Desire is drivin me
Krazy.
俺の館で何をしている
執政家の高貴な兄上と弟君が
お下劣バカップル
と化しても許容できる方だけお読みください。 |
chapter1
「遊びに来ましたぞー!」 といっていきなり執政家の兄弟が現れたのでロヒアリムたちは驚いた。
調練中の軍団長エオメルが、知らせを受けて急いで王宮に戻る。 すると美貌の兄弟は客間に並んで座っていた。
「あっ、あの、ようこそおいで下さいました」 エオメルは二人を見ると緊張しながら頭を下げた。 兄のほうがにっこりと微笑み、弟は鷹揚に会釈した。 「わたしはゴンドールのボロミアです。隣は弟のファラミア」 「ぞ、存じております。お二人の英名はこのマークでも鳴り響いておりまして」 胸に手を当ててエオメルが言う。
「ところで、わたしたちはセオドレド王子にお会いしたいのだが」 ボロミアの言葉に、エオメルは困った顔をした。 「申し訳ありません、セオドレド殿下はここ数日遠征に出て留守にしています。そろそろ戻られるころだと思うのですが」 「なんと、留守とは。どうするファラミア」 「残念ですね兄上」 がっかりした様子の兄弟に、エオメルは尋ねた。 「どのようなご用件でしょう。わたしでよければかわりに承りますが」
ファラミアが興味深げにかれの顔を見た。 「貴殿はどなたですか。まだ名前を伺ってませんが」 「はっ。わたしはエオムンドの息子エオメルと申します。セオデン陛下の甥にあたる者です。先頃、マークの軍団長を拝命いたしました」 エオメルの名乗りを聞いて、二人は感心した。 「ファラミア、確か軍団長は騎士団の最高位だったな?」 「そうです。お若いのに素晴らしい。ではあなたはセオドレドさまの従弟なのですね。そういえばお顔も似ているようだ」
弟君が兄に向って「わたしは最初に見たとき、一瞬セオドレドさまがいらしたのかと思ったのですよ」と言うと、ボロミアも「そうだな」と言ってうなづいた。 そして二人そろってエオメルの全身をじいーっと凝視するのだった。 若いロヒアリムはどぎまぎした。 「そ、それでご用件と言うのは」 「わたしたちは王子にプレゼントを渡そうと思ってやって来たのです。もうすぐ、セオドレドの誕生日ですからな」 「そうなんですか。では、不在の殿下のかわりにわたしが責任を持ってお預かりいたします」 それを聞くと兄弟は顔を見合わせた。
「セオドレドのかわりにと言っておるぞファラミア」 「そうですね、兄上はどう思われます」 「ぶっちゃけ、かなり可愛いぞ」 「王族の血筋ですしね、人品に不足はありませんね」 「セオドレドよりたくましいと思わんか」 「わかりました。兄上がお気に召したならいいですよ」 と、何やらひそひそと話し合っていた二人は、やがて同時に立ち上がった。 「エオメル殿、それでは行こうか」 「えっ?どこへ」 「セオドレドの部屋だ」 そう言うなりボロミアはすたすたと客間を出て行き、ファラミアが「さあ」と言ってエオメルの腕をつかんだ。エオメルは訳もわからずひっぱられて行った。
ゴンドーリアンたちはローハンの王子の私室に入り込むと、クローゼットをのぞいたり棚の引き出しを開けたりしはじめた。 「あ、あのそんな勝手に触られては、困ります」 おろおろしながらエオメルが言う。 「わたしたちはこの部屋のことならよく知ってるんです。しかし、少し配置が変わったようですね、兄上」 「そうだな・・・例のやつが見つからんぞ」 「なければないでいいですよ」
ファラミアはエオメルを振り返ると、「酒席の用意をして頂きたいのだが」と言いだした。 −−こんなに陽の高いうちから、酒を・・・?
