「フォトアルバムへ」というリンクを表す文字の前に何か絵を付けようと思い、カメラの絵を付けることにした。最初は、普通に絵を張りつけたのだが、どうも長方形の背景があってイマイチの感じだ。ホームページの作り方の本を読むと、透過gifというのがよく出てくる。これを使えばグラフィックの輪郭が背景とうまくなじむというので、さっそく手持ちのグラフィックソフトであるUleadのPhoto Impact7を使って作ってみようとした。
ところがこれがあまり使いやすくないので困った。マニュアル通りに操作しているつもりなのだが、どうもやり方がよくないのか何度やってもうまく作れない。だいたいPhoto Impactのマニュアルには「透過gif」という言葉が使われていない。巻末の索引にもそういう言葉は載っていない。「透明な背景がなんたら」という言い方である。何度か悪戦苦闘しているうちに、一回だけ成功した。「やっとできた!もう一度手順を確認しておこう」と思い、再度挑戦した。ところがまたどうやってもできないのである。
本屋に行っても解説本がほとんどない。やっと一冊だけあったので、中身をパラパラっと見て買ったのだが、これは全然使えなかった。透過gifについては全然触れていないのである。
Photo Impactってけっこうマイナーなソフトなのだなあとため息をつくしかなかった。
私がなぜこのソフトを購入したかといえば、それはexif情報が保存されることが確認されていたからなのだ。グラフィックソフトといったらAdobeのPhotoShop系が定番なのは知っていたが、これを使って保存するとファイルからexif情報が失われてしまう。最新バージョンのPhotoShop7はどうなのか知らないが、少なくてもバージョン5はそうだった。私は撮影日時とjpegファイルの更新日時をそろえておきたいので、撮影情報を保持しているexif情報が失われてしまうのはいやだったのだ。
ちなみに私はjpegファイル内部のexif情報を読みとって、ファイル更新日時を撮影日時にそろえるソフト(De4Exif)を使っている。
で、このままじゃどうしようもないので、PhotoShop(Elements 2.0)を購入するしかないのかなあと考え始めていた。もしかしたらexif情報を保持してくれるようになっているかもしれないという希望を抱いて情報を求めた。あちこち見ているうちにkakaku.comの掲示板にexif情報も失われないという書き込みがあるのを見つけた!これで大手を振って購入できると思い、さっそく次の日に購入した。これで透過gifを作ってみたらあっさりできてしまった。やれやれ。よかった。