過去問 FAQ のページです

その1  善座の療法は伝統的な東洋医学ですか?

 他のページでも色々説明していますが、私の考えでは、本来の治療は生命が元来持っている自然治癒力であり、それ以上の治療法はこの世にないと考えています。 多分、これはどんな科学者でも認める正しい事実だと思います。
 例えば、傷でも、風邪でも、癌、胃潰瘍、骨折、精神疾患、単なる疲労でも、回復するのは、その生体が元もと持っている能力次第であって、如何なる名医といえども、その生体の能力以上のことは出来ないのです。
 例外は、殺菌剤による直接有害な微生物・菌類を殺すことです。 これも殺菌剤のみの効果によるのではなく、生体の免疫力との協調の上で、回復の効果が上がってくるものです。 これも生体が弱っている時に、過剰な殺菌剤を投与すれば、患者は治るどころか副作用で更に悪化するか、最悪の場合は死んでしまいます。
 このように考えるなら、現代医学も他のあらゆる代替療法でも、その生体の能力を最大限に引き出す、というか場合によっては、生体が忘れていた能力をも思い出させて、本来のかたちへと回復の場を与えることが、医者や治療師の義務です。
 
カウンセリングのページにも書いてありますが、本人に気付かせることが回復の基本、と私は考えています。

 以上のような観点では、伝統医学も現代医学もやってることは基本的に同じであり、使っている道具や技が違うだけです。 生体の持つ本来の治癒力が正統医学であり、その他はすべて代替療法と考えていますから、現代医学も代替療法の一種であり、必要に応じ考えられる全ての手段を使うのが正しい療法と考えています。
 ですから、西洋医学、東洋医学、中医学、伝統医学などと言っても、尽き詰めて考えれば、その境界などは誰にも定義できないし、実際に病んでいる人に対面していれば、「そんなことはどうでもいいじゃないか、治れば、」と思いますし、本当に苦しんでいる人たちは、「治れば手段は何でも良い」、とはよく聞く言葉です。

 これは、社会的弱者の救済も全く同じです。 今世界には生活貧困者が20億人いると言われていますが、これらの人たちは、「助けてくれるなら、誰でもいい。共産主義者でも資本主義者でも宗教でも祈祷師でもいい。金に色は付いていない。」とはよく聞く話です。

参考文献
1.幹細胞の謎を解く アン・B・パーソン著 みすず書房
2.ムハマド・ユヌス自伝 ムハマド・ユヌス著 早川書房


その2 「気」 とは何ですか?

 これは難しい質問ですねぇ、、、難しいから質問をしたと思いますが、、。 世の中にたくさんの 「気」 に関する本が出版されていまずが、誰も正確に答えられる人は現代ではいないと思います。
 ですから、私なりの解釈というか、考えを書きます。

 まず文字ですが、気は、「氣」と書かなきゃイカーーン!とおっしゃる方も居ますがもっと元を辿れば、气であり、乞もあり、更に正しくはモヤモヤとした湯気が流れているような文字だか記号だか判然としないモノ(篆字)まで含めれば、多数あります。中国文化ってすごいですねぇ、。
 ということで、文字は、今もっとも一般的な、気 でよろしかろう。

 私が以前田舎に住んでいた時に犬を飼っていました。 人間的な判断からすると実にだらしない犬で、庭に家族が居ても知らん顔して寝ております。 しかし、家族の誰かが自動車や自転車、徒歩でも、まだ見えない県道の方から帰ってくると、小屋から起きだして、遠吠えをして尻尾を振ります。
 私の友人宅の座敷犬も、よく寝ておりますが、旦那さんが自動車で数km以内に帰って来ますと、起きだし室内を落ち着きなくウロウロします。奥さんはそれを見て食事の用意を始めると、ちょうど旦那さんの帰宅時に食事がまにあう、のだそうです。

 古い話になりますが、大東亜戦争当時(1944〜5年ごろ)ミャンマーと中国の国境付近の鬱蒼たるジャングルの中で日本とイギリスのスパイ合戦が繰り広げられていました。 南国へ行ったことのある人なら分かると思いますが、山中の細い道から一歩でも外れるととても歩けないほど植物が茂っております。 その茂みの中で先に発見した方が狙撃すれば勝ち、狙撃されたほうは死、ですから、慣れてくると数百m以上も先の敵が分かったそうです。*1

 現代の技術を用いて植物から科学的に情報を取り出そうとしたのは、1966ごろのアメリカ人、クリープ・バクスター(Cleve Baxter)かもしれない。 その後、世界中で植物に検出器を取り付けた学者は沢山居るようですが、動物よりも植物の方が敏感である理由は明確になっていません。 ともかく、馴染みのある植物は、かなり離れていても、人間の心の変化を敏感に感じるようです。
 それに植物にウソをついても見破るし、ヤラセも出来ないので、実験はやりづらいそうです。*2

