入居したのは12月、冬の寒い時期だったので、シャワーは常にお湯しか使っていませんでした。
暖かくなってきて少し温度を下げて使おうと、温度調節のつまみを「冷」側に回したのですが、温度がほとんど変わりませんでした。実際には、「ほとんど」というのは気のせいで「まったく」変わらなかったのです。
それどころか冷側に回して行くにつれてだんだん水量が減っていき、いっぱいに回すとほとんど水が出なくなってしまいました。これはおかしいということで、調べてみることにしました。
蛇口の近くに「ゴミなどを濾過するストレーナという部品を時々清掃してほしい」という注意書きが書かれたシールが貼ってありました。その通りにねじをはずし、蛇口を取り外してストレーナを取り出し、掃除してみました。ほとんど汚れていない感じでしたが一応やってみて、元通りに組み直しました。
これで直るかちょっと不安でしたが、案の定ダメでした。仕方がないので連絡を取り、来てもらうことにしました。
当日はピノホームが手配してくれた水道屋さんが来てくれました。私と同じように蛇口を分解し、同じような作業をしました。私と違うのは蛇口をひねってみて、お湯側の管からはお湯が出ることを確認し、水側の管からは水がほとんど出ていないことを確認したことです。
結局、水側の管の出口付近に綿状のゴミが詰まっていて水がほとんど出なかったのが原因でした。水道屋さんは、指をつっこんでゴミをほじくりだしました。けっこうたくさん詰まっていましたが、これを取り除くことによって水が通常通りに出るようになりました。
水道屋さんが言うには、検査をしたときにお湯または水が出ることを確認はするが、それ以上の確認はしないということ。今回のように片方だけ出るような場合には検査を通り抜けることもあるということでした。
まあ、直ったので良かったです。