前回の工事で一応の解決を見た……
……と思われた床鳴りだったが、2日たって今度はリビングの真ん中が鳴るようになった。
ちょうど別の用件でKさんがうちに来たので、そのときに「また鳴り始めてしまいました」と伝えた。Kさんが言うには「こんなにひどいのはうちだけだ」そうで、他の家では床鳴りの訴えはそれほどないのだそうだ。
リビングの真ん中というとよく通る場所ということもあり、早急に対処してくれることになった。4月3日の土曜日はどうかというのでその日にお願いすることにした。
当日は、現場監督のYさんと、その上司らしい人(名前は聞かなかった)との2人で見えた。実は今まで書かなかったが現場監督のYさんは監督としては非常に若い方である。その上司らしい方が指示を出し、それにYさんが従うという形で作業を進めていた。
前回の工事で隅の方の金属束を上げたので、相対的に真ん中が下がったのが原因であろうという。まあごく当たり前の話で何の不思議もない。前回工事終了時には、鳴らなかったのが不思議と言えば不思議だが、鳴らなかった以上の対処のしようもなかった。この点(前回の工事の時に調整できなかった点)に関しては何の不満もない。むしろ今回対応が早かったことを感謝したいくらいである。
作業内容は、前回と同じである。金属束を調整して鳴らなくするという作業である。
これで床鳴りは治まった。ただ、別の種類の音がする。
最初の床鳴り解消工事のあとから始まったピキッピキッとかミシッミシッという音だ。実はこれは当初から解消できず、半分あきらめていたものである。聞くと、床板と床板がこすれ合っている音だという。通常、釘を打ち付ければまず解消するだろうとのこと。ただし我が家は床暖房が入っているため、むやみに釘を打つわけにはいかないということだった。
そこで木工用ボンドを擦り込んでみようということになった。床板のすき間に木工用ボンドを擦り込み、表面はぬれぞうきんで拭く。そうやってすき間からボンドをしみこませていく。果たして効果があるのか?
結論から言えば、効果は今のところない。残念ながら。
ただ木工用ボンドを買ってくれば自分たちでもできる方法なので、どうしても気になるようだったら自分でやってみようと思う。
しかし、床鳴りというのは難しいものだ。前に大工のSさんが言っていた根太の間隔の広さが根本的な問題なのではないか。今ではそんな気がする。我が家は45cm間隔だが、やはり30cm間隔の方がよいのではないだろうか。これは設計の段階でどうこうする話なので今更言っても遅いのだが……。
今後また不具合が起こったら来てもらえるということなので、それまで様子を見ることにしよう。なお、和室の床鳴りは前回の工事以来起きていないのが幸いである。