平成15年11月2日(日) ウッドデッキを塗り直す

◆木はメンテナンスが必要

 ウッドデッキはメンテナンスが必要だということはあちこちで言われています。デッキを作る時、材料を木ではなく樹脂製のもので作ることも考えました。樹脂はほぼメンテナンスフリーで何年たっても製作時の状態が保たれるそうです。ただ以下のデメリットもあります。

  1. 金額が高い。木の1.5倍から2倍程度する。
  2. 外見は限りなく木に近いが、やはり樹脂であるので、乗るとギシギシと鳴ったりして木の感触とは違うものがある。

 金額と感触の点で、樹脂はあきらめました。で、メンテナンスをしなければなあと思いながら、時間が過ぎていったのです。

 ウッドデッキのメンテナンスに関しては、以下のことがわかりました。(中川木材産業株式会社のホームページより。詳しくはこちら

  1. 1年に1度ぐらいは塗り替えが必要!
     紫外線などにより経年変化が生じますので、塗り替えが必要です。こまめなメンテナンスはデッキの耐用年数を大きく左右します。

  2. 塗り替え作業は簡単!
    1. 水洗いにて、汚れを落とし、よく乾かします。
    2. 塗装用手袋をはめ、ハケもしくは、ウエス(不要になった綿の布)にたっぷりの塗料 をつけ、床は雑巾がけの要領で塗ります。
    3. 塗った後の余分な塗料は、ウエスで拭きとるときれいに仕上がります。

  3. オイルステン系塗料で…!
     屋外用オイルステン系塗料(ホームセンターで手に入るキシラデコールなど)は、浸透性が高く、木材の通気性を保ち、古くなっても塗装に干割れを生じることはありません。塗膜のつくるニス・ペンキによる塗装は、絶対に避けてください。

◆我が家のデッキは生後1歳半

 我が家のウッドデッキは作られてからすでに1年半が経過しており、メンテナンスは急を要する課題になっていました。

 とりあえず、塗料の塗り直しを始めようとようやく思い立ちました。が、肝心の塗料の色さえ分かりません。施工してもらったジョイフル本田に連絡して、色を問い合わせましたが、記録には残っていないということでした。

 仕方なくデジカメ写真に撮り、色を実際に近く見えるようレタッチソフトで修正し、それをジョイフル本田のガーデンセンターに持ち込み、尋ねてみました。
 その結果、色は「チーク」であろうということが判明しました。このチークを製作時は10リットル使ったということでした。


◆キシラデコールは高い!

 その塗料は、何というのかと聞いたら、「キシラデコールのチーク色を10リットル」と売り場に言って買ってくれとのことでした。さすがというかやはり「キシラデコール」なのだなと思った次第です。

 で、10リットル買おうとしたのですが、けっこう金額が高い!そして10リットル缶などはない。仕方がないので、1.4リットル缶と7リットル缶を買いました。結構な金額でした。


◆さあやるか!一気に片づけよう

 前日に、水洗いをすませておき、この日(11月2日)、天気が良かったのを幸いにいよいよ始めました。まず、1.4リットル缶を開け、手すりから塗り始めました。

 最初は、思ったよりサラサラしているなというのが印象でした。やはりペンキではないのだなと思いながら、塗りやすく作業ははかどりました。

 ただ、中腰の同じ姿勢で作業していると、体が痛くなってきます。姿勢を適宜変えながら、ここは一気にやってしまおうと思い、途中で休憩は入れずにかんばりました。だんだん塗料が濃くなってきた気がします。最初の混ぜ方が不十分だったのかわかりませんが、もう後には戻れないので、そのまま一気にやってしまいました。塗料がちょっとドロドロ気味になっただけで、塗り終わった色はほとんど変化なかったので、よかったです。


 しかし、なんと結局1.4リットル缶ひとつ使っただけで終わってしまいました。製作時の10リットルとはいったい何だったのか?

 思うに、私が塗り直したのは、デッキの表面の見えるところだけです。10リットルというのは裏側、隙間、その他あらゆる場所まで塗る場合なのではないでしょうか?
 このことを知っていれば、7リットル缶は買わなかったのになあ。まあ、次の塗り直しまで取っておくことにします。

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