丹沢大山の紅葉
2011年11月24日
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 【本文】
 横浜に住んで28年たちましたが大山は我が家で最も身近な山です。
 西区や中区では富士山の前にあるピラミッドの山容はひときわ目立つ存在です。
 ふるさとの沼津から富士山の前景になる愛鷹山(あしたかやま)と似ています。
 愛鷹山のない富士山がわたしにありえないように、大山が見えない富士山など我が家ではありえないことです。
 
 東名高速を行き来するたびにまっ先に目に付くのが大山です。 丹沢の山々では標高1,252mの大山はそれほどの高さではありません。
 それなのにひときわ目立つのも大山の存在感です。
 
 午後に出発したので大山ケーブル駅に着いたのは3時半近くでした。
 平日なので駐車場が空いているはずとたかをくって第二駐車場まで行きましたが満車でした。
 日帰り登山者がいるのを忘れたのもうかつでした。
 11月も半ばを過ぎてるのですでに薄暗くなっていました。
 ライトアップがされると聞いてわざわざ時間をずらしましたが山の麓の寒さにおびえました。
 
 ここまで来たのに寒さぐらいで引き返せるかと見栄を張りましたがケーブル駅まではけっこうきつい上りです。
 あわててケーブルカーに乗りましたが途中駅の大山寺でカメラを構える人が多いのにまたびっくりさせられました。
 とはいえ下車して歩く気はわたしも妻もありません。
 阿夫利神社下社近くのお茶屋で紅葉見物帰りの家族連れと一緒になりましたが大山寺から歩いてきた人がけっこういて何となくバツが悪くなりました。
 ともあれお汁粉を飲んで一息ついでから神社に向かいましたが、振り返れば遠くに伊豆大島も見えて遠望がききます。
 期待した紅葉は今ひとつでしたが高いところから見下ろす景色に妻と見とれてあれこれと話すのも山だからできることです。
 今回は神社下の通路を歩きましたが、清い水が流れて霊験がただよっていました。
 撮影をしようとしたら「バチあたりなことをしないでよ」と妻にたしなめられてしまいました。
 わたしより若いくせにこういうことには厳しいのも困ったものです。
 いつまでたってもライトアップの気配がないので元に戻り、妻に豆腐料理を食べさせました。
 しし鍋にもひかれましたが、「大山は豆腐とコマに決まってるの、そんなことも知らないの」と叱られる始末です。
 小説は読まなくてもTVK(テレビ神奈川)の『あっぱれ神奈川』のファンである妻は耳学問に長けてますので逆らえません。
 山歩きをしなくても何が食べられるかをちゃんと知っているわけです。
 
 【データ】
 13:30発、東名厚木・246・15:00大山駐車場・15:20おおやまケーブル駅・15:26あふりじんじゃ駅(汁粉・神社)・16:20ケーブルで下る、豆腐料理、17:30発・246・19:00-20:30瀬谷「ここち湯」入浴、つきみ野古本3、 80km走行
 【参考】
 1 大山の登山ルートは「大山観光電鉄」のホームページから複写しました。時刻表や見どころを確かめてください。
 2 ウッキペディアには「丹沢山地」の説明が詳しく出ています。概念図はそれを加工して作成しました。