トップ>メニュー北海道・東北地方白河城
しらかわじょう
白河城
別称:小峰城
所在地:福島県白河市字郭内
形状 平城 史跡指定 国特別
平山城
山城 都道府県
陣屋・館 市町村
遺構 建築物 天守閣 現存
石垣 木造復原
土塁 鉄筋復原
水堀 復興
空堀 模擬
復元御三階櫓と前御門(撮影年月 H18・7)
現存建築物 国宝 なし
国重文 なし
都道府県指定 なし
市町村指定 太鼓櫓(移築)
その他 なし
アクセス 鉄道 JR東北本線白河駅下車後徒歩すぐ
東北自動車道白河IC
ミニ情報 駅の目の前にある城です
地図情報
城略史   鎌倉時代から白河一帯を支配していた結城氏は、戦国時代には衰退し、小田原攻めの際の豊臣秀吉への拝謁が遅れ没落した。
 以後は、会津を領した蒲生氏郷の領地となり、上杉景勝、蒲生秀行と領主は替わるが、あくまでも会津の支城という位置であった。
 寛永四年(1627)、蒲生氏が断絶した後は丹羽長重が白河に入封し、今に残る白河城を築城した。上杉氏や伊達氏に対する抑えであった。完成には四年の歳月が費やされたようである。
 丹羽氏が二本松へ転封してからは城主は目まぐるしく替わるが、慶応2年(1866)に幕府領となり、戊辰戦争の際にも城主が居なかった。
 明治6年に廃城となるが、同9年に存城となり陸軍省が管理した。
主な見どころ
↑水堀と石垣:白河城の魅力のひとつに、古城のような雰囲気があげられる。地形を利用した自然な水堀と石垣がよく似合う。
↑石垣@:もうひとつの魅力が石垣。見て下さい!この造形美。 ↑石垣A:東北の城といっても、この石垣を見ただけでは信じられないくらい素晴らしいですね。こんな虎口があるなんてきっと、官軍も驚いたことでしょう。
↑石垣B:しつこいようですが、「素晴らしい!」 ↑復元三重櫓と前御門:本丸から撮影。いかにも難攻不落な構えであるが、戊辰戦争ではあっさり官軍の手に渡る。しかし列藩同盟は取り戻せなかった。列藩同盟が一枚岩でなかったからで、城の欠陥が原因ではないはず。
↑三重櫓内部:ご覧のとおり、完全木造。詳しくは探訪してのお楽しみですよ。 ↑三重櫓からの眺望:すぐ目の前を線路が横切ります。手前は前御門になります。
探訪年月 @H8・9AH9・9BH10・8CH18・7
併設・周辺資料館 城内に白河集古苑
開館時間:9時00分から16時30分(入館は16時まで)
料金:310円
休館:月曜日、祝日の翌日、年末年始
рO248ー24ー5050
参考見学所要時間 約2時間00分(資料館を含む)
お薦め度 私見   見所は木造による復元三重櫓です。やはり木造による復元は、コンクリートと異なり趣が良い。しかし白河城の最大の魅力は石垣。東北地方では石垣の城を探すのは大変だが、この城の石垣は非常に美しい。遠目から見ると、またひと味違ってさらによい。石垣の好きな私にとっては、たまらない東北の名城です。
城郭ファン以外も必見
見逃せない対象です
城好きは行きましょう
予備知識がある方は・・
マニア向け
公式サイト
参考サイト
初版20061200
戻る