても、地下鉄と別会社の路線だからって運賃高過ぎです。 



12/13(土)

      今年のルミナリエは早いうちに見に行くことにしました。     遅めの時間を狙って元町に着いてみれば予想通り混雑はありません。     迂回路もすいすいで入口に。今度のデザインは縦にも横にも     広がったようなスケールの大きさを感じました。     「光の地平線」というテーマがどう表現されているのかは今ひとつ     解りませんでしたが美しい物は美しいのです。     あの阪神・淡路大震災によって一度は死んだようになった街に灯りが     希望を運んでくれたこと、毎年ここへ来るたびに記憶は呼び起こされます。     日々生かされていることに感謝しようと改めて強く思うのでした。     終着の東遊園地の方がごった返していました。     光の王冠の中に入ってみると明るさに声も出ないほどです。     そして最後に市庁舎の展望フロアに上がって会場を見下ろしていたら、     終了時刻の22時半、暗がりに浮かんでいた光のアーチと王冠が     一瞬で闇の中に消えました。     それがあまりにも突然だったので周りから驚きとも歓声ともつかない声が     上がりました。してやられたという感じか。    



12/12(金)

      伏見の外れの方まで試験データを持って行く予定でした。     しかし前日届いたデータに足りないページが!     仕方なく本社工場まで急いで立ち寄り、残りのページをもらうことに。     阪急に乗って西院で降りたら青空が出ているのにパラパラと     小雨が落ちてきました。北の空は鈍色した厚い雲。     そして工場を歩いていると急に西日が差して東の空に虹が現れました。     それはそれはくっきりと美しい七色でした。     現場に着いたら終業間近でしたが、担当N村さんが     ちょうどよかった、さっき帰ってきたところなんですと言いながら     対応してくれました。滞りなく合格。     伏見桃山駅へ向かう途中、黄桜酒造に寄ったらこんなところにも     クリスマスイルミネーションがありました。     キャラクターのカッパたちも一緒になったユニークなものでした。     せっかくここまで来たので晩御飯は"サンチョ"で食べることにしました。     ここはボリュームたっぷりのサラダがおいしいことで知られる洋食屋さん。     河原町、西京極(西院より移転)と店舗があるけれど     蔵を改造した伏見店は特に趣が有ります。     すごく好きなのになかなか来れないんですと話したらお店の方が     喜んでおられました。     しそチーズ入りのミンチカツに金時いもスープと有機米のセットをオーダー。     やっぱりこのサラダの量は並大抵じゃないです。     もちろんしっかり平らげましたが。



12/11(木)

      早足で慌てて駅へ向かっていると道行く人がみんな傘を持っています。     しまった、天気予報は雨でしたか。     昨日勃発した納期短縮依頼には何とか応えられるメドが立ちました。     助かったと胸をなで下ろしました。     日常、あれやこれやと人の間で調整するのは好きな方だけれど     無理難題の押し付けは厳しい。     景気の良かった時代なら決裁も注文もお構いなしに製品を作って     在庫で持とうがすぐに引き取られていったものですが     今となってはちょろちょろしか出てこない注文のために融通は利かせられない。     下請け業者に大量に作らせていた部品も今では採算が合わないからと     廃品になっていたり、ひどいと業者自体が倒産したりで大慌て。     「無理です。」で簡単に済めば苦労はしません…。     しとしと降る雨に見学ツアーはお預けして百貨店巡りなどをしていました。     お眼鏡に適うフルートグラスになかなか出会えません。     高いと手が出ないし、手頃なのはちょっとシンプルだし。     シャンパーニュを飲むのにここまで真剣なわたしってやっぱり凝り性です。



12/10(水)

      今晩もイルミネーション見学ツアー。     阪急百貨店、HEPナビオ、ちゃやまちアプローズ、アクティ前と     あちこち精力的に回って楽しんだけれど後からどっと疲れました。     深夜に加工と更新作業をする予定の画像たちは保存のみ。     気力が残らず眠気に負けました。     (そうは言いながらもチャットはするのでした。)     ここ最近疲れているのは、日々の日程調整で神経をすり減らしているのが     大きいようです。予想以上の駆け込み物件の波に溺れています。



12/8(月)

      午後から外出で時間もあるし、週変わりのランチでなく     優雅に"マンドリーノ"のワタリガニスパゲティのランチにしました。     無性にこの味が食べたくなり、同じ甲殻類だしよく似た味だろうと     スーパーで見かけた伊勢海老味のパスタソースを買ってみたら、     何、この味!?(ショックに倒れる)      おかげでますます思いが募り、ずっと頭の中を支配していました。     待ってました、ワタリガニちゃんとの再会に顔緩みっぱなし。     やっぱりおいしい。夢見心地でソースまでパンで拭き取り食べ尽くしました。     「お飲み物は…あ、ミルクティでしたよね。」     男性店員さんがそう思い込んでいるようなのでそのままお願いしました。     基本はストレートなのにそう言えばここではよくミルクティを     飲んでいたっけ。     若王寺の試験所と通称中之島悪徳商会本店での用事はさっくりと     こなしてきました。     今晩は職場の近く、大阪市役所庁舎付近で開催中の     「光のルネサンス 2003 IN OSAKA」を見てきました。     市庁舎の前の大きなツリーは電飾だけの飾り付けですが     厳かな雰囲気に圧倒されます。     その横の「みおつくしプロムナード」でもけやき並木を中心に     雪をかたどった光のパーツが取り付けられ、     定時になると音楽に合わせて点滅したり、色が変化したり。     とてもロマンチックでした。