真面目なエオメルは驚いた。 だが執政家の公子の望み通りに近習に言いつけて設えさせる。 兄弟はそれぞれ酒を注いだ酒杯を高く掲げると、「乾杯」と言って一気に飲み干した。 エオメルもつられて飲んでしまう。 かれが杯を空けたことを確かめたファラミアが、「エオメル殿どうぞ」と言ってさらに酒を注いだ。 勧められるままにエオメルはまた飲んだ。 昼食を摂っていなかったので、空腹な胃には刺激が強かった。
なんとなくクラクラしてきたエオメルは、それでも我に返って「それで殿下へのプレゼントと言うのはどこにあるのですか」と尋ねた。 すると杯を持ったままボロミアが、くるりとピルエットを決めて言った。 「プレゼントーそれはー、わ・た・し!」 そしてテヘ、と笑った。 「・・・はあ?」 「わたしをあげようと思ったんダ☆」 「・・・・・・」
ポカンとしたままのエオメルを見て、ボロミアは弟に囁きかけた。 「ファラミア、この子ちょっとオツムがあれじゃないか?」 「ま、意味が分からないのが普通でしょう」 そう答えた弟君は、澄んだ青い瞳でエオメルを見つめて言った。 「兄上は、ご自分の身体をセオドレドさまに差し上げようと思ってやって来たのです」 「かっ身体?」 「そうです。兄をどのように扱ってもいいと言うのが今回のプレゼントです。ですが、肝心のセオドレドさまはいらっしゃらない。ですからエオメル殿、王子殿下のかわりにあなたが兄といたして下さい」 「いた、いたすとは、どういう」 「セックスすればいいんです」 「ハァ〜ッ!?」 エオメルは唖然とした。
すると兄弟は早くも寝台の掛け布団をめくったりしながら「飲んで勢いもついたことだし、さ、やりましょう」などと言うのだった。 呆然として突っ立っているエオメルをファラミアが不審気に見た。 「どうされました。まさか、ゴンドール執政家の長子、白い塔の長官にして総大将であるボロミアの相手をするのがイヤだと言うんじゃないでしょうね」 「そうなのか?」とボロミアがひどく悲しそうな顔をする。 二人に見つめられたエオメルは、動揺して視線をさ迷わせた。 かれはしばし宙を眺め回したのちに、「い・・・いいい、イヤ・・・じゃ、ありません・・・!」と顔を真っ赤にして言った。 「そうでしょうとも」とファラミアはうなづき、ボロミアが太陽のような笑顔を見せた。
ボロミアが自ら衣服をはだけて白い肌をさらすのを、なんとなく気恥ずかしくて見ないようにしながらエオメルは自分のマントと胴着、ブーツなどを外していた。 が、一緒に弟君も脱ぎだしたのでかれは驚いた。 「あの、ファラミア殿・・・は、ずっとここにおられるのですか」 エオメルはどうせならボロミアと二人きりになりたかった。 「ええ。サポート役がいたほうがいいでしょう?」 「はあ。い、いや・・・なんと言うか」 セックスくらい一人で出来るのにと思ったが、ボロミアが「ファラミアも一緒に」と言うので、それ以上は何も言わずエオメルはどんどん脱いだ。
(しかし一緒に、とは・・・?) とかれは内心悩んだ。 だがやがて、もしやわたしはボロミア殿だけでなくファラミア殿ともいたせるのだろうか、美貌で勇猛な名家の兄弟を二人同時に・・・!?えっマジですか?何これ、ドッキリ?などと考えて、心臓がばくばくしてきた。 純朴なエオメルにとっては、想像したことも無い事態である。 若いかれは高まる期待にめまいを覚えながら全裸になった。
エオメルの裸体を見ると、ゴンドーリアンたちは「おおぉーーーーッ!」と歓声をあげた。 「こ、これは凄い」 「やはりロヒアリムはあなどれない」 口々に言いながらかれらはエオメルの下半身に手を伸ばしてきた。 「きれいなピンクですなあ」 「艶と張りがありますね」 「大きさはセオドレドと同じくらいだが、さすがに若いだけあって角度が違う」
兄弟二人に見られいじくられて、エオメルのものはすっかり張り詰めた。 かれはどうしたらよいのかわからず、ひゃああ、と焦りながらもされるがままになっていた。 そしてファラミアに性器をくっけられて、「ほら、わたしのよりもこれだけ長いですよ」などと測られてしまったりした。 「いやもう、是非とも試してみたいものですな!さ、エオメル殿、は、はやく」 「兄上はしたない」 ボロミアがうわずった声を上げ、弟君がたしなめる。 そのまま裸の男三人はもつれ合うようにして、セオドレドの寝台の上になだれ込んだ。
シーツの上でかれらは重なり合い、からみあった。
