平成16年1月2日 記す

リーダーの資質 pM型>Pm型論 その2

 昨日、リーダーとしての資質は 
PM型>pM型>Pm型>pm型 の順番ですぐれた資質であるという話をしたが、今朝のNHKニュースで元旦に小泉総理が靖国神社を参拝し、そのことに中国が不快感を表明したことが報じられた。小泉総理がピーに関してはPであることは紛れもないことであるが、今朝のニュースの事例からするとエムに関してはひょっとしたらかもしれない。考えてみると、政治家はピーに関してはの人が圧倒的に多く、の人は少ないが、一方エムに関しては、困ったことにの人がやたら多くの人は少ないような気がする。Pm型の人のほうがPM型の人よりも、他人をつぶして生き残るのが宿命の選挙ではより強力なパワーを発揮できるということであろうか。戦国の武将を例にとっても、動乱のさなかにはPm型の典型ともいえる信長が他を圧倒し、世の中が安定へ向かう時期にPM型の典型ともいえる家康に出番がまわてっきている。私の場合、井形昭弘先生、日野原重明先生、杉田秀夫先生という比類なきすばらしい指導者に恵まれたが(エッセイの中の「出会いを大切に」をご参照ください)、いずれの方々も限りなくPM型の方々であった。松下幸之助さんや本田宗一郎さんを始め会社を起業された方々は例外なくPM型である。世襲的に親から大会社を引き継いだ社長の場合、Pm型の人のほうが多いが、まれにPM型の人が引き継ぐと、会社は飛躍的に発展することが多い。身近なことでは、大学の教授選考は教授会が候補者を選定するが、ピーは見えやすいのでを選ぶのに苦労はしないが、エムは見えづらいので、このエムの評価に苦労する。
さて、この 
pM型>Pm型 に関し皆様からご意見のメールいただければ幸いです。

osame2@m2.kufm.kagoshima-u.ac.jp
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