遠山茂樹作品集・アートワークス編
遠山茂樹作品集の最終巻は12の作品のアートワークス!



数々のナムコ伝説の裏に遠山茂樹あり!
遠山氏の手元には30年余に渡って描き綴られたイラスト、ラフ、メモ書きが残されていた……。
個人保管していた、それらは物凄い風圧を感じる程のエネルギーを放ち、
これをまとめて遠山茂樹作品集・アートワークス編を編纂しました!
遠山作品の本然とは何であったのか?を読み解く最後の鍵はアートワークスです!!

特別寄稿は元ナムコ取締役の田代泰典氏にお願いし、ナムコと遠山さんとの関係を振り返る文章を寄せて下さいました!



掲載作品(概要):●マッピー●マッピー●ゼビウス●ピクパク
●スターラスター●サンダーセプター●キュージくん●ファイナルラップ●ウイニングラン
●ギャラクシアン3●ファントマーズ●プロップサイクル
●遠山茂樹イメージボード集●スペシャルインタビュー
●特別寄稿:田代泰典


●赤字=ゲーム
●青字=ロボット●緑字=その他

コミックマーケット86にて頒布開始!
※コミケ特典として遠山さんが2013年に新たに描き下ろした
敵戦闘機『タルケン』の裏面イラストが付属します。1日目&3日目共、全冊に特典として付きます!


1日目・2014年8月15日(金)
ゲー夢エリア51
スペース(東・A-52b)

3日目・2014年8月17日(日)
焼蛙禁止
スペース(東・コ-28b)

 

遠山茂樹作品集・アートワークス編



遠山茂樹作品集・アートワークス編は現在もバンダイナムコゲームスに於いて、
第一線のクリエイターとして活躍する遠山茂樹氏の資料画集。
本書はインタビュー
【前編】【後編】で断片的に掲載されたイラストやラフに特化した内容となり、
マッピーからプロップサイクルの12の作品を全
246ページで氏の遊びの足跡として振り返ります。


解題/REVIEW

遠山茂樹作品集・アートワークス編では12の作品のアートワークスを掲載する前に
『解題』と題した1作品につき
4ページ(合計44ページ)の論評ページが挿入され5つの章に分けて作品の深層を読み解きます。



@物語の概要では、作品にまつわるオフィシャル設定・物語を掲載しました。
A制作の経緯では、作品が誕生する経緯を解説し、取材での情報と資料を元に考察しました。
B作品解説では、ゲームシステムや枠組みをオフィシャル情報から抜粋しました。
C総評では、全体的な作品の評価を総括し、スタッフ編成に関する情報や特徴的な事柄をピックアップしました。
そして、Dデザイン解題では、遠山茂樹がもたらしたデザインワークスから作品を読み解きます。



マッピー/MAPPY
(1981年10月&83年5月作品)




マッピーのオリジナルはゲームではなくロボット。そして、そのデザインをしたのが遠山さん。
ロボット製作部隊事業課でデザインした迷路脱出ロボット・マッピーがゲーム化されることになり、
オリジナル版のデザイナーとして召集され、ゲーム版マッピーのキャラクターの方向性を決定する数々のデザインを描いた。
(最終的には後にリブルラブルなどのデザイナーを務める新人の多賀千鶴氏にバトンタッチした)
又、ゲーム版のキャラクターデザインと並行作業でロボット版のグッズ制作も行った。



ゼビウス/XEVIOUS
(1983年5月作品)



ロボット製作部隊事業課からデザイン課に異動して初めてデザインしたのがこのゼビウス。
全メカデザインを詳細なアートワークと解説でゼビウスメカの魅力の深層に迫ります。
当時のゲーム誌すらも未掲載であった、現存する下描き・ラフなど余す事なく掲載し作画手順を解き明かします。



ロボットバンド・ピクパク/PiCPAC
(1984年11月作品)



数多くのロボットを制作したナムコのアミューズメントロボットの集大成となったのがピクパク。
昆虫をモチーフとした各ロボットのデザインワークス及びロゴデザインの変遷を追い、
早すぎたロボットバンドの魅力を再発見して行きます。



スターラスター/STAR LUSTER
(1985年12月作品)



ゼビウス以来のSFメカデザインで最初で最後のファミコン作品。
20稿にも及ぶガイアのラフスケッチや全敵メカデザインのイラストも完全収録しました!
本作ではドット打ちとパッケージのボックスアートも手掛けました。



サンダーセプター/THUNDER CEPTOR
(1986年7月作品)



マイシップ・サンダーセプターのラフ案から完成イラストまでを網羅。
勿論、敵メカデザインも完璧に収録し、ドットパターンも併せ本作の敵の魅力に迫る。
詳細な敵エイリアンの姿形を現した設定画は本邦初公開!数々のロゴデザイン案も全て収録しました!



