健康作法その2 衣食住から医食住へ

  やさしい話から、すると、

 衣食住は聞きなれた言葉だけど、医食住、は変換ミスの間違いじゃないの?と思うでしょうが、今の日本では、衣食住が大事、などというのは、もう古い、ふるい。
 だって、あなたのまわりで、衣類不足などで困っている人なんか居ますか? 居ないよねぇ、、。 ま、トレンディーなファッションは楽しみたいけど、、、その話は私の世界じゃないので、ここではパスです。
 なぜ、医が大事か。 昔と比べれば、日本には立派な病院がたくさんできたし、内部には難しい機械がたくさん有るようで、なかなか頼りになるんじゃないか?、と皆さんが思っているほどではないようで、しょっちゅう医療事故やタライ回しがニュースになるようだけど、いったいどうなってんのよ?
 実は、私も医療専門じゃないので直接は経験してませんが、医者、看護師、物理療法師、医薬業界、元厚生省官僚、医療機器製造業、健康出版などに友人がいるので、かなり色々な裏話は聞けます。
 私自身でも、医療機器販売・管理者、家庭物理療法師でもありますので、普通の人よりは、多少、そのへんの知識はあります。
 ま、そんなこんなで、話を聞いてますと、昔からいい加減な医者や医療機関は有ったのだろうけど、ちかごろは難しい医療機器がたくさんできて、副作用が強い薬をいろいろ飲まされたり (私は薬を使わないので、よく分からないが、全然効き目のない薬を長期間飲んでる人も多いらしい)、入院の紹介が有る無しで対応が違ったり、なんてことがあると、やはり平和に生きていくためには、かなりその道の知識があった方が、損得に大きな差が出るようですよ。
 ということで、自分で勉強しておいた方が良いらしい、ですよ。

  
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もっと、知りたい人は、次へ。

 衣類はあまり健康上の問題になりませんが、大事なことに変わりはありません。 しかし、幸いなことに衣類が原因で健康上の大問題になったということはきいたことがありません。 それと、現在の日本では衣不足で困っているという話もほとんど無く、日本ではあまり重要ではなくなったので、簡単に済まします。
 ほとんどの人は下着は木綿だと思います。 ただし、女性の下着は別です。なぜなら下着本来の目的である保温とは目的が基本的に異なるからです。
木綿は汗などの吸湿効果があり、かつ安いので一番ですが、保温という意味では、羊毛、絹が上手(うわて)ですが、高価です。
 ということで、天然繊維が体に一番です。化学繊維は体を冷やしてしまう傾向があります。 最近は遠赤外線繊維も出ていますが、私は試したことがありませんので、どの程度効果があるか、分かりません。
 知人の話では、かなり暖かくて良いとか。

 衣に限らず、身に付ける物、室内などの身近に置くもの、別に述べる化学薬品・合成樹脂類なども、極力天然素材に限った方が良いようです。 ある大学の建築学の研究室でも極力天然素材による建築、壁・柱・床・特に内装の一切、を研究しているそうです。 私も学生に入れ知恵して成果を期待してます。
 しかし、研究成果が世の中に発表される前に、我々は率先して自分で考えて、自分で家の中に化学物資を入れず、置かず、極力外へ出すようにした方が良いと思います。 学者の研究よりも、現代では自分の感性をもっと大事にすべきです。 詳しくはまた別に書きます。

 現代では、衣、よりも、医、が大事ということで、医食住の医食は、今や常識になった医食同源と同じような意味です。
 しかし、私の言う医食は、現代では医学情報は図書・報道・インターネットでふんだんに入手出来るので、自分で医学情報を学ぶべきなのであり、食と共にあるべき医学をも同時に身につけましょう、という意味での、医食住です。
 高齢の医者に言わせますと、「最近の患者は生意気だ!」 とおっしゃる方も居ますが、変な医者や不十分な医療体制が話題になる現代では、自衛上、医学知識、医療制度の知識も持っていないと、とんでもない被害にあう時もあります。*1
 だいたい、専門家が素人に意見されて、ウロウロしているようじゃ、とても専門家とは言えませんからねぇ。
 私の知人でも、とんでもない目に遭って亡くなった例も複数あります。 御遺族には、「告訴すれば勝てますよ」 と言いましたが、一般的にまだまだ告訴する例は少ないようです。 でも、入院や告訴以前に、新しい医療情報を入手したり、人に相談することも大事な時代だと思います。

 革新的な医療制度をどんどん採用する医療・介護機関と、保守的というか、保身的な治療・介護をする機関に二極分化しているような気がしますが、それほど各種施設を多数みている訳じゃないのではっきりとは分かりません。 医療評論家に聞いてみたいところです。

 ということで、現代では 「衣食住」 よりも 「医食住」 の知識が重要になってきた、というお話でした。
 今回の話題は社会的に微妙な問題もあり、あまり詳しくは書けませんでした。 具体的な問題が有りましたら、相談してください。 必要とあれば、私の知人、知恵者などをご紹介します。 弱者は連帯しなければ勝てません。(孫子)
 
参考文献など、
 *1 「患者力を高めてがんを克服しよう、対談・鳥越俊太郎・納賀良一、中央公論2009年1月号p158
 *  私は基本的な物の考えをする時には、孫子とかクラウゼビッツの戦略論を参考とするのが好きです(チョト古いけど)。 それは、目的に応じて事実情報を集め、過去の事例から目的に応じた分析をし、現実に利用できる手段を選ぶ、ということです。
 特に、新宿救護センター http://www.jsma.jp/ で相談を受けるようになってから、問題を抱えている人の弱点は、これだ、と思うようになりました。 つまり、問題を抱えている人が自分で解決できない理由は、問題が一つか、複数か、各問題ごとに解決のために必要な情報を集めること、そして情報を整理・分析し、解決方法の候補をいくつか選択し、その中から現実的、経済的、かつ時期的に最も適切な手段を採用する、という事が出来ていない。
 これは、生活、健康などの問題に限らず、仕事にも使える常識的な方法だと思いますが、現実を前にするとなかなか実行できないかもしれません。 典型的な例が政治の世界ですね、、、社内抗争もそうかなぁ、、? だから、カウンセラーが必要となる。

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