「エオメル殿はおいくつなのかな?」 ロヒアリムの日焼けした肌を撫でながらボロミアが尋ねる。 「二十歳です」 「何、そんなに若いのか!どうりで肌がつやつやしている」 「それに子犬のような瞳をしていらっしゃる」 そう言いながらファラミアのブルーアイがかれを覗き込んだ。 「仲良くしましょう、ね?」 微笑む弟君に、エオメルは「は、はい」と言ってうなづいた。
「あの、キスしてもいいですか」 赤くなりながら、ロヒアリムは執政家の長子に言った。 笑顔で「どうぞ」と言われて、エオメルはボロミアと唇を重ねた。 「やはり最初は、キスからですか。エオメル殿はロマンチストですね」 弟君がそういうのを聞きながら、かれはボロミアと舌を絡め合った。 白い塔の長官の唇は甘い味がした。 夢中でむさぼっていると、背後のファラミアがかれの顎をつかんでボロミアから引き剥がした。 「あ・・・?」 「わたしとも」 顔を振り向かせられ、弟君に口づけられる。
エオメルは頬にかかるファラミアの柔らかな金髪の感触と、相手の舌の動きに陶然となった。 そしてファラミアが指でエオメルのものに触れると、それは先端から液を滴らせて濡れていた。 ゆっくり擦りあげながら、唇を離した弟君はかれの耳元で囁いた。 「−−すっかり準備OKのようですね」 「あぁっ・・・ファラミア殿・・・」 「わたしのほうも、オッケーですぞ!」 「兄上はいつでもどこでも誰とでもでしょう」
ボロミアの膝をつかんだファラミアが、兄の足を大きく開かせて折り曲げた。 エオメルの眼前に、ゴンドールの高貴なる執政家の跡継ぎの何もかもが、あられもなくさらけだされる。 ロヒアリムは鼻血を噴きそうになった。 「いかがですか」と弟君がかれに問う。 「た、たた大変素晴らしく勿体なく、ときめきが止まらない光景です・・・!」 あわあわしているエオメルに、ファラミアが「あなたのものです。さ、ご自由に」と言い、「はやくはやくぅ」とボロミアが催促した。
エオメルはボロミアの性器をそっと握った。 「あんッ」 それは固くなってかれの手の中で脈打った。 ペニスを揉みしだきつつ、エオメルは相手の薄く色づいた秘所がひくひく動いているのを見つめた。 そして指をぐい、と差し入れた。 「はぁっ」とボロミアが切なげなよがり声をあげる。 ファラミアはエオメルの引締まった身体を愛撫しながら「兄上は、指一本くらいでは物足りません。三本に増やしても大丈夫ですよ」と言った。
忠告に従って、エオメルは指を三本突き入れた。 ゆっくり抜き差ししながら内壁の締めつけを味わっていると、ファラミアの指も加わってきた。 四本で掻きまわされて、ボロミアはびくびくと身体をうねらせ、「あッ、ああぁ〜ッ、はぁんっ!」と実に色っぽい声をあげるのだった。 「エオメル殿・・・!もう、じらさないで今すぐに、あなたのローハン製のバズーカを!」 執政家の長子はエオメルを潤んだ瞳で見上げて叫んだ。 「で、では」 相手の懇願を受けてエオメルはボロミアの秘所から指を抜き、自分のペニスをあてがった。 あまりのありがたさに、手を合わせて拝みたい心境のロヒアリムである。
ずぶずぶと挿入を開始すると、「あぁ・・・ッ!」とボロミアが仰け反って喘いだ。 「す、凄いエオメル殿ッ、ああっ、なんて大きい・・・!」 相手の嬌声を聞きながらかれは身体を進め、根元まで納めた。 ボロミアの後腔はエオメルのものを締めながらもしっとり潤っている。 「くっ・・・ボロミア殿の中は狭くて熱くてたまりません・・・」 感に堪えぬ声でエオメルは呻いた。 「さあ、エオメル殿。若さにまかせて獣のように、ずんずんぐちゅぐちゅと兄の肛門を犯しまくってやってください」 ファラミアがクールな顔で不埒にうながすと、ロヒアリムは「りょ、了解しましたっ!」と吠えるように言ってガンガン腰を打ち込みはじめた。
「ひッ、あぁ・・・ッ、ハアッ、ん、くぅッ」 混じり合う二人の身体が上下にゆれ、ボロミアとエオメルの色合いの違う金髪が、ともに乱れた。 エオメルが我を忘れて突き上げていると、ファラミアがかれの尻の肉を両手でつかんだ。 そして強く揉みしだいたのである。 「んぁあっ」 思いがけなく激しい快感を感じて、エオメルはよがった。 「こうされると、いい気持ちでしょう?」 笑いを含んだ声で語りかけながら、弟君は無防備なロヒアリムの肉を左右に開いて中心部に指を入れてきた。
「あッ!?あぁっ」 「ここを使った経験はおありですか?」 「あ、ありません・・・ッ」 ボロミアを責めたてつつ、後ろから肛門の内壁を刺激されて、かれは息苦しいほどの快感に襲われた。 そしてファラミアの繊細な指に内部のポイントを押されると、エオメルは我慢できなくなった。 「だ・・・駄目ですっ、いくぅッ!」 かれは大きく身体を震わせてボロミアの中に射精した。 執政家の長子が「はッ、んッ」と声をあげて熱い迸りを受け止める。