12/5(金)

      早速今日は新梅田シティの関西最大級ツリーを見に行きました。     その前に大阪全日空ホテルのロビーで試し撮り。思いがけずいいショット。     現場は去年と同じようにドイツからのマーケットが屋台になっていて     カップルや家族連れで賑わっています。     ソーセージやクレープのいい匂い。ホットワインにもそそられます。     とにかく壁に背中をくっつけ固定した上でそびえ立つツリーにピントを合わす。     ライティングがどんどん変化するのでタイミングを計り何回か連写。     「関西ウォーカー」の特集ページさながら十字の光キラキラ入りが撮れました。     結局何も口にはしませんでした。ちょっと高めで躊躇してしまったのです。     仕方なく尼崎駅前のモスへテレフォンオーダーして商品を受け取り、     慌てて自宅へ。まもなくネットでお得に購入できたマイィ社の     シャンパーニュがやってきました。上品な白い紙箱を開けると     金色に光り輝く1本9,000円也(標準販売価格)。     (うわっ、きれーい!)     クリスマス最大の個人的イベントとして清水の舞台から飛び降りた気分で     奮発した一品だけある。     ワインの場合は寝かして保管が基本ですがシャンパーニュは     立てて保管するのがいいそうです。扱いは丁重に丁重に。     今週末まで限定の"モスライスバーガーハヤシ"を初めて食べてみましたが     特別おいしいと言うほどではありませんでした。     このぐらいのお金出すなら"フレッシュバーガー"の方がいい。



12/4(木)

      滞納していた数々の用件を一気に片付けました。     "ヨトバシカメラ"でデジカメ用のクロスフィルターを購入。     わたしのピクちゃんの型が古いからなのか、     そのまま装着可能なものがなくアダプターまで買うことに。     でもこれがあれば平々凡々な町の夜景ですらキラキラ星入り     ゴージャスに仕立てられます。フォトショではこれは細工出来ません。     地下の"グルメディア"に久しぶりに寄ると面白い食材がたくさん。     この前からのパン作りで強力粉1キロを使い果たしたので     新しい国産小麦粉をカゴに。小さなスパークリングワインを見かけて     これもカゴに。     帰宅してスパークリングワインの包装を剥がしてあ然。     コルクの栓でなく、形だけ似せたタダのプラスチック製キャップでした。     だまされた…。せっかくカッコよく開ける練習と、     シャンパンチェア製作の練習をと思って買ったのに。     (スパークリングワインが飲みたかったんじゃないんです。)     ポンジュースで割ったのをミモザで通していいんですか?     おいしいからいいんです。



12/3(水)

    密かに噂になっていた多伎町名物、かの"いちじくらーめん"を     実はこの前買っていたのです。もちろん"キララ多伎"から。     (随行していたなっぽん談、数々の特産品を目の当たりにした     わたしの顔は異常にほころんでいたらしい。)     以前は乾麺しかなかったのに生タイプが登場していました。     乾麺のときは醤油スープにしたので、今回は味噌スープの方にしました。     今晩は早速試食会です。ピンク色にいちじく粒子が微かに見える麺を     二分ほど茹で、スープを溶かしておいたラーメン鉢に投入。     ここまでくると麺はごく普通のものに近い色になりました。     口にしても違和感は全く感じられません。     スープについては「かくし味は宍道湖産のしじみだし」だそうですが、     そう言われるとほんのりと味がするような。         甘いんじゃないかと恐ろしい印象を与えがちな一品ですが、     そこまで奇をてらった味にはなっていませんので話のネタに     いかがでしょうか。



12/1(月)

    そして今年もわずか一ヶ月となってしまいました。     毎年この季節になると急かされるような気分になります。     季節感をあまり感じられなかった街もようやく冬らしさを     感じられるようになり、あちらこちらでクリスマスのイルミネーションが     始まりました。今年もたくさんの景色を画像として保存するつもりです。     寒くても灯りを見ると心がほぐれる感じがしません?     晩御飯は"ミツバチ堂"のゴハンセットでした。     鶏の南蛮漬けが特においしかったです。     わたしには全体的に量が少なめですが添えられていたタルタルソースは     自家製、店全体から手作りの温かさを感じます。     それは運営している若い二人の女性がお店にたっぷりと愛情を     注いでいるからだと思いました。


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