上高地と乗鞍岳の紅葉
2010年10月10日ー11日
トップページに戻る 目次ページに戻る 地区別索引 旅行データ 風呂めぐり
前頁へ 次頁へ
前の日にテレビで涸沢の紅葉が流れたので上高地の紅葉を見せに出向きましたが、午後に到着した散策道は黄色でがっかりしました。
30年前の10月下旬の徳本峠からの穂高連峰の紅葉は、下のカラマツが真っ赤で、真ん中の岩肌が茶色に加えて、上は雪で真っ白でした。
山歩きの経験がない妻に、徳本峠や涸沢ヒュッテまで歩かせるのは酷なのであきらめました。
黄色であっても妻には上高地の魅力にかわりがないからです。
乗鞍高原に立ち寄るとペンションの空室があったのでさっそく方針変更です。
真っ暗な夜空に星がまんべんなく輝いて夫婦ともに見とれました。
深夜から早朝バスを待つ人たちが、冷え込みに耐えて順番待ちをしているのに尻込みする始末です。
ペンションが暖房をしてるのに野外の寒さに耐える気力や体力を持ち合わせていないからです。
三本滝まで出かけて戻ってくるつもりでしたが、滝を往復するとこのまま去るのがもったいなく感じます。
乗鞍岳にマイカー規制がされて以来、山頂まで歩くことなど考えていません。
バスだけでなくタクシーも畳平まで運行しているのを知って、さっそくタクシーを利用しました。
往復13,000円は痛い出費でしたが、こんな天気の良い日を逃すことはありません。
上高地と違って乗鞍岳は赤、緑、黄色が高さに応じて変化します。
岩の尾根が連なる槍ヶ岳や穂高連峰とちがい、ハイマツが尾根筋の近くまで群生してるからでしょう。
めったに感激することのない妻は、13年ぶり(1997年8月11日)の畳平訪問に興奮し、
「あそこから頂上へ登ったのよね」
「子どもたちががんばって登ったわね」
と繰り返すのもおかしい。
【データ】
10/10 9:35発、湾岸線、首都高、中央道、12:35諏訪湖SA、14:45−16:00上高地散策、17:00乗鞍高原(泊)・430km
10/11 8:10発、三本滝散策、乗鞍畳平往復(タクシー利用)、17:00藤野「やまなみ温泉」入浴、22:30帰宅、・348km
上高地は黄葉 | ||
乗鞍岳は紅葉 | ||
乗鞍高原と泊まったペンション | ||
三本滝を往復 | ||