【廃墟マニヤ File040】
Y田天国ちょんまげ村(千葉県)
(その5)
なんと櫓も倒壊してました。白い車はありますが、前回来たときに吠えていた犬はいなくなったようです。
「バカ安商」の看板はそのままでした。
謎の出入口。
園内(というか村内ですか)にある水車小屋の水車も欠けています。
前に来たときあった顔出し看板が、だいぶ減っているようです。ショック!!
前回来たときに比べ、さらにまばら感がアップしてますね。……ところで前に来たときと、白い車の位置が変わってないのがなんか嫌な感じで気になります。よ〜く見てみると、前はついていたナンバーが外されてました。……ということは?
柵の外からしばらく撮影して様子をうかがい、犬もいなさそうだし、前の道を走る車がとぎれたら、ちょいとばかり中に入ってみようか、と思ったときです。軽自動車が門の前に止まりました。
邪魔だから早く行ってくれないかな〜と見ていると、中からおじさんがおりてコチラにやって来ます。
「やばい、こういう場合は先制攻撃だ!」ということでこちらから挨拶してみます。
話してみると、そのおじさんは現在ここの持ち主で、私が写真を撮りにきたというような説明をすると、中に入って好きに撮っていいと親切に言われました。
さらに、先ほどから気になっていた、以前ココに住んでいた方について聞いてみると、やはり亡くなったそうで、ちょっとブルーな気分に……。
その他、大仏像(そんなのあったんですね)と入口両脇にあった大理石の狛犬が盗まれた、という話をしていました。ですから、無断で入っているところを発見されていたら、ちょっとやばかったかもしれません!
……そんなわけで、大手をふって中に入ることができました。
ところで、以前「Y・もあ村」のところで「水車をつけたお店はつぶれる」という私の理論(?)を紹介しましたが、こちらも「ほ〜ら、いわんこっちゃない」という感じです。
これは確か旅人の顔出し看板だったような気がします。なんか顔出し看板の墓場状態ですね。
(続く)
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