はぁはぁと荒い息を吐き出すエオメルの身体を撫でながら、「でも、あなたは一度達したくらいじゃ萎えませんよね」とファラミアは言った。 弟君の言うとおり、エオメルのペニスはボロミアの中に深々と突き刺さったまま、硬度を保っている。 「続けてください。兄上はまだまだ満足していませんよ」 ファラミアはエオメルの秘所に指を入れたまま、かれの頬に唇をあてて囁いた。
「アァッ・・・いいッ・・・エオメル殿・・・はぁっ」 「うッ、くっ、あッ」 ロヒアリムとゴンドーリアンは互いに喘ぎを交わしながら、さらに激しく行為を続けた。 そしてエオメルのほうは、ファラミアの指に秘所を弄られているのも、非常に快感だった。 だが、かれは後ろを振り向いて弟君に言った。 「す、すみません、ファラミア殿、あの、あなたにそうされていると、わたしは感じすぎてしまって」 「すぐイってしまいそうになる?」 「そうです」 ファラミアはうなづくと、「わかりました。エオメル殿は兄に集中してください」と言ってかれの身体から離れた。 そして低い声で「でも、あとでたっぷり楽しませてもらいますから」とつぶやいたのだが、エオメルには聞こえなかった。
よがり喘ぐ兄の口元に、ファラミアは自分の性器を突きつけた。 「兄上、舐めてください」 それに答えたボロミアが弟の性器を咥える。湿った舌に包まれる感触に、ファラミアは「あぁ・・・」とため息をついた。 「ああぁあ・・・、うぁあッ・・・!」 エオメルのものを埋め込まれ、弟のものを舌で奉仕しながら、ボロミアはシーツの上で激しくのたうった。 エオメルは揺すりあげつつボロミアの性器を愛撫していたが、やがて固く膨張したものがびくん、と揺れてかれの指の中に白い液体を放出した。 同時に、ボロミアの肉壁がかれのペニスを強く締め上げる。 「・・・くぅッ!」 エオメルは噛み締めた歯のあいだから快楽の声を洩らしながら、達した。
ボロミアの身体の上にうつぶせて絶頂の余韻を味わっていると、エオメルの髪にファラミアの白い手が差し入れられて撫でられた。 「良かったですか?」 「はい、すごく・・・」 まだ息の整わないエオメルをぐい、と自分のほうに引き寄せるとファラミアは「でもわたしのほうはまだ満足していないのですが」と言って下半身を指し示した。 弟君のペニスは大きく勃起したままだった。
「今まで兄が舐めていたので濡れているでしょう?ねえエオメル殿、次はあなたの舌でこれを慰めてくれませんか」 「わ、わたしの舌で」 たくましくそそり立つものに、エオメルは躊躇した。 だが、「無理ですか?」とファラミアに尋ねられたかれは、つばを飲み込んで答えた。 「いえ、出来ます・・・!」 エオメルがそう言うと、弟君は白い顔に笑みを浮かべた。 「実に可愛い方だ・・・セオドレドさまの代わりにあなたがいて下さって本当に良かった」 そして、エオメルの頭を強引に股間におしつけて、その唇のあいだにペニスを押しこんだ。
慣れない行為に戸惑いながら、エオメルはファラミアのものを舐めしゃぶった。 「あまり得意じゃないようですね?」 ファラミアの囁きに、咥えたまま「ず、ずびばぜん」とかれはあやまった。 「いえ、こういうのも、初々しくていい・・・」 舌技はつたないが、ロヒアリムの口内は熱く湿って心地よかった。 ファラミアがエオメルの頭を抱えて軽く腰を動かしながら、快感に浸っていると、寝転がったまま息を整えていたボロミアが、急に起きあがって寝台から飛び降りた。
「そうだッ、セオドレドが例の箱をクロゼットのなかの隠し扉にしまうのを、前に来たときに見ましたぞ!思い出した!」 と言うなり、白い塔の長官は王子のクロゼットを開けてなかを探しはじめた。 「あったッ、ほら、ファラミア、これ!」 ボロミアは何やら文書入れくらいの大きさの箱を、弟に掲げて見せた。 ファラミアは「じゃあ、さらに楽しめますね」と兄に応えると、エオメルの口からペニスを引き抜いた。 「あ・・・」 もういいんですか−−?とエオメルがファラミアを見上げる。 すると、執政家の弟君は、パン!と自分の性器でかれの頬を叩いた。 「!?」 チ○コでビンタされたエオメルは目を見開いて相手を見た。
ファラミアは白い美しい顔にドス黒い笑みを浮かべながら、「さあ。本番はこれからですよ」とかれに言った。
さらに続くぜ!男祭りinローハン。
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