日記のような活動報告のような
〔'03/11の巻〕


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11/30(日)

      気持ちよく起床。当初の予定通り朝風呂に。     さっぱりした気分でテーブルについたわたしと裏腹にみんなの顔には     寝不足の色がハッキリと表れています。     訊けば朝の5時まで起きていたとか、工事現場のような騒音に     寝付けなかったとか、厳しい状況だったようでした。     宿を出て温泉オフ解散後、一部のメンバーは大田へ移動。     "春光園"には前日キララ多伎コテージで別のイベントに参加していた     人達も集まり、総勢11人となりました。     1階のテーブル席ではなく2階の小部屋へと通されて、テーブルを囲んで     抹茶パフェやソフトなど好きなものをオーダーしました。     わたしはエスプレッソパフェなるものにしました。バナナが刺さっていました。     めいめいが甘い物を味わい、きくやさんが三瓶高原茶をおいしいと     がぶ飲みしている最中、スミスさんはスヤスヤとお眠り。     二つのオフ会の話などでのーんびりとした昼下がりを過ごしました。     ペルセウスさんから任命されたなっぽんがドライバー役となり     出雲市駅まで送ってくれて、後部座席でおとなしくなっていたひっちぃと     三人でおそばを食べました。     駅のお店で七種類の具が乗った、七福神そばというものを頼んでみると、         湯もりなのかおつゆがとろんとしていました。     食べてみるとこれが結構お腹が張ります。     二人に見送られながらバスに乗り、出雲を後にしました。     今回も本当に楽しかった。車中でのことはほとんど覚えていませんが     定刻に帰って来れました。  



11/29(土)

      一畑バスの車輌はいつも不思議と乗り心地が良くって快適。     張り切って朝から出発して、車中ではひたすら眠っていました。     雨は降ったり止んだりで天気は期待できそうにありません。            夕方でもいいのにわたしが時間の読みを誤って昼過ぎに早々と     出雲入り。お迎えの田中隊員と出雲ドームのモスで腹ごしらえし、     お酒の買い出しなどしたあと、御所覧場へと車を走らせました。     どんどん山中へ入り、一方通行になり、約20分ほどで到着。     でも早過ぎました。強烈なキャラクターの仲居さんにやられ気味の田中隊員、     広い部屋にいるのもヒマなので近所の散策に連れ出してくれました。     見学した物。すごいです、ひなびたものしかありません。     おかげでマイナスイオンをたっぷり浴びることが出来ました。                     肝心の温泉は24時間入浴可能な内風呂に、山陰の層雲峡と言われる     立久恵峡を眺められる外風呂が有ります。     宿は外見ボロボロで大丈夫か心配だったけど、温泉はお湯加減がちょうど良く、     自家源泉なので湯質も新鮮。眼下に広がる紅葉が枯れていなければよかったのに。     明日の朝も早起きして入浴しようっと。     20時の宴会開始時間にはほぼメンバーが到着し、大広間でボタン鍋に舌鼓。     山陰Webコミュニティ管理人のきゅんさんとようやく初対面を果たしました。     そうしているうちに予定通り始まりました、胴着姿のshamblowさんと     きくやさんが中心になり道場さながらの状態に。     わたしは眠さのあまり脱落し、突如用意してもらえた別室で     眠りに落ちたのでした。               



11/28(金)

    以前わが部に駐在していたE内課長が会議で前橋から来ていました。     こっちにいる頃は毎日誘惑する要因があったので、     よく飲んで帰っておられましたが、今では飲む場所がないので     真っ直ぐ帰宅して家で飲んでいるそうです。     何も気付いていなかったI内さんはいきなり「おはよう…」と     耳元で囁かれて素っ頓狂な叫び声を上げ、周りは大笑いでした。     しばらくしてわたしの横でも突如大きな溜め息が聞こえました。     犯人はIT関係の部署にいる同期のばんぶ〜さんでした。     出張で京都から出てきて迷った挙句にようやく辿り着き疲れていたようです。     しかしその後も溜め息攻撃は留まりません。         お昼どこか連れて行ってくれない?と言われてお外へ。     一緒に食べに行ったはいいけれど、食事の最中も会社の今後を憂い、     ふたりとも重い空気に押し潰されそうになっていました。     最重要顧客会社の来月の異動に備えて貴重な資料を、壊れた同盟メンバー、     べんさんから頂戴しました。今回の規模は控えめのよう。     そして夕刻、いでちゃんから予想もしなかった退職予告の     お知らせメールが届きました。     突然過ぎました。びっくりして画面に向かって声出ました。



