*2012年5月のワタクシ。*


5/7(月)

肋骨も殆ど痛まなくなったので、重い腰を上げて、約一月ぶりにバレエのレッスンに行く。
当然の事だけど、やっぱり太って来た、と言うか弛んで来た(泣)ので焦ってる。
できるストレッチは続けていたし、プールで歩いたり、数日前からぼちぼち外に走りに出たりしていたけど、レッスンは久しぶりなので、ちょっと緊張。全然動けなくなってたらどうしよう?

と、心配したけど、やっぱりちょっと痛かった。
まだジャンプは無理みたい。足上げるのもきつかった。
日常生活では、殆ど忘れてる事も多い今日この頃なんだけどな。
かなり押さえ気味でやったつもりだったのに、帰ってから痛みが出てしまってヒヤリとした。
おまけに、急にはキツイからとポアント無しのクラスに行ったつもりが、時間が変更になってて、いきなりポアント履かされちゃって、ふくらはぎが筋肉痛。
まあ、これでぶり返すなんて事は無いと思うけど、踊るのって本当に身体使うんだね。







5/10(木)

昔馴染みの漫画家Hさんが、私と違って売れっ子なんだけど仕事が一段落付いたと言うので、4匹いる猫ちゃん達に会いに行って来た。いやHさんにも久々に会いたかったんだけどさ(笑)。

昔近所に住んでた事があって、懐かしい街を歩く、久しぶり。
でもってHさんも、本当にお久しぶり。
いつぶりかと話したんだけど、良く分からない程昔。お宅にお邪魔したのは10年振りくらいだったんだが、その後葬式で会ってるはず、でもいつだったか…???けっこう辛い葬式だったんで思い出したくないのかも。
とにかくすごいお久しぶりなのに、Hさんてばあまり変わってないから怖い(笑)。

その約10年前、新しい猫を飼い始めたからと聞いて見せてもらいに行ったんだが、その時仔猫だったラグドールの“ココア”ちゃんが、堂々たる姿で登場!
長毛なのに鼻が高く、目がブルーで、元々綺麗な猫さんだったけど、もはや女王の貫禄(笑)。
“ラグドール”というのは“抱き人形”の意なんだそうで、Hさんが抱き上げて私に渡してくれた。なるほど、見知らぬ赤の他人に抱かれてても全く動じる気配も無い。でも、重い…(笑)。
実は、その10年前に一緒に飼い始めたアメリカンショートヘアの“グリコ”ちゃんは、去年急死してしまったんだそうだ。再会できるかと思ってたので残念。
生き物はお別れが辛いやね…。

さらに、すばしこい小さなアメリカライオンみたいなのが駆け寄って来る。
アビシニアンの“アビ”ちゃん。
この子は人懐こいそうで、本当に全然人見知りをしない。初対面の私にずんずん近付いて来てクンクンしたかと思ったら、もうくつろいでる。カワイイ!!!
いいねアビシニアン、ちょっとワイルドで、利発そうで。黄土色の毛先が黒くて、ちょっと金色っぽく見える。
人懐こいだけでなく、遊び好きで、飛んだり跳ねたり、ナデナデしたり、いっぱい遊んでもらった♪

お茶を入れてもらって、持参したチーズケーキを食べながら近況報告やら映画の話なんかをしてたら、そっと登場したのが、真っ白なアメリカンカールの“ピーチ”ちゃん。
耳が外側に巻き上がっていて、それが“カール”らしい。へー。
Hさんが「真っ白だけど耳とかピンクだからピーチにしたの」だそうで、なるほどちょっと美味しそう(笑)。
もの静かな、おとなしい美人さんで、あまり愛想は良くないそうだけど、今日は隣の椅子で寝転んだりして、けっこう傍にいてくれた。嬉しい。
でも確かに、話し掛けても触っても反応が薄くて、ちょっとおすましさん。代わりにアビちゃんが走って来る(笑)。

そして最後に、気が付いたらそっとこちらを伺ってた、ロシアンブルーの“ネル”ちゃん。
毛並みが生地のネルっぽいからだって(笑)。そうかも。いやビロードだと思うけど。
すごく人見知りで、来客中は滅多に顔を見せないんだそうだけど(この家広いのよ)、けっこうチョロチョロ出て来てくれて嬉しかった。
実はロシアンブルー、昔実家の隣の家で飼っていて、やたら可愛かったんだよね。だからちょっと、他の種より思い入れがある。
人見知りちゃんなので、残念ながら触らせてはくれなかったけど、なんか会えて嬉しかった。
写真は、カメラを向けると緊張してレンズを睨むんで、殆ど目が光ってしまってて、殆どが失敗作。
Hさんが横からオモチャで気を逸らしてくれて、やっと一枚目玉が写ってるのが取れた。そのオモチャにアビちゃんがかぶりつくという(笑)。

夕方になって、共通の昔馴染みのKさんが到着。
しばらくお喋りしてから、猫さん達に別れを告げて、外へ軽い夕食に出掛ける。
Kさんはダンス が好きで、今日もこれからレッスンに行くという。なるほど引き締まった二の腕が素敵(笑)。
Hさん邸の近所のお馴染みらしきイタリアンの店で、オードブル系を中心に、軽く白ワインをいただいて、奢っていただきました、ご馳走様でした。

いっぱいいたはずの漫画家仲間とは、どんどん疎遠になっていて、本当に身近に漫画描きがいなくなっている状況。いけないなぁとは思うんだけど、自分の仕事ぶりの情けなさを思うとね、顔を見せにくいと言うか、見せづらいと言うか。景気の悪い話しかできないしね。
でも今日は、猫さん達が良い緩和剤になった(ってか、むしろ主役)ので良かった。
久しぶりに猫に触った。ああ、幸せ

 

追記:HPを見たHさんから「ピーチちゃんは物静かじゃないよ、お転婆さんだよ」との連絡が入った。
そうか、人見知りなのか、気取り屋さんなのか?(笑)
美人さんはとかく、ツンツンして見られがちだよね。







5/13(日)

母の日なので昨夜のうちにカーネーションとプレゼントを買って実家へ行ったら、父方の叔父の三回忌に一緒に行ってと言われた。ちょっと体調が心配だと言うが、私は葬式も行けなかったのでちょうどいい。
このところ暑い日が続いているし、三回忌なのでもうバリバリの喪服でなくてもいいかな、と、去年だか姉にもらった麻のチャコールグレーのワンピ&ジャケを着て行く。

電車を乗り継いで駅前からタクシーに乗り約二時間、お寺に到着。
ちょっとご無沙汰した親戚一同にご挨拶。
お堂で椅子に座ってお経とお話を聞き、お焼香を回して、終了。
この後の食事は、私は飛び入りなのでパスして、終わるまで一人でウロウロする事に。
実は昨夜ネットで簡単に調べておいたのさ♪

お寺の坂道を降りて大通りに出て、通りがかりの人に駅へ戻るバス停の場所を聞く。
丁寧に教えてくれたお兄さんにお礼を言って歩き出すと、背後から「気を付けて行ってらっしゃい」。あー、嬉しい、こういうの。咄嗟にちゃんと反応できなかったけど嬉しい。
駅に戻りバスの時刻を確認し、待ち時間でマックで急いで昼食を食べて、バスに駆け込む。

目的の最乗寺までバスで山道を10分程登る。
天狗の名所の山寺。ネットで見ると、あちこちで天狗に出会えるらしい(笑)。
バスを降りると杉木立の美しい石段、さらに砂利道が続き、法事用に履いて来たパンプスのカカトが心配だけど、お天気も良くて気持ちいい。
楓の若葉が目にしみる。秋に来たら凄いだろうな。
かなり登って本堂のある敷地内に着き、大香炉で煙を浴びて、さらに奥にある涌き水のお堂(金剛水堂と言うらしい)で持参のペットボトルに水を汲もうとしたら、携帯に着信。
母が食事会終わったと知らせて来た、早いよ!
2時間位はと踏んでいたのに1時間半だった。…父方はお酒飲めないので飲食に時間が掛からないんだよね。
すぐ次のバスが出る時間なので急いで石段を下る。
残念、もうちょっと奥に行くと天狗があちこちにいるはずだったんだけど。天狗の下駄とかもあったみたいだし。
でも、思わぬ小旅行気分で森林浴もできて、良い1時間半でした。







5/14 (月)

誕生日が近いので、姉がお祝いにランチを奢ってくれた。
横浜駅で待ち合わせて、すぐ傍のイタリアン?フレンチ?ワインバーだそうです。
ガレット(蕎麦粉のクレープ)のランチセット、美味しかった。
パンと飲み物がバイキング形式で、ジュースとお茶の他にビネガー飲料が多数。美味しいけどちょっと甘過ぎるのが残念。
入った時は満席で、「2時間」と言われたのに、店を出たのは4時間後。長話ししちゃいました。

主に姉の仕事の話を聞かされた。
こちらは何を話してもシケた内容になっちゃうんで(笑)まあね、いつもの事だけど。
韓国にハマッていて、そのうち暮らしたいんだそうな。
周囲は殆どご同輩だと言う。私の周囲には韓国好きは全く見かけないので、つくづく文化圏が違うなと思う。
奢ってもらったのはありがたいけど、気が知れないのであった(笑)。









5/15 (火)

着物&ダイバー仲間のY子さんのお誘いで、お茶会に出席。
微妙な季節の上に、このところ暑い日が続いていたので、そろそろ単衣かな?と、実家にある絹物を用意した。
前夜、お嬢さん丈の袖を切り詰めてハンガーに吊るし、単衣の襦袢に半襟を縫い付け、帯小物を選んで準備万端。
…と、思ったら、朝になったらが降ってる!しかも寒い。薄桃色の絹単衣は無理、とても無理(泣)。
うわ〜全然想定外!慌てて化繊の袷を出して防虫剤の臭い消しに吊して扇風機で風を送る。袷の襦袢に半襟を付けて、もう大騒ぎ。
帯が今日初めて締める物でなかなかお太鼓が決まらず、どんどん時間が遅くなる。
朝かからやってるお茶会、終了は15時なのに、最寄り駅に着いた頃には13時を回っていて、さらに乗らねばならないバスはかなり待つようで、タクシーを使う。
そう遠くないと踏んだけど甘かった(泣)。跳ね上がるカウンターを見ながら、「自業自得」と心に呟く。

会場の受付に行くと、ちょうどY子さんが出て来ていて一安心。
表と裏と両方お茶席があって、両方とも最後の席が残ってた。ギリギリセーフ
残念ながらY子さんのお手前は午前中に終わってしまったそうで拝見できなかったけど、まずは表千家の会場へ。
意外にも椅子席。Y子さんに先生を紹介していただき、お話ししていたら“お正客”席に座らされてた(笑)。
いいよもう、何も分からないけど。こういう譲り合いというか押し付け合い、絶対に負けるのよ私。だって面倒臭い。
作法が分からないのは教えてもらえばいいんだけど、お茶碗拝見する時に高く持ち上げてしまったりしたのは、恥ずかしい。ちょっと考えれば分かる事だからね。
アヤメの焼き印の入った“じょうよ饅頭”、美味しかった。

続いて裏千家はお向かいの会場に移動。こちらは和室、うわ、正座。
Y子さんもお客で参加。今度は彼女がお正客に追い込まれてる(笑)。
こちらのお菓子は青紅葉を象った“練り切り”わーい大好物♪
そんなに時間も長くなかったので、足もしびれないで済んで、一安心。

お茶碗が本当に素敵で、分からないながらも色々とお話しを聞き、皆さんの綺麗な着物も見物できて、本当に目の保養、心の洗濯。
こういう時間、たまには持ちたいな、と思う。
Y子さんの先生にもお稽古に誘われた。行きたい、行きたいけど…無理(泣)。とてもじゃないが無理、主に金銭的に。
それにしてもY子さん、まだお稽古に通い始めて三ヶ月ですって!それでお手前やっちゃうんだ、凄い!!








5/17 (木)

今年もまた歳を取りました。
ん〜、特に何もしなかったし言う事も無いなぁ。
毎年何となくケーキっぽいモノを作って気分出したりしてたけど、このところ肋骨のせいで運動不足でウエイト関係心配なので、今年はご馳走はやめた。
でも赤ワインは買ってしまった(笑)それとバラ一輪。
バラってすごい、小さいの一つあるだけで、なんて気分がアガるんだろう。
店頭で香りの良いのを選んで来たので、動くたびにふわりと香る。
一年中で一番素敵な季節に生まれてラッキーだったと思うけど、中でもバラの季節だった事は本当に嬉しいな。

と、思ったら、翌日プレゼントが二つ届いた。
って言っても一つは自分で頼んだ通販だけど(笑)、もう一つは、R子さんからの不思議グッズ。
ソーラーパネルで羽ばたく蝶々! (↓YouTubeから拾って来ました↓)

ドコでこんなモン見付けて来たのかと思ったら、園芸屋さんで売ってるんだそうだ。なるほど…。
残念ながらウチには地面が無いので、昨夜空けたワインボトルに差してベランダに置いてみたら、おお!動く動く、かなり派手にパタパタ♪
これは楽しい。地面、欲しいなぁ。実家からもらって来ようかな?







5/21(月)

日食だ!
それも、太陽に月がスッポリ入って輪っか状になる、金環食
天体イベントはだいたい好きだけど、コレは見たい!見逃せない。
…でも専用メガネも持ってないし、どうやって見る???
前回の皆既日食の時は、半分諦めていたものの、ちょうどいい具合に雲っていて、雲越しに三日月様の太陽が拝めた。
あれは本当〜にラッキーだったけど、毎回そうはいくまいて。
近頃は「下敷きで見てはいけません」とか言ってるけど、子供の頃には普通にやってたし、今も別に目は見えてるんだけどな。でも黒い下敷きなんて持ってない、そもそも(笑)。

輪っか状になるのが朝の7時半頃、というので、私にしたらかなりの早起き。このところすっかり夜型生活が定着してしまってる上に興奮して、殆ど眠れぬままに6時過ぎに起き出してみれば、外は雨。
がーん。
もう寝てしまおうか、と思いつつ、お腹が空いたので朝食の用意をしていたら、あれれ?少し明るくなって来た。
Macを起動して、日食関連のサイトやTwitterを見回りつつ、外の様子を伺う。
7時を回った頃から、少しずつ陽が射し始めた。
やばい!日食が見えちゃう(笑)。いや見えて欲しいけど、見えるのに私が見られないのは悔しい。
ベランダに出て見上げると、まだ雲は厚いものの、あの辺り、と太陽の位置が特定できる。
慌てて押し入れやら道具箱やらをひっくり返して使えそうな道具を探す、ちょっとの間なら下敷きでもいいさ(持ってないってば)。

そして狙ったように、ピークを迎える7時半頃、雲が薄くなり、太陽が顔を出した。
生中継のサイトをチェックしながらタイミングを待つ。外の道端で観測する親子の声が聞こえる。
私は……良い子は真似をしないでね、な手段で、見ました、とりあえず。
見事な輪っか、でも思ったよりずっと眩しくて、ちょっと意外だった。
でも、気温が下がったのはシッカリ感じた。太陽って凄いね。
そして、無理を承知で、一応携帯写真をパチリ。
出来は……うーん、だけど、まあ取りあえず輪っかになってるわ(笑)。

見たぞ。
でも、本当はもっと、ちゃんと観察したかったな。
輪っかの時はモチロンだけど、途中削れてるとこなんかも見たかった。
でもって次は6月6日、金星日面通過ですって!!!
コレこそは減光メガネ無しでは無理、絶対無理。
もうさ、こんな好きなんだから、買おうよねメガネ(笑)。

 

追記:なんか続けて日食があったので、わりと頻繁にあるモノのような気がしてたけど、この先かなり長い事無いみたい…。
西暦2000年から西暦2049年の日食
うーん。減光グラスどうしよう。







5/28(月)

母が「野草摘みに行きたい」と言っていたので、お付き合いするために実家へ。
実家の近辺にはけっこうシッカリしたハイキングコースがあって、この時期の休日なんかは最寄り駅にハイカーが集ってたりする。
亡父が元々山好きだったので、母も良く付き合って歩いていたらしい。

と、いう事で、私はすっかり付いて歩けばいいものと思っていた。
午前中に家を出て、まず銀行に用があると言うから行くと、「印鑑が無いとダメだって」。
炎天下、徒歩25分を歩いて戻る母80代。
手続きが終わった頃には昼食時になっていたので、近所の店でランチを食べ、さてやっと山に入れる、と思ったら今度は「山道への入り口が分からない」へ?
なんか街の景色変わり過ぎてしまって、あちこち造成も進んでいるので、本当に分からない。
山はそこに見えているのに、そちらへ向かう道を行くと民家に入ってしまうとか、駐車場で行き止まりとか、そんなんばっか。
排気ガスとアスファルトの照り返しの中をさんざん歩き回って汗だくになった挙げ句、「もう疲れたから帰ろう」。

まあ母も高齢だし無理は無い、と戻ろうとしたら、「この近くにガーデンセンターがあるから寄って行こう」と言い出す。
花好きの母は、花屋に行くとすっかり元気を取り戻し、広い店中を隈無く廻って花々を愛で、最後に小さな観葉植物の苗を買って、すっかりゴキゲンで帰った。
本日、母の万歩計のカウントは2万歩弱。
元気で良かった(笑)。

そうそう、母の丹精したサボテンが、花を咲かせた。
なんでも植えてから6年目だとかで、今まで一度も咲いた事が無かったんだそうで。
着いた日にツボミが出てるよ、と聞かされて、翌朝になったら開いていた。
何となく、サボテンの花と言うと真っ赤とかド黄色とか、そういう造花っぽいどぎついイメージがあったんだけど、現れたソレは、何とも可憐な薄桃色。
ちょっと感動した。
でも写真、せっかく撮ったけど本体(サボテン)が殆ど写ってないじゃん(笑)。残念!あのバランスが絶妙だったのに。向かって右側に、ちょっとトゲトゲが見えてるけど…。







5/25
(金)

髪を切った。やっと、やっと切った!!!

…ナニをそんなにリキんで、とお思いでしょう(笑)。
もうね、ずっと切りたくて、シャンプーのたびに毛先がギシギシするのが気になって。
でもなかなか行くタイミングが掴めないと言うか、ズルズルと長引いてしまってた。
前回切ったのがいつなのかも思い出せず、ちょうど誕生日なんでそこら辺で切っておけば次は忘れない、と思ったものの、結局1週間経ってしまって、やっと、やっと。

新しい仕事の件で夕方編集さんと会う予定があったので、昼過ぎからプールに行って、その足で近所の