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たいらじょう |
平城 |
別称:龍ヶ城 |
所在地:福島県いわき市平字旧城跡 |
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形状 |
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平城 |
史跡指定 |
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国特別 |
○ |
平山城 |
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国 |
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山城 |
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都道府県 |
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陣屋・館 |
○ |
市町村 |
遺構 |
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建築物 |
天守閣 |
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現存 |
○ |
石垣 |
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復原 |
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土塁 |
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外観復原 |
○ |
水堀 |
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復興 |
○ |
空堀 |
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模擬 |
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塗師櫓石垣(撮影年月 H19・3) |
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現存建築物 |
国宝 |
なし |
国重文 |
なし |
都道府県指定 |
なし |
市町村指定 |
なし |
その他 |
なし |
復元建築物 |
なし |
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アクセス |
公共 |
JR常磐線いわき駅下車後徒歩5分 |
車 |
常磐道いわき中央ICから国道49号線、左折し国道6号線 |
ミニ情報 |
住宅街の中にぽつんとあります |
地図情報 |
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城略史 |
いわき地方は、平安時代から岩城氏が領し、北の相馬氏と争いまた伊達氏や佐竹氏とも、婚姻関係を結んだり対立しながら戦国時代末期をむかえます。岩城氏は佐竹氏との連携を強めますが、岩城親隆は天正18年(1590)鎌倉で客死し、遺領は佐竹氏の支配下におかれました。しかし、関ヶ原合戦で出羽に転封され、後には鳥居忠政が10万石で入封しました。鳥居氏が元和8年(1622)山形に転封してからは、内藤氏、井上氏と続き安藤氏が5万石で入ってからは幕末まで存続しました。
城は好間川と夏井川合流点南方丘陵に築かれた平山城で、石垣は虎口に造られ、堀は多くが水堀でした。明治維新の際い安藤信民は奥羽越列藩同盟に参加し、新政府軍から攻撃目標とされたため降伏し、明治6年廃城と決まりました。
(参照「国別城郭・陣屋・要害台場事典(東京堂出版)」) |
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主な見どころ |
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↑空堀:住宅街の中にひっそりと沈んでいるので、注意しながら歩かないと見落としてしまいます。近くに石垣がなければ、まったくそれと気づかないことでしょう。 |
↑石垣:遺構らしい遺構の唯一のもの。しかし、非常に素晴らしい。住宅街にいきなり現れるので驚きます。しかも案内板もないことから、城に興味のない人は完全に通り過ぎることでしょう。 |
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↑水堀@:公園として整備されています。深い谷底のような場所に横たわり、往事は相当の規模であったことが想像されます。 |
↑水堀A:幅も広く、壮大な水堀であったことでしょう。しかし、探訪した日は他に誰もおらず、寂しい限りでした。 |
探訪年月 |
@H19・3 |
併設・周辺資料館 |
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参考見学所要時間 |
約0時間30分 |
お薦め度 |
私見 |
城跡といっても、石垣が1箇所と、内堀の跡と言われる公園のみで風情は感じることは出来ません。しかし、石垣の存在は輝いています。住宅街の中に忽然と姿を現すその勇姿は、いい意味で期待を裏切られ少なからず驚きを感じることと思います。城跡としての案内板もなく、整備されているとは言えませんが、石垣を探し当てるのも一興かも知れません。 |
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城郭ファン以外も必見 |
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見逃せない対象です |
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城好きは行きましょう |
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予備知識がある方は・・ |
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マニア向け |
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初版20070909 |
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