11/27(木)

    今日はゆっくりと時間の余裕をもって"マンドリーノ"でパスタランチ。     レジで顔なじみの店員のお姉さんが私服姿のわたしを見て     「今日はお休みなんですか?」と尋ねてきました。     いえいえ、これから出張なんです。     京都市内でも西院まで来ると観光客の姿も、交通渋滞もありません。     本社で生産会議。廃品続きで頭の痛い問題ばかりでした。     帰りにJR京都駅へでて、大階段へ出て、今年も登場した     大きなクリスマスツリーを眺めました。   



11/26(水)

生地は同じだけど成形が違う     毎度おなじみ、若王寺の試験所へ特急物件のデータ運び屋です。     おっとその前に週末の出雲行き長距離バスの切符を引き取りに行かなくては。     茶屋町に寄ったので今回はそのまま阪急に乗って園田で降りました。     駅前の一瞬だけ賑やかなところを抜け、川にかかる細い歩道橋を渡る。     試験所の前の通りは一方通行で、車もそんなに通りません。     百合学院や英知大学の敷地とそう背の高くない住宅がゆったりと並んでいて     見通しがよく、爽やかな空気が流れています。     晴れた日はここを歩くと気持ちいい。     落ちた枯葉を踏んでカサカサ音がするのを楽しんでいました。        会社終わって、チケットの有効期限が間近に迫っていることを知って     急いでマッサージ屋へ行く。混んでいて20分だけの極楽タイム。     半分眠ってしまいました。         帰宅してから取り憑かれたようにまたもやパン作りの研究に没頭。     それまでのしっかりした生地からふんわりを目指し、     卵を外し、ぬるま湯を牛乳に換えて、深夜にこねこね。     モチモチして愛くるしい。     昔から丸い物とぷにゅぷにゅした物体に弱いわたしは、     出来上がりよりもこの段階の生地に心惹きつけられている模様。     そう言えば吹きガラスをしているときも、融けてどろーっとなっている     ガラスのタネを扱っているだけで癒されていた気がします。     そうか、そういうことなのか…。     でも丸顔より面長な顔の人がタイプのはず。     それとも本人が潜在意識に気付いていないだけ?      出来は上々。     前回よりも皮が薄く、均一にこんがりと焼き色がついています。     中に巻き込んだブルーチーズの匂いもほんわかと漂っています。     思わず小躍り。でも試食はお預け。     だって冷凍庫にパンが溢れているんだもん。   



11/25(火)

      お給料日、ランララン嬉しいな。でも今後の予定を睨んで節制、節制。     右の親指が半年ぐらい前から水泡とひび割れを繰り返しています。     そのうち治るだろうと様子を見ていましたが一向に良くなる気配もなく、     遂にはひび割れから血が滲んで痛いのなんの。     慌てて帰りに駅前に見つけた皮膚科に飛び込みました。     待つこと40分程。ようやく呼ばれたと思ったら、ちらっと指を見て     症状を二言三言聞いて、はい終わり。     原因は指をよく使っているからでしょうと言われても身に覚えはないし     ただの乾燥とは思えないんですが、たぶんもう行かないからいいです。     薬の処方は別だと言われ近くの薬局へ。     こちらの薬剤師さんたちの方がずっと親身で好印象でした。     渡されたのは抗生物質が入っている軟膏1個のみ。     時間かけてこれだから病院に行くのは億劫になるんです。



11/24(月)

