【廃墟マニヤ File019】
K曲園(山梨県)
(その6)
「ラスボスと対決(?)」
ようやく脱衣所に。ぜったい怖がらせることを目的に書いたとしか思えないんですけど……。
「最終ステージへ」
男女別の浴室です、たぶん。これは東側のもの。
「アイテム解説」
浴槽には消火器が。こんなサイトを見ている人にはあらためて説明するまでもないとは思いますが、古い消火器はいたずらしようとしてさわったりすると、突然破裂する可能性があってたいへん危険です。
「火炎攻撃?」
カランのあたりには焦げたような跡がありました。さっきの消火器は、実は火を消そうとしたものだったりして(……ってそんなことはないでしょう)。
「感動のエンディングへ」
ようやく到着です。まもなく春を迎えようという明るい陽差しをあびて、宝石(?)もそれなりに輝いていました。見晴らしもよく、静かで落ち着いた時間が流れています。途中で帰らずここまでやって来た甲斐がありました。
「宝石はオレの心の中に……」
宝石はだいたい色が付いたタイルっぽかったのですが、中には瑪瑙風(あくまでも風です)のものもあります。もちろん外して持って帰りたくなるような宝石はありません。
「混浴、それは男のドリーム(もはや意味がわかりません)」
噂の天井からぶら下がる信玄像はよく見えませんでした……というか忘れてました。それより本当にここは混浴だったのでしょうか? 確かに両側の小さな浴場とドアでつながっていますけど。
「……クリアしそこねたステージが!」
わざわざテープでこんなこと書いていく奴こそ「死ねアホ」と毒づきながら、みなさんとは美しい外の景色とともにお別れです。それではまた次の物件でお会いしましょう。
……あ、屋上に行くの忘れてた!
※私が訪れてしばらくして、この迷路のようなホテルは解体されてしまいました。解体後の姿をご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
END
(2003.3)
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