約束の時間までに少し間があったので、久しぶりに床下に潜ってみた。3年と2ヶ月ぶりに見た床下は砂ぼこりが増え、茶色く汚れた気がした。換気口から常に新鮮な空気といっしょに砂ぼこりも進入してくるのだろう。仕方ないと思える。
妻に床を踏んでもらい、音の鳴る様子を確かめた。床下で聞く音は上で聞くよりかなり大きかったが、金属束がきしんで鳴っているというよりももっと上の方で木と木がこすれ合って鳴っているような気がした。大引きと根太の間にすき間が空いてこすれ合っているのではないだろうか。
金属束は約90cmの間隔で設置されているが、この間隔をもっと狭めればよいのではないのだろうかと思った。つまり、束と束の間にもう1本束を入れたら少しは違うのではないだろうか。
11時半頃、Kさんと現場監督のYさん、それともう一人、年配の監督Mさんの3人が来てくれた。そしていつものように束の長さを調整した。
監督Mさんが言うには、束の長さが揃っていなくて大引きが少しゆがんでいたのを束の長さを揃えて修正したということだった。これで一応床鳴りは収まった。
ただ、私は、さきほど考えた束を1本追加するという案を提案してみた。そうしたらすぐにやってくれることになった。こういうところの行動は素早い。
すぐにKさんが資材を手に入れて、さっそく床下に取り付けてくれた。リビングに全部で9本だ。写真の中で黒い束が追加されたものだ。これで床はかなり補強されたと思う。これで様子を見てみよう。