      夏は涼しく、どうやら冬は冬で温かく過ごせそうな部屋ですが     スポット暖房用にファンヒーターを手に入れました。     イワタニの品で、小さいとこんな値段で買えるのかと安さにびっくりでした。     ("八千代ムセン尼崎店"にて)     手に入れたら試したくなるのが性分で、晩御飯も後回しでパン作り開始。     天然酵母にも様々な種類が存在しているようですが     わたしが買ってきた「白神こだま酵母」は白神産地から発見された     酵母だとかで、お値段もかなり上等でした。     (詳細はわかりませんが神秘的かつすごいものっぽい)     ぬるま湯でふやかすと味噌のような、いかにも菌ですと主張する臭いがします。     粉類を混ぜ、酵母やらぬるま湯やら、参考文献から適当に計った材料を     さらに混ぜてこねます。もっとこねます。     だんだん生地がなめらかになってもちもちした物体に。     酵母が一生懸命に働いているんだなと思うと妙に愛しくてたまりません。     一次発酵も二次発酵もドライイーストと変わらない所要時間です。     問題なくふっくらと膨らんで愛しさ倍増。     思ったより多めの量になったので半分は大きくロール状にまとめ、     残りは適当に切り分けてそれぞれを丸くまとめて焼きました。     焼き上がったものは酵母の臭みが収まり、粉の匂いがします。     丸いパンの方を試食。皮はさくっとしていて中身はふわふわというより     しっかりとした感じです。     喜んで食べていたら食べ過ぎて気持ち悪くなってしまいました。     (それとも並行して口にしたベイリーフをたっぷりかけたヨーグルトのせい?)     生地をもう少し柔らかくしてみたい。次回の研究課題です。



11/23(日)

    本町から心斎橋をブラブラ。"東急ハンズ"に入りました。     クリスマス関係のコスプレ衣装がいっぱい置いてありました。     サンタスーツは平凡、ミニスカートのセクシーサンタはちょっと気になる。     でもダントツだったのは、ツリーがそのままワンピースになったもの。     黄色い星のマスク(かぶりもの?)付きです。     クリスマスパーティだからこそ受け入れられる衣装なんでしょうが、     あまりにもすごいインパクトにバカウケでした。             静電気がひどくてストレス爆発しそうだったので     抑制効果があるらしいブレスレットを買いました。     ただのゴムのリストに見えるのは錯覚なのか。     そして、過去二回のパン作りに気を良くし天然酵母と国産小麦を     手に入れました。イーストでしか作ったことないけれど説明書を見たら     割と扱いやすそうなので挑戦してみます。          昨日はボジョレーヌーボーを手に入れられなくて代わりに     ボンベイサファイアでジントニックもどきを作って飲んで     クラクラしていましたが、やっと今日手に入れたので晩に飲みました。     ぐるぐるっとグラスを回すととってもいい匂いが立ち上りました。   



11/21(金)

    毎度おなじみの若王寺行きでした。     心持ちゆっくりめの朝、市バスでうとうと。     受験物件二つはすんなりクリア。S社に寄る。     W田さんが今後の予定物件に頭を抱えていました。          戻ってきてからランチに"マンドリーノ"に行く。     金曜日はいつもにも増してお客さんでいっぱいです。     店員のお姉さんから先日のランチオフのお礼を言われたので     大好評でしたとお伝えすると喜ばれていました。     そして混雑のあおりを受け、食べ終わったら昼休み終了をとっくに     超えていました。まぁ、よくあることですが…。     明日から三連休だと思うと身も心も軽い一日でした。  



11/20(木)

    一日雨模様です。ふと思いついて塚口に寄りました。     "アロマオブザライフ"に顔を出そうかと思って近寄ったら店の辺りが暗い。     まさかの休みでした。嫌な予感がしていたんです。             事前にチェックしておくべきでした。     がっくりと肩を落としたものの気を取り直して"RYU-RYU"へ。     今日もパスタでなくバターライス。鮭とじゃことシソの和風なのにして     それにミニサラダをつけてみました。     食べ終わって幸せ気分で"ジュール"へ行き、ケーキを買いました。     塚口に来るといつもワンパターンなルートだけど外せません。     雨がなかなかおとなしくなってくれないのでそれ以上の探索は観念して     バスに乗って帰りました。          深夜のケーキタイム。たっぷり淹れた温かいミルクティを飲みながら     かぼちゃのクリームが乗った秋のタルトを口に。     一晩でも平気でこうしていられるんじゃないかと思いました。  



