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ごりょうかく
五稜郭
別称:亀田役所・箱館奉行所
所在地:北海道函館市五稜郭町
形状 平城 史跡指定 国特別
平山城
山城 都道府県
陣屋・館 市町村
遺構 建築物 天守閣 現存
石垣 復原
土塁 外観復原
水堀 復興
空堀 模擬
(撮影年月 H15・7)
現存建築物 国宝 なし
国重文 なし
都道府県指定 なし
市町村指定 なし
その他 兵糧庫(復元修理)
アクセス 公共 JR北海道函館本線函館駅下車〜バス又は函館市電五稜郭公園駅下車徒歩
ミニ情報 有名な五稜郭タワーは新しくなりました。
地図情報
城略史
  函館山から約6q離れた市内の中央に位置します。武田斐三郎の設計による、日本で初めての西洋式要塞です。五稜郭を造るときの最初の計画では、5カ所に半月堡を築く予定でしたが、資金不足のため断念され、結局今に残る1カ所のみしか築かれることはありませんでした。安政5年(1858)には堀と土塁は完成したのですが、厳冬のため壁が崩れ落ちる等の被害がでたため、安政6年からは石垣を積む工事が始まりました。そして元治元年(1864)に一応の完成をみました。函館奉行が置かれた場所であり、五稜郭というのはあくまでも通称です。
 明治元年、榎本武揚率いる旧幕府軍が占領し戊辰戦争最後の舞台となり、函館戦争が始まります。しかし戦争は旧幕府軍の敗色が濃厚となり、新政府軍に降伏し、明治政府に明け渡すこととなりました。その後は陸軍省の練習場として使用され、大正3年からは公園として一般に開放され、現在は国指定史跡で桜の名所となっています。
主な見どころ
↑五稜郭模型:奉行所がシンプルに配置されていてようです。それにしても殺風景な・・・(五稜郭タワー内の展示模型) ↑タワーからの眺望:写真左側には、防御のため土塁が補助的に築かれていました。もちろん効果はご存知のとおりです。
↑石垣:石垣上部にかえしがあるのが大きな特徴です。こちらもどれ程の効果があったものか・・・。石垣の積み方はおもしろいですね。 ↑水堀:ほとんど「やけ」のような水堀が現存。大砲などの近代戦を想定してるわりには、なんてちゃちな防御でしょうか。
入場券・パンフ等
入場券:旧五稜郭タワーの入場券です。これから貴重なものになるでしょうか? パンフ:五稜郭タワーで手に入るタワー発行のパンフ。観光客向けですので簡単な説明のみです。
探訪年月 @H15・7
併設・周辺資料館 郭内に市立函館博物館五稜郭分館
開館時間:4月〜10月 9時00分から16時30分
11月〜3月 9時00分から16時00分
料金:100円 
休館:毎週月曜日・毎月最終金曜日・祝日
 
参考見学所要時間 約1時間30分(博物館を除く)
お薦め度 私見  はじめに五稜郭タワーから眺め、それから歩いて一周すると良いでしょう。思いの外、小規模なことに驚くはずです。素人目から見ても、中途半端な感じは否めません。
 跡自体は散策にも良く、遺構も良好に保存されているといえます。実戦に使われた西洋式稜堡を是非体験してみて下さい。
城郭ファン以外も必見
見逃せない対象です
城好きは行きましょう
予備知識がある方は・・
マニア向け
公式サイト
参考サイト 五稜郭タワー公式サイト
初版20061200
二版20060406
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