20 家族の非難を甘受
◎目次
●嫌われる理由
●子どもと遊ぶ
●家族で使う
●趣味の共有
●行動で示す
関連 06 当り散らして逆エビがため
■嫌われる理由
金がかかる、夜更しする、部屋を散らかす、八つ当たりする、家事を手伝わない、自慢を並べる・・・などの不満がうっ積し、ちょとしたきっかけで我が家では妻子の非難が始まる。
考えてみると、パソコンに手を出す前に行なっていたアマチュア無線でも同じ非難を浴びた。
アダルトサイトなど見向きもせず、ひたすら知識と技術の向上に努めてきただけである。
■子どもと遊ぶ
私は家族サービスを欠かしたことはない。公園、動物園、日帰り温泉、キャンプ場へ家族を連れまわり、授業参観や運動会にも出向き、高校や大学の学校見学まで付き合ってきた。
子どものお絵書きから観察記録の整理までワープロ機やパソコンを使い、子供会や父母会の議事録やお知らせまで作ったのを妻子は忘れている。
そして、パソコンを使ったゲームを子どもと一緒に行い、ライバル意識を燃やしてきた。
■家族で使う
自作したパソコンを含めて、我が家では誰もが私のパソコンを使う。ひとりひとりが自分専用のパソコンを持っているのにである。
インターネットに接続し、プリンターやスキャナーはもとより、テレビチューナーからCDやDVDのレコーダーが付いているからだろう。
だから、隠し事をしたくてもバレるから手を出しようがない。見られて困るものはないから、家族に使わせる。
■趣味の共有
家族はパソコンの便利さを認めながら私への非難を欠かさない。それは一人で夢中になっていることに対する非難のようだ。
家族旅行、電車の乗り継ぎ、ドライブなどは計画から実行に至るまで互いの結びつきがあるがパソコン操作は一人で行なうことに違いがある。
夜更しして仕上げた旅行のビデオを笑って眺めているのに、ホームページ作りにウサンクサイ目を向けるのが私には理解できない。
■行動で示す
自分がやっていることを理解してもらうつもりはない。グウタラでも熱中する気力があるのを示すだけである。
電源を入れずに布団に入ると、「どうしたのよ、もう寝るの」と妻子が言い出すのもうっとおしい。
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