11/19(水)

    最近、ソニーのCFでシンディ・ローパーの『Time After Time』(83年)が     バシバシかかっているではありませんか!     何度聴いても胸がぎゅっと締めつけられる曲。     切ない、この歌詞は。泣きそうなくらい。     その歌詞もビデオクリップの中の世界も彼女の過去の体験そのものが     シンクロされています。     成功を掴みたい、小さな田舎町でくすぶっていられないと、     恋人とも、母親(本当の母親が出演)とも別れ、淋しく出て行くシンディ。     ここまで来て、わたしは当時からのことを頭に浮かべ、     いろんな思いを巡らせるのでした。       この曲には協力者がいます。ロブ・ハイマンです。     (サビのバックヴォーカルも担当。)     フィラデルフィアを中心に人気を集めたフーターズの中心的存在の人物で     以降もシンディの作品に深く関わっていくことになります。     フーターやマンドリンを取り入れ、カントリー、ロック、レゲエと     いろんなものを詰め込んだ本家の作品が大好きだったんですが、     『Out Of Body』(93年)を最後にバンドとしての活動は聞きません。     が、去年発売されたシンディのミニアルバムの中に     名前を見つけることは出来ました。      折りしもシンディの嬉しい最新情報が届きました。     今月にスタンダード名曲のカバーしたアルバム、来月にはDVDクリップ集が     発売されるとのこと。これはぜひとも欲しいです。      



11/17(月)

    午前中は気分すっきりしてるのに、どうしてか午後から鈍くなります。     ヒマでもないのに急に動けなくなるくらいだるくなると     仕方なくビルのフロアを歩いてみて、それでも効果がないと     トイレでラジオ体操を始めますが、人に見られると恥ずかしいので     ビクビクしています。     前の晩にどれだけ早く寝て睡眠時間確保しても一緒なのです。困った。     そして同じくらい悩ましいのが静電気。     たぶん職場用のサンダルと床のカーペットの相性が悪いせいでしょう。     机で、キャビネットで、バチバチと激しい音を鳴らして仰け反っています。       『砂の器』読破しました。     あれを現代に置き換えてあの下りをカットしてのドラマとなると、     全く別の話になってしまいそうな気がします。 



11/16(日)

    昨日はあれから深夜にこしろさんとメッセをしながら     NHKで放映されていたデュラン・デュラン再結成ライブを     見て過ごしました。おかげで今日の朝を失いました。     千趣会から今月届いた「焼きたてパン曜日」はレモンブリオッシュでした。     前回と同じように専用の袋で粉類、卵とぬるま湯、バター、     レモンピールを混ぜ、一次発酵と二次発酵も順調に進みました。     焼くのはオーブンレンジにお任せ。仕上がりも完璧。     アツアツの焼きたてを頬張って幸せに浸りました。     だるまのような形をしたブリオッシュ。尼僧がお祈りをしている姿に     似せて作られたのだそうです。 レモンブリオッシュ



11/15(土)

