祝!ゼビウス30周年



数々のナムコ伝説の裏に遠山茂樹あり!
本書はマッピーの父にして、ゼビウスのメカデザイナー。
ミスター遊びをクリエイト・ 遠山茂樹氏の作品集(インタビュー前編)です。

表紙・裏表紙は遠山さんがこの本の為に制作してくれたゼビウスのジオラマを
遠山式立体表示法で『飛び出すゼビウス』に仕上げてくれました!

(※赤青メガネは付きません)


掲載作品(概要):●ロボットシアター●ピュータン●サンダユウ●ノボット●ムーンチャイルド
●マッピー
●ゲームスペース・ミライヤ●ゼビウス●NG(エヌジー●つくば博覧会●ロボットバンド・ピクパク
●グレートモジュール(仮称)
●スターラスター●サンダーセプター●キュージくん●etc…

●赤字=ゲーム
●青字=ロボット●緑字=その他

コミックマーケット83にて頒布開始!
(※委託店の情報はページ下部にあります)

遠山茂樹作品集・インタビュー前編



遠山茂樹作品集・インタビュー前編は現在もバンダイナムコゲームスに於いて、
第一線のクリエイターとして活躍する遠山茂樹氏の作品集。
本書では生い立ちに始まり、1986年10月に登場した『給仕ロボット・キュージくん』までを
貴重な資料や画像と共に全260ページで振り返るインタビュー集です。


ナムコのロボットたち/(namco's Robot)


アトマ・ニャームコ・ラルゴはナムコロボット第2期に活躍した中馬義明氏のデザイン。
ちなみにラルゴの効果音とスタンプシートのイラストは遠山さんが担当している。
ロボットシアターで伊藤洋一氏のデザインを引き継ぎ、いよいよ快進撃が始まる!



遠山さんのロボット/(Toyama's Robot)


ピュータン・ノボット・ムーンチャイルド。遠山さんが創ったロボットを徹底紹介&インタビュー!
大河原邦男氏デザインの『たのきんロボット・サンダユウ』では遠山さんが立体化を担当。
たのきん!全力投球の収録で撮った河合奈保子さんとのツーショットも大公開!(笑)



マッピー/MAPPY
(1981年11月作品)


ロボット製作部隊事業課での集大成となったロボット。ゲームの方が有名だがオリジナルはこのロボット。
遠山さん自身も「まさかゲームになるとは思っていなかった」が、
ゲーム版の初期キャラクターデザインに参加している。

ゲームスペース・ミライヤ
/GAME SPACE milaiya
(1982年8月作品)


事業課からデザイン課に移っての最初の仕事がこの全く新しいゲーセン『ミライヤ』の室内設計。
ゲームセンターではない、ゲームスペース。勿論、スペースシップも遠山さんのデザイン。
世にも珍しいゲームセンターの室内設計インタビュー!必見です!



ゼビウス/XEVIOUS
(1983年1月作品)



遠山さん初のビデオゲームのデザインがこのゼビウス。
独自に映画的設定画を志し、創り出したメカデザインは作品の世界観にも大きな影響を与えた。
開発サイドからのスケッチ・ドット絵が遠山さんのデザインによってどのように製品版ドット絵と改められたかを考察します。
ゼビウス全メカデザイン・インタビューは本書のマストと言える超必見のロングインタビューです。



NG(エヌジー)
(1983年2月-1993年3月)



遠山さんはNGに於いて表紙イラスト・挿絵・4コマ・座談会と多岐に渡り活躍。
全14+52号の表紙ギャラリーを始め、デザイン課時代の仲間たちを振り返って頂きました。
鏡泰裕さん、穴田悟さん、多賀千鶴さん、篠崎雄一郎さん、冨士弘さんたちとの思い出を語ります。
NGという雑誌タイトルに相応しくない誌名の謎も全て明かされます!


ロボットバンド・ピクパク/PICPAC
(1984年11月作品)


ナムコのアミューズメントロボット、エンターテイメントロボットの結晶がこのピクパク。
昆虫をモチーフとした遠山さんらしい、楽しい雰囲気溢れるロボットバンド。
音楽の作成にあたっては新人・中潟憲雄氏が八面六臂の大活躍。知られざる2人のエピソードとは?
ちなみに『元気ーず』という名前に決まりかけたんだとか。


スターラスター/STAR LUSTER
(1985年12月作品)



ピクパクのMS事業課から新社屋クリエイティブセンターが完成しデザイン課に異動しての
最初で最後のファミコンゲーム。4色(3色)で構成するメカデザイン・ドット打ちに苦心した。
勿論、全メカデザイン・インタビューを敢行。UGSFファン必見の内容です!
何とパッケージデザインも遠山さんが担当している。ゼビウス以来のSFで大いに才能を発揮した作品。



サンダーセプター/THUNDER CEPTOR
(1986年7月作品)


サンダーセプターではマイシップのデザイン、敵デザイン・ドット打ちなどを担当。
取材では膨大な未公開スケッチの存在が明らかになり、敵の異形生命体のデザインも初公開!
似顔絵は遠山さんが86年頃に描いたもので被写体は新田康弘氏。
全ページに渡り人物紹介は可能な限り当時のラクガキから発掘したものを使いました。


キュージくん/QG-O3
(1986年10月作品)



遠山さん最後のロボットデザイン。ナムコの本社ロビーで活躍した情緒ロボットの集大成。
何と声も遠山さんが担当している(笑)。
キュージくん制作の舞台裏、まか・キューテレホン大作戦の秘話が満載!


この後、デザイン課が開発部に吸収されるとファイナルラップの開発に参加することになる。(
後編につづく)


後編の掲載作品(概要):●ファイナルラップ●源平討魔伝(実写版)●アドベンチャークラブ
●ウイニングラン●花博プロジェクト●ギャラクシアン3●スターブレード●スティールガンナー
●ワンダーエッグプロジェクト●メビウスクリーク●ラペロプター●ファントマーズ
●ラッキー&ワイルド●ガンバレット●プロップサイクル●パニックパーク●AIBO(ソニーに出向)
●ポータブルアイランド
●遠山式立体表示法●スペシャルフラッグ●etc…

●赤字=ゲーム
●緑字=その他


委託取り扱い店舗


●ゲーム探偵団(通販も可) 、 ●うら・ぱしゅと(いろいろや ひげねこ堂・通販も可)、
●COMIC ZIN(秋葉原店・新宿店・通販も可)、 ●BEEP通販も可)、●高田馬場ゲーセン・ミカド、
●まんだらけ(通販も可)●D-STAGE(通販も可)●メディアマックスゲームス