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湾 仔 峡 道 (Wanchai Gap Road)
湾仔峡道の地図  海抜0m+αの皇后大道(Queen's Rd.)から、一気に二百数十メートル登って、湾仔峡(Wachai Gap)に至る道。Gapはその名の通り、峠で登りきってそこに着くと先は香港島南岸から広大な海が見える。更に少し歩くと警隊博物館があり。

[歩き始め⇒] 湾仔へは地下鉄でも路面電車でも簡単に来られます。湾仔に着いたら南の山側に向かって歩けば必ず皇后大道(Queen's Rd.)に出会います。番地で皇后大道中183號から213號辺りが登り口になります。目印は、円柱形の超高層ビル「合和中心(Hopewell Centre)」と小さな小さな環境保護センターである「環保軒」です。
湾仔峡道を登り始める
 合和中心の東側にある春園街(Spring Garden Lane)から登ることをお勧めします。環保軒脇からは湾仔峡道が直接出ていますが、登り始めとしては春園街の方が楽しいのです。ビルの隙間を歩き出す最初から急上昇、そしてすぐ道は階段になってしまうのです。これで、今日は急坂だぞ、との覚悟ができます。階段を上りきると車も走る堅尼地道(Kennedy Rd.)に出るので、その道を少し歩くと駐車場ビルと高層住宅をくぐります。そこで、湾仔峡道に出ますが、早くも階段道が出迎えてくれます。ここから、湾仔峡道を一気に登る今日のハイキングの始まりです。

 階段道は容赦なく急坂で、最初のうちは右側が高層住宅ビルが続きます。湾仔峡は香港島の南北を隔てる山地にある、馬己仙峡(Magazine Gap)、黄泥涌峡(Wong Nai Chung Gap)、大潭峡(Tai Tam Gap)と並ぶ峠のひとつです。したがって、登っていくのは谷間の道となり、左側から谷間の渓流の音が聞こえてきます。
湾仔峡道 一気に登ってきましたが、海抜100mを越えてから、他の道と合流する変形十字路を過ぎると道が大きく湾曲して等高線に沿ってきます。さすがに急上昇にも限度があるということかと思います。しかし、香港のハイキング道はコンクリート舗装してあるところが多く、ここなど自然の土の道でもいいのではないかと思うのですが、それも歴史的にできてきた「クセ」のようなものがあるのでしょうか。

 周囲は緑豊かな木々に囲まれています。「下界」では忘れがちですが、香港は沖縄や台湾より遥か南、北回帰線より南の亜熱帯気候に属します。そんなことを考えながら歩いていくと高度は知らず知らず上昇し、木々の間からビルが見えてきます。さっき、下から見上げていた超高層ビルが眼下に見下ろせるなんて、不思議な気分です。山上から香港島北岸を見下ろす

 小一時間で幾つもの道が集まる複雑な交差点に出ると湾仔峡に到着。二階建て路線バスも走る司徒祓道がここから山頂道に繋がります。道路脇の小さな公園からは、今まで登ってきた更に先の南側に視界が開けてその先は海。ゼイゼイしながらも登ってきた甲斐がある景色。
 少し歩くと、警隊博物館が丘の上にあります。また登るかと溜息もでますが、もうひとがんばりして一見の価値はある博物館。

 湾仔峡からの帰路は、ピークからの路線バスがここを通るので簡単。
新巴の15番と緑のミニバス1番のいずれでも中環行きです。

2005年頃、この道は通行禁止とのうわさがあります(未確認)。


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