 植物や犬と人間を一緒にするとはトンデモナイと思うかもしれませんが、生命は生命なりに共通するものがあり、共通の世界で生きているのであり、その共通の交信の手段が、気であると私は思っています。
 英語では、primary perception と言って、日本語にすれば、基本的な感覚、とでも言うのでしょうか。 気というよりも、分かり易い表現だと思います。

 科学機器で計測した人たちは、気とは電磁波であるとか、エネルギーであるとか、光波であるとか、色々な報告が有りますが、それぞれは正しいのでしょうが、気の全てを表現していないと思います。 私が感じますには、気は個人差が大きく、その時の体調・気分によって刻々変化しますから、これだ!と限定した定義などは今後も出来ないと思います。

参考文献
*1 秘録 特務諜報工作隊 丸山久信著 番長書房 1971年
*2 あなたの細胞の神秘な力 ロバート・B・ストーン著 祥伝社 1994年
    Cleve Baxterはインターネットで検索するとかなり沢山出てきます。
    気に関する本は多数出版されていますので、特に書きません。

その3 なぜ、気で治療が出来るのですか?

 あなたが指先にチョットした傷をしたとします。「あっ!痛い」と気づいて、出血の部分の様子をしばらく見るでしょう。たいした出血じゃなければ、やがて出血部分が赤黒い色に覆われ(血液中の血小板が集まって来たのですが、)、出血は止まります。
 その赤黒い物の下では、壊れた皮膚と血管のかなり複雑な修復作業が行われておりまして、作業の進展状況共に痛みも減少してゆきます。 この修復作業は、特急の応急作業なのでありまして、かなり雑なのです。 だから数日後、赤黒い塊が取れた後の皮膚は、やや変形・変色しており、傷跡がはっきり分かります。 そして、その部分を触ればまだ少し痛みが有ります。*1
 それから、一週間かそれ以上、あなたは傷のことをすっかり忘れて、ある日フト傷を思い出し、その跡を見ると、「あれ? どこだっけ?」と迷うほど綺麗に修復されています。 あなたの体は応急修理の後、本格修復に向けて日夜努力していたのです。 指紋のある部分でも、元通りの指紋が再生されております。 どこに指紋の形状を記憶していたのでしょうか
 その間、あなたはどうやって傷を治そうか、などとまったく考えないはずです。これは人間だけでなく、すべての動植物が共通して持っている治癒能力なのです。「なぜ、そんな能力があるの?」などと質問しないでください。私にも分かりません。

 すくなくとも、今までに解明された遺伝子学では、そのような修復マニュアルは存在しませんし、指紋パターンの記録も発見されていません。 まして取り合えず応急処置の後で、ゆっくり完璧な修理をするように、なんて命令を誰が出しているのか、今後の研究に待ちましょう。〔笑)

 さて、気、ですが、ここまで読んで、気がついたでしょうか?! 
 身体的な健康も、精神的な問題でも、気だけを単独で使うこともあります。 わずか数分で私が予期する以上に効果が表れ、性格まで変わる人がいます。 悪い方に変化することが無いことが、またまた不思議なんですが、人によっては「邪気を出したり、体調が悪いと悪い影響がある」 という人がいます。 幸いにして私の場合はそんな経験が有りません。 そして、どんな方法を取るかは、相談に来られた方の相談内容いかんです。 どうやって判断するか? それは直感としか言いようが有りません。 
 といっても、私の場合、かなりお話をしてから対応しますので、かなり論理的な面が有るんですが(元々技術屋なもんで、理屈っぽく、先生に怒られていますぅ 〜〜)、普通の人には屁理屈でしかないように思うでしょうし、また説明しても理解してもらえないでしょうと思うので、直感、と言ってます。
 もし、あなたが屁理屈が大好きな人なら直接ご説明しますよ。
 で、屁理屈が嫌いなあなたには、「なんで、そんなに気が人間改善に効果があるのか」 に対する質問には、「生命とは、そういうふうに出来ているだよ、上記の傷の修復とおなじように、」 としかお答えのしようがないのです。
 期待に答えられなくて、ゴメンネ m(_ _)m

参考文献
*1 新訂 目でみるからだのメカニズム 堺章著 医学書院刊 2007年

その4 お勧めの健康食品は有りますか?

