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香港合時
   月 餅
  moon cakes     
駿鴻軒の月餅   中秋節近くになると、街にはお菓子屋さんの大袋を持つ人がたくさん。袋の中はもちろん、月餅だ。
 初めて香港の月餅を見たとき、まず驚いたのはその大きさ。直径20センチはあろうかという月餅に、切り分け用のプラスチックナイフが付いていた。パックを開けて、切る。次の驚きは表面の脂分の多さで、素手で不用意につかむとその後の手の処理にちょっと困る。ウエットティッシュ必須だな。見た目で十分に想像がつくので、甘さと濃厚さにはあまり驚かない。驚かないけど、食べ終わるとしばらく動きたくない思いに襲われる。「お茶くれ、お茶」と呻いた。
 今年の中秋前に、日本に遊びに来た香港の方にいただいた月餅は直径9センチの4個入りセットだった。彼らはこのセット缶をいくつ手土産に持ってきたのだろう?重さ辛さを度外視して運んでくださるパワーに頭が下がった。
今年のいただき物、駿鴻軒(九龍佐敦道39)の月餅詰め合わ
せ。中身は蓮の実餡に〔A〕塩卵の黄身2つ〔B〕黄身1つにココ
ナッツのスライス、の2種。うーん、どちらも濃厚でおいしゅうご
ざいました。(2004.09.15)
スタバの月餅
 意外なお店の月餅ラインナップ見物もこの時期の香港街歩きでは楽しいもの。今年はスターバックスのコーヒー月餅を友人が発見した。中秋当日には売切れの超人気で、かろうじて買えた「チョコ月餅」を食べたら、かなり濃厚だったと。
2004年の中秋節は9月28日。中環スターバックスコーヒー
店頭の月餅ポスター。この時点で手前のコーヒー月餅は
売り切れ。(2004.09.27)



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