【小ネタコレクション File050】
2010年のKッパピア
(その1)
群馬県民に長らく愛された遊園地「Kッパピア」。閉園後の2007年に大規模な火災があり、それがきっかけで解体されてしまったという話は聞いていたのですが、跡地がどんな風になっているのかちょっと興味があって、覗いてみることにしました。
入口ゲート前の駐車場跡地。かなり使われてない感が出ちゃってますね。
完全に解体されたという話を聞いていたのですが、柵の外から敷地内を覗いたら例の手のオブジェが残っているじゃあないですか! せっかくなので近くまで見に行くことにします。
駐車場のトイレも残っていました。
「Kッパピア」で使用されていたものかと思ったのですが、書かれている「T崎 花路 花通り」という文字や傷み具合などを見ると、これから取り付け予定のゲートかもしれません。
近づいていくと手のひらに巨大な穴があいていることに気づきました! 上に載っていた天使(?)もないところをみると、誰か天使を盗むのに手のひらを壊して持っていったのかもしれません。
斜めから見るとこんな感じ。
「母の手」というタイトルの作品であるらしいことが判明。ちなみにプレートに書かれているのは作者名などではなく「お母さんのなみだ」という小学二年生の女の子の詩(?)です。
だいぶ夜なべをしすぎてしまったようですね。
手つながりということか(?)、読売ジャイアンツ・王貞治選手の手形が残っていました。通算本塁打数でハンク・アーロンを抜いて世界新記録を樹立した翌年(昭和53年)のもののようです。
後ろ側にまわったら、プレートがたくさん埋め込まれていました。まったく覚えていないけど(ひどいですか?)、たぶん県内の子どもたちによる、母親をテーマにしたポエムじゃなかったかな〜。
(続く)
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