【カオダシ倶楽部 File067】
ヘッドロックされる人(埼玉県)
「八百政」前
前回紹介した埼玉県川越市の「黒電話」顔出し看板を撮影後、近くをブラブラ歩いていたところ、路地裏に気になるシルエットの物体を発見!
近づいてみるとやはり顔出し看板でした! 覆面レスラーにヘッドロックを掛けられる人のようです。
マスクの意匠と「川越昭和の街」と書かれていることから考えて、この覆面レスラーは「うわさのチャンネル!!」などに出演していた、ザ・デストロイヤーで間違いないでしょう。どうせなら四の字固めにして欲しかったなあ〜(無理?)。
通常の顔出し看板と違って、ロープを掴みに行くようなポーズをとるとか、自分の身体をはみださせるのが正しい写り方だと思うのですが、壁との隙間が狭すぎてできませんでした。
裏側を見てみると、どうやらこの連雀町界隈は「昭和の街」をキャッチフレーズとして街の活性化をはかっており、その一環として「カンバンプロジェクト」という企画を行っているようです。
この近辺を探すと他にも「昭和の街」の顔出し看板が出てきそうですね。
……しかし、このエリアのワンブロック隣の元・銀座商店街は「大正浪漫夢通り」を名乗っており、蔵造りの街並みが「小江戸」であることを考えると、ちょっと時代を欲張りすぎ(?)のような気がしないでもありません。
埼玉県川越市連雀町9
満足度:★★★
END
(2016.8)
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