 現代の大半の日本人には、何を食べるかよりも、何を食べないか、のほうが大事です。 別の場所にも書いてありますが、今の日本人の病気の90%以上の原因は食べ過ぎだ、と言う人もいます。 こんな統計はないので、どこまで正しいか難しいですが、自分で食べ過ぎだ、と思う人は食事の量を減らすことをお勧めします。
 特に、食品添加物の入ったもの、冷たい食品、いったん冷凍・解凍した食品、防腐剤・防虫剤をたっぷり使って遠路はるばるやってきた食品、特定成分・効果を強調した食品などを、まず避けてみてはいかがでしょう。
 更に言うなら、食品とは違いますが、家庭の中のあらゆる化学薬品(化粧品、洗剤、殺虫剤、床のワックス剤などなど)は気化して体内に吸収されます。 よその家庭や事務所へ行くと嫌な臭いがする所もあり、そこに人達に聞くと、臭いを感じない人が多いのです。
 人間の五感の中で嗅覚は最も麻痺しやすいので、異常な臭いを感じたら早めにそこを去った方が安全です。 我慢して、耐えた人たちが多数サリン事件の犠牲になりましたね。 ガス中毒もそうです。まず異常を感じたら退散して、その後に他の人たちを救う方法を考えることです。
 健康食品どころか、最近では、栄養機能食品、特定保健用食品とか、ますます色んな物が出てきて、我々消費者は混乱するばかりです。 私でも覚えられなくて、「もう、勘弁してくれよ」 という気持ちです。
 私が思うに、これらの食品は業者と役所が結託して、産業振興、消費拡大を狙っているものであり、これらから益を得る消費者はごく一部であろうと思ってますがねぇ。
 そんな物を食うよりも、納豆(添付の辛子に色んな化学物質が入っている場合が有るので要注意)、梅干し(梅酒を作った後の砂糖漬け梅干しが有るので要注意)、お茶、目刺しでもかじり、フキノトウの天ぷらを食って、日向ぼっこでもしているほうが、よっぽど健康に良いと思います。
 「それでも、健康食品!」 という人には、お勧め品が無いわけでもありませんが、その人がなぜ健康食品を求めるのか理由が分からなければ、お勧めできません。
 ゴメンネ、御期待に答えなくて、、、、

参考文献
*1 食品の裏側 阿部司著 東洋経済新報社刊 2005年
*2 千葉県高機能性食品開発事業課研究会資料「特定保健用食品
    から見た植物繊維とオリゴ糖」 池上幸江著 2009年

その5 悲しみを癒す方法がありますか?

 人それぞれ悲しみの種類、深さが違いますので、簡単に出来るとは言えませんが、自殺するしかない!と駆け込んできた人と、わずか20〜30分話をしているうちに元気になる場合もあり、顔色も変り、「分かりました、明日から元気に働きます」 とか 「そうですか、私以上の大変な苦労を背負って生きている人も沢山居るんですねぇ、、」と言いながら、笑顔になって帰って行く人もいるのを見ていると大半の悲しみ、苦しみは癒すことができると思います。
 ただひどい精神的苦しみを何年も負ってきたり、極端な精神的ショックを受けた人の場合も、回復の方法は色んな方法がありますが、時間が掛かると思います。
 私としては、他人の悲しみ、苦しみを背負うことも、また我が人生の栄養源、エネルギー源と思っていますので、これはこれで又話を聞くのが我が道なり、ですねぇ、、、・
 「全ての人はこの世を浄土として生きながらに救われる、それでなければ仏教の存在意義が無い」 と空海(弘法大師)も生前に言っていたようです。。

参考情報など
 映画「空海」 佐藤純爾監督 東映作品 1984年

その6 どんな人脈がありますか?

 私も一々チェックしてませんので、思いつくままに並べてみますと、下記のようですが、都内がほとんどです。 もし他の地方で御相談が有れば、何とかなるかも、です。
 かって中央省庁のあちこちに出入りしてましたので、その辺のノウハウは有ります。 更に、一般的な上場企業などにも多数知人が居ますが、あまり面白くないので除外します。 もと私が関係していた業界関係は除きます。
 NGO(多数)、NPO(少数)、新宿区議会議員(少数)、国会議員(多数)、弁護士、会計士、医師、石屋、飲食業(飲み屋)、手技療法師、健康食品、出版業、医療器具、坊主(葬儀屋の人脈は有りませんが、安く葬儀をする人脈はあります)、銭湯、行政書士、大学教授(各科色々)、理学療法士、提灯屋、のれん屋、右翼、左翼、豆腐屋、建築内装屋、探偵、翻訳業(英語、中国語、ハングル)、科学的風水師、起業インキュベーター、、、、、あとあまりここには書けないような人たち、とか。
 もっとあるようだけど、思いついたら追加します。
 欲しい人脈は、チンドン屋です。
 あと、募集中は屋台(おでん&ラーメン、経営&技術指導有り)の経営者(ただし、東京都新宿区内)です。

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