【珍スポ観光 File026】
野生の王国/アニマル邸江戸屋(静岡県)
(その5)
水産物を売っていたコーナーは、下のペンキ文字が残っている上に「リサイクル」と書かれていました。
写真を撮っていたところ、店内から出てきた男性に話しかけられました。話を聞いたところ、どうやら売り物件となっていたここを、その男性が残っていた剥製や骨董品なども含め、丸ごと購入したようです。剥製などは結構高く売れたため、安い買い物だったというような話をしていました。別れ際に、どんどん宣伝してほしいと言われましたが、残念ながら私のサイトではあまり効果がないでしょう。
ちなみに私も何か買おうかと思ったのですが、欲しいものはまったくありませんでした。元から無いのか、売れてしまったのかは微妙なところですね。
「野生の王国」は閉鎖されていました。中にあった剥製も、恐らくほとんど売られてしまったのでしょう。
入口に残された黄色いロボット。眺めていると、ぶらさがった電球が涙のように見えてきました。
昔の写真を見るとこのロボット、ちゃんと写っているのですが、まったく記憶にありませんでした。恐らく他のインパクトが強すぎたんですね。
この奥にあったあのデタラメな世界をもう見ることができないのかと思うと非常に残念です。
恐らく商品を入れるために用意されたビニール袋はゴミ袋に。
敷地内をうろうろしていると、ヤブの中に看板を発見。国宝級のサンゴとあるので、この後ろにあるのかと思って探したのですが、よく見たら「館内でご覧ください」とあってガックリ。
おっ!! あそこにあるのは……
やっぱりアソコでした。どうやら売り物にならず放置されているようです。私の自宅が戸建てだったら、もらって帰って玄関につけたいところです(ウソ)。
(続く)
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