    今日はランチオフ開催日。     8人の人たちと"マンドリーノ"のコースを楽しくいただいてきました。     テーブル二つに男性、女性それぞれがぱっくりと分かれて席に着いたので     全く違う話題に盛り上がりました。     わたしは何故か男性陣の中に入り、みかるは弟よりも下に見える写真や、     たかあきとポッターさんのワタリガニは殻ごと食べられる談義に巻き込まれ、     それはそれで笑わせてもらいました。     肝心のメニューについて説明すると、前菜のサラダ、スープ、パンと     ここまでは普段のパスタランチと同じ内容です。     そして待望のワタリガニスパゲティ。飾りの甲羅が乗っているのはご愛嬌。     カニの旨みが存分に味わえるソースに、おいしくて泣いちゃうと     絶叫したとも蔵でした。     いつの間にかスパークリングワインがオーダーされていました。     くろにゃんがニッコリしています。        しかも一本をみんなで分けるはずが足りずにもう一本追加。     これがまたおいしくていい気分でした。     メインは肉料理が牛バラ肉の赤ワイン煮、魚料理が真鯛のポワレ、     どちらかを選択です。わたしは肉料理にしましたがこれもとても美味。     最後にデザートのティラミスと飲み物。お腹いっぱいで食べ切れない     女性たちなのにわたしは平然と食べ終わりました。   
これがワタリガニスパゲティ! メインの牛バラ肉の赤ワイン煮
    まだ時間のある人たちと"ムジカ"へ場所を移しました。     平日の晩はゆっくりと過ごせる店内が休日になると     こんなに賑わっているんだと初めて知りました。     そして、別件で大阪に出てきたなずなさんに御足労願って、     飛び入りで加わってもらい、紅茶やケーキを片手に話に花を咲かせました。     この前後ろ髪を惹かれる思いで見送ったクリスマス限定セットが     もう残り3セットになっていたので逃す訳にはいかないと買っちゃいました。     ムジカ特製のジュートの手提げ袋の中に紅茶缶とクッキー缶が入った     お得さはクリスマス級です。     わたしとそれぞれ違うつながりで知り合えた人達がこうして     一堂に会しているという不思議。     元々はきっかけとなって色々な輪が広がるのを期待し、このサイトを     立ち上げたので嬉しいことです。     早くも次回は新年会の名目で企画しようかと睨んでみたりして。  



11/14(金)

    朝から若王寺の試験所行き。朝日を浴びて気持ちいい。     受験物件に指摘事項があり確認の電話をしたりと慌てましたが無事合格。     ちょっと蒼ざめました。     事務所に着いたあとには中之島へ持っていく書類を準備して再び外出。      渡す物渡してもらう物もらって帰り道。     前を通るたび気になる存在だった川島織物のショールームに     入ってみました。        和装、工芸品だけでなく、カーテンや和風テイストを効かせた     インテリアなどが展示販売されていて面白く、長居してしまいました。     夕方、今日の作業でミスがあり別の日に手直しすることになったと     報告が飛び込んできました。     お客さんは面倒見がいいけれど手厳しい方でもあるので     恐る恐るお詫びの電話を入れ様子を伺う。     しかし既に感情のピークは過ぎ去っていたのか極々普通でした。     はー、助かったと胸を撫で下ろしたのでした。 



11/13(木)

      現在フジテレビ系で放映中のドラマ『白い巨塔』。     25年前のリメイクで評判になっています。     主人公の財前を唐沢寿明さん、ライバルでもあり友人でもある     里見を江口洋介さんが演じています。     主演の故田宮二郎さんの演技が凄まじかったと言われるオリジナルを     わたしは知りませんが、大病院の権力争いの果てに医療とは何か     見失ってしまった医師を今後唐沢さんがどう演じていくのか注目です。     そんな中また一つ気になる情報を耳にしました。     松本清張作、戦後ミステリーの傑作とも言われる『砂の器』が     来年1月からTBS系日曜劇場に登場します。     1960年から61年にかけて新聞紙上で発表したサスペンスで     74年に加藤剛さん主演で映画化され、4度もテレビドラマ化されました。     (やはり、わたしはリアルには知りません…。)     今回は2004年バージョンとして現代を舞台に置き換え、     登場人物が一部変更され、カットされる下りもあるようです。     主人公の音楽家、和賀役はSMAPの中居正広さん、     彼を追う刑事役に渡辺謙さんが扮します。     物語のカギとなる場所、島根県の亀嵩。     この話を会社の電話の合間に伝えたら、地元出身のみちる君も興味津々です。     かつて過去のロケでは小さな町がすごい騒ぎになったんだとか。     わたし、通勤途中に上下巻とも買ってきてしまいました。     荒筋を何となくしか知らなかったのできっちり読んでみます。     みちる君が次に読みたいから回して欲しいと言っていたし、     ゆっくりしていられません。    



11/10(月)

      中之島に行く用事があったので"ダコタ"へ遠回りしてランチ。      今日の丼は豚の角煮丼でした。細かくなった角煮がどっさり、     白ネギの千切りと海苔が乗っていて濃い目の味付けに食が進み一気に     ぺろりでした。     会社を上がって、大阪全日空ホテルの前を通りかかったらびっくり。     いつの間にかミニミニルミナリエなイルミネーションが登場していたから。     去年までは何もしていなかったはず。     しばらく暖かい気候が続いていたのですっかり感覚が鈍っていましたが     ようやくクリスマスが近付いていることを知らされました。     そのまま"ムジカ"の入っているビルまで。     ひょんなことで密かに募集していたキタで働く女性を捕獲しました。     おたか。さんです。初対面のお茶タイムで話も弾み、ケーキを食べ終わっても     さし湯とミルク追加をして紅茶をずるずる飲んで胃がタプタプになりながら     すっかりリラックスムードでした。     そして特設コーナーに並べられていた限定販売のクリスマスセットが     気になって仕方ありませんでした。



11/8(土)

「manna」の健康ランチ     先日「北摂グルメ'04」という本を買ってから郊外レストランか     カフェに行きたくなりました。     しかし車どころか免許も持たない乗り物好きのわたしにはかなり厳しい。     そうは言いながらも不便なのを逆手にとって楽しむのがわたし流。     余程念入りに阪急バスの路線図と時刻を調べておかねば     大変なことになりかねないと溜め息をつきながら見ていたら駅近物件がある!     駅に近いといっても光風台なんて辛うじて自社製品の納入場所として     聞いたことがあるくらいの場所。     (その製品が置かれている所は基本として田舎の集落なのです。)     JRに乗り、川西池田駅で乗り換え。     川西能勢口駅も初めてなら能勢電鉄に乗車するのも初めて。     阪急と同じ色した車両に乗ってから電車の窓の景色は次第に     緑濃く変わっていく。紅葉とはまだいかないようです。     家から一時間もしないうちにこんなところに行けるとは。     人気のない光風台駅を出て郵便局を目指し、住宅街へ入ったところに     本日の目的の"manna"がありました。小さなウッディ調のお店。     特に自家製パンは小麦粉に直接発酵を促すというこだわりを持って     作られている自信作とあったのでお土産にすることに決めて     日替わりの健康ランチを注文。     できるだけ農薬や化学肥料を使っていない地元豊能産の野菜を     たっぷりと使ったヘルシーメニューが880円。     シンプルな調理が素材の持つおいしさをうまく引き出していて     とても安心して食べられました。     店内には健康や田舎暮らし関連の本がたくさん置いてありました。     そう言えば、冒頭の本って吹田で暮らし始めた妹への勉強用テキストとして     プレゼントするつもりだったのに。      



11/7(金)

      まずい、どう見てもまずい傾向です。     注文が予測以上の勢いで増えています。     この在庫は福知山に、いや新宮、やっぱり福知山にあげよう。     じゃああれが完成したら奈良と高田か。あとはどれだったっけ。     振替パズル大会となり、だんだんどのマス目が空いてるのか     埋まっているのか判断がつきにくくなり…。     3月までこんな調子で大丈夫なんだろうか。     そう思いながら福知山のT田さんをジョーク満載電話で迎え撃ち。     尼崎へ生活のベースを移してから行動範囲や趣向が変わってしまいました。     それまで足繁く通っていたあの喫茶店へも急に行く気が起こらなり、     お昼のご用達店も素通りして"マンドリーノ"。ここは週に一度の癒し場所。      好きなインテリアに囲まれた自分の部屋の居心地が良過ぎるのか、     会社出てからあんなにブラブラしていたのに、今じゃ必要最小限の     買い物をしてさっさと帰宅。(全くお茶や晩御飯をしていないことはない。)     旅行は別として、近場へお出かけする意欲も削がれたような     気さえしています。いいのか悪いのか。     今宵もミルクティ片手にのんびり過ごしています。



11/4(火)

         3日に続いて今日も実家の両親のもとに娘たちがやってきて     家族揃って立花で飲んで食べて。     わたしの家族は食べる速度が人並みではありません。     まさに弱肉強食の世界。遠慮もおしゃべりも有り得ません。     出されたお料理にはハイエナどころかピラニアのように喰らいつき、     あっという間になくなってしまいます。     お呼ばれされたお客さんにも対応は変わらないので     ひどいときは置き去りにされる人も。     メイン会場"白木屋"の滞在時間わずか1時間でした。     甘い物も欲しかったのでミスドでお茶して実家にまた戻りました。          妹が携帯電話片手に記念写真を撮ると言い出しました。     しばらくして嬉しそうな顔をしてトイレから帰ってきました。     何を撮ったんだとぎょっとしていたら、被写体は風呂に続いて     明日から大改装されるトイレそのものだったのでした。 



11/3(月)

    文化の日は晴れの特異日のはずなのに天気予報では雨が降ると     言っています。それは困った。     傘とタオルを用意して朝早く向かった先はタイガースのパレードがある     御堂筋でも神戸でもなく大蔵海岸。     毎年恒例の「明石海峡ウォークラリー」に参加するためです。     スタート時は曇り空だったのに予報通り途中から雨が降り出し、     周りの景色を楽しむどころか拷問のような17キロ歩行でした。     明石駅の地下のコーヒーショップ"長井珈琲倶楽部"で     雨で冷え切った身体を温めました。     独立した店舗でなくカウンターばかりのスペースながら     軽く立ち寄っておいしいコーヒーを味わえる貴重な存在です。     実家の風呂場が見違えるくらいに素晴らしくなりました。     最新式の湯沸かし装置にカルチャーショック。     装置がペラペラしゃべっています。これなら栓が外れて水が抜けたり、     沸かし過ぎて手も入れられないなんて失敗もなくなります。     そのまま晩になってもずっと雨でした。



11/2(日)

    今年もこの日が巡ってきました。わたしの誕生日です。     何はともあれ一年に一度自分だけの記念日は嬉しいものなんです。     御影に出かけました。     おめかし気分で"御影高杉"でバースデイ記念にケーキを食べようと     思ったのです。以前何度か気になりながら通り過ぎていた店舗は     改装したらしく二階にもサロンを構えた高級感漂う建物になっていました。     普段はチーズケーキかムース系のケーキを選んでいるのですが     せっかくなので苺の乗ったショートにしようか悩んで同じ苺を使った     フレーズにし、季節限定のロイヤルミルクティ・ロゼと一緒にいただきました。     ケーキはバナナのアイスクリームを添えてテーブルに運ばれてきました。     ニコニコしながら口に。これぞ正統派の味!      わたしにしたら少し甘めだけど高めの値段も納得の夢見心地でした。     そして足を伸ばして"ダニエル御影"にも寄ってケーキをテイクアウト。      こちらは解説すると複雑なつながりなので省略しますが、     随分昔から知っているところ。ムース系はどれもハズレがありません。     今回買ったのはクレープ生地で包んだムースに洋酒を利かせたものと     ブルーチーズを練り込んだパン。     ここでまた満面の笑みが止まりそうにありません。     ディナーに奮発して飛騨牛のフィレ肉を焼いて食べて記念行事は一通り終了。    



11/1(土)

    昨日やりとりしたお客さんの中に気になった苗字の方がいました。     今度ご本人に確認してみようと思います。     出身は愛媛じゃないですか?       愛媛特有の苗字は結構わかりやすいです。     越智、兵頭、白石、土居、真鍋(眞鍋)はまさにそう。     (タレントの眞鍋かをりさんもやはり愛媛出身でした。)     本人たちに自覚がない場合が多く、こちらから尋ねて驚かれることしばしば。     ここから親近感が湧いて親しくなることもありました。     島根特有の苗字もあります。     勝部、福間、石飛などがその代表です。     わたしの苗字も愛媛の南予地方ではかなりメジャーなものです。     一部九州にも分布しているそうですが、D社の同族君はそれとも     全く違うらしく、家に研究者が来たことがあると胸を張っていました。     夕方。西の空は散らばった鱗雲にオレンジ色した夕日が反射して     とてもきれいでした。      その景色を眺めながら妹の家に行き、晩御飯を一緒に食べ、     エリンギのおいしさに病みつきでした。


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