キュージくん/QG-O3
(1986年10月作品)



90年代前期までナムコ本社の1Fロビーで活躍した給仕ロボット・キュージくんも遠山さんのデザイン。
硬質なSFメカデザインから柔らかな情緒ロボットまで多才な振り幅を見ることで、
知られざるキュージくんの魅力に迫ります!



ファイナルラップ/FINAL LAP
(1987年12月作品)



初の通信対戦機能を搭載した画期的レースゲーム、ファイナルラップではキャビネット(筐体)デザインを担当。
この時代のゲームセンターの点景ともなった同筐体を遊ぶプレイヤーの姿をどのように設計したのか?
30稿にも及ぶ筐体デザインで、キャビネット(筐体)誕生の軌跡を読み解きます!



ウイニングラン/WINNING RUN
(1989年2月作品)



国産初の3Dポリゴン・レースゲーム、ウイニングランでもキャビネット(筐体)デザインを担当。
初のポリゴンを使ったフラッグシップ的マシンという事で、DXではそれまでに考えられない複雑な形状のデザイン画を描き、
SD筐体と併せて現存する筐体ラフ案をほぼ収録しました!
シミュレーション・カプセルを思わせる未来的ゲームマシンは如何にして誕生したのかを読み解きます。



ギャラクシアン3/GALAXIAN3
(1990年4月作品)



ギャラクシアン3のシステムデザイン、メカデザイン、グラフィックデザイン、ロゴデザインを余すと所なく収録!
UGSFシリーズの起源にして、その中心人物である遠山茂樹が本作に与えた影響を事細かに見て行きます。
又、絵コンテ集・イメージボードも掲載し、多角的にギャラクシアン3の魅力に迫ります。


ファントマーズ/PHANTOMERS
(1992年2月作品)



ワンダーエッグのアトラクションにして、初の企画作品がSFXシューティングゲーム、ファントマーズ。
舞台デザイン、装飾デザイン、キャラクターデザインでファンタジーな世界を創りだした。
ユニークなキャラクターたちも見逃せない作品で、メインキャラ、敵キャラの詳細なスケッチを初公開。
絵コンテは実際に製作されたアニメと共に内容を比較し振り返ります。



プロップサイクル/PROP CYCLE
(1996年7月作品)



遠山茂樹自身が最も思い入れがあり、氏の集大成とも呼べるゲームがプロップサイクル。
メカデザイン、キャラクターデザイン、世界観設定では全マップの設定や見所を各ステージ4ページずつ掲載!
詳細なインタビューと共に絵コンテや幻のボスデザインなどを紹介し、
プロップサイクルの設定資料画集と呼べる内容になりました。



遠山茂樹イメージボード集
Shigeki Toyama Image Board


その他、巻末には『遠山茂樹イメージボード集』を収録。
イメージボード集は『ロボット』『スクラップブック』『アナログゲーム』『ビデオゲーム』『イラストカット』
『似顔絵』『オマケ』からなり、遠山茂樹の数々の非公開イラストや社内報で発表したイラストを大公開!

更に遠山茂樹自身が遠山茂樹作品集を振り返る
スペシャルインタビューを収録!
決して過去を振り返らなかった遠山さんが自身の過去と未来、ナムコ、遊びについて想いを語ります。

スペシャル寄稿は元ナムコ取締役で花博版ギャラクシアン3のプロデューサー:田代泰典氏にお願いしました。
【前編】を読んだ方ならご存知のように田代さんは遠山さん入社に際しての面接官を担当した人物。
ロボットを共に作った事業課時代、ギャラクシアン3の回想録はナムコファン必読の内容です!

巻末には遠山さんの遊びの軌跡がひと目で分かる『
遠山茂樹フィルモグラフィー』を掲載しました!


全246ページのフルスケールでお送りする、遠山茂樹作品集の最終巻にご期待ください!



委託取り扱い店舗


●ゲーム探偵団(通販可) 、 ●うら・ぱしゅと(いろいろや ひげねこ堂・通販も可)、
●COMIC ZIN(秋葉原店・新宿店・通販も可)、●高田馬場ゲーセン・ミカド、
●まんだらけ通販も可)●BEEP(通販も可)、●メディアマックスゲームス、


      

        


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