1-6京都タワーの銭湯
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中学や高校の修学旅行で京都に出向いて以来何度か行き来している。足を延ばせば大阪や神戸もあるのにそうしないのがわからない。金がないから民宿やビジネスホテルに泊まるが風呂が狭いのが難点である。そこで駅前にある京都タワーの銭湯に何度か入浴した。
このタワーはできたときから目の敵にされた建物だ。古都にそぐわないとか、ぶざいくと酷評もされた。たしかに安普請な建物である。でも、旅行者にはありがたい施設である。ゆったり足を伸ばして入浴できるのと夜景を眺めるには重宝している。
立派なホテルならバスも完備しているから銭湯も不要だろう。でも、京都のビジネスホテルは値段のわりに風呂が粗末である。古都のブランドにあぐらをかいていないだろうか。食事は外でしても、風呂とベットだけはもっとましなものにできないものだろうか。
言い掛かりを並べすぎたが京都に恨みはない。だからこそ何度も出向くわけである。新旧の施設が調和して住みわけるのも京都だ。そのためには各種の規制があって風呂場がしわよせを受けるのだろうか。なまぬるい銭湯でも落ち着いて入浴できる施設は残してほしいものだ。
【追記】
京都には8年近く出向いてないのでビジネスホテルの設備も向上したと思います。でも、わたしの記憶にはこういうものがこびりついています。
なお、どんな施設だったか確かめ話を具体的にさせるため京都タワーホテルのホームページの「大浴場」にリンクさせていただきました。地下3階に今もあるようです。