思うこと 第276話 2008年6月10日 記
本がしゃべった!?
本がしゃべったのだ!
しかも、白衣を着た本が!
これは、去る6月5日に行われた下記の第2回職員教育研修会での一こまである。
「この委員会何してるの?」というテーマで、TQM委員会、NST委員会、褥創委員会の発表の後、西垂水Drと坂元看護師がこの写真の姿で登壇したのである。150人定員の大会議室に座れずに、壁伝いに立ち見で溢れたまさに超満員の聴衆をひきつけた、あっといわせる演出であった。
この演出だけでなく、2人のプレゼンテェーションも我々聴衆をひきつけたので、そのスライドの幾つかを紹介したい(実は、TQM委員会、NST委員会、褥創委員会のいずれの発表もすばらしかったのだが、ここは『本がしゃべった』ことにしぼって報告する)。
このタイトルの次に出てきたスライド(下)に、私は感動した。
『患者様から見て、日本一の病院に』は、昨年慈愛会会長に奉職以来の私の夢でありスローガンであったから感動もひとしおであった(下スライドは私の講演で使った私からのメッセージを示す)。
『本』はさらにしゃべった。
私が最も感動したのは全てが手作りで、
まさに、分院をよくする活動が実践されており、
花見の会の盛り上がりは最高で、
研修医の小野洋平君のライブ演奏に聞きほれ、ビール、焼き鳥に最高の時を過ごしたのであった。
多くの部が活動を開始し、私も発足した『ボウリング部』の第一回に参加し、堂々3位に“輝いた??”。
広報活動も活発で、
『2人の本』の発表を聴きながら、私の夢が、将来かなう可能性への予感を感じさせてもらったのであった(もちろん、はるかなる困難な道のりではあるが、このような一つ一つの努力の積み重ねが、そして何よりその夢に向かう姿勢こそが、夢に近づける唯一の道であろうから)。