【珍スポ観光 File006】
鼻毛の池/鼻毛峠(新潟県)
(その2)
どの地図を見ても登山道しかなかったので、下の集落にあった公園にクルマを停め、山岳装備で登山道の入り口を探していたら、なんか池の方へ通じていそうな立派な舗装道路を発見。引き返してクルマで上がっていったら、池のほとりまであっさりクルマで行けてしまいました。ちょっぴり拍子抜け。
池はごらんの通りで、小山の下に穴が2つあって木が生えている……ということもなく、どこが鼻毛の池なのかぜんぜんわかりません。
水百選に選ばれているというプレートは発見できましたが、由来を説明するものは何もないようです。
もしかして、この池に生えている水草が名前の由来か!?
……ということで写真を撮ったりしたのですが、結局はっきりとはわかりませんでした。帰ってから役場の観光課にでも電話してみようと思ったのですが、ひょっとして、とインターネットで検索したら出てきちゃいました。
それによるとに「鼻毛峠」というのは、元は「鼻蹴峠」で、前を行く馬に鼻を蹴られるほどの急坂だったことから名付けられたそうです。「鼻毛の池」は「鼻毛峠」にある池だからですね。
峠近くに石碑があって、そこにこの由来が書かれているそうですが、今回訪問したときは発見できませんでした(かなり周辺を探索したんですが……。登山道のほうだったのでしょうか?)。でも行く前にこれを見ちゃったら、ちょっと興醒めかもしれませんね。
ところで、鼻毛の池のほとりはキャンプ場になっているのですが、お盆のど真ん中にもかかわらず、人の気配がまったくありませんでした。まぁトイレもなく、水場も離れたところにショボイ蛇口があるだけだったので、仕方ないかもしれません。ちなみに1時間ぐらいいたのですが、人っ子一人通りませんでした。逆をいえば穴場キャンプ場といえるでしょう。
新潟県東頸城郡大島村牛ヶ鼻
END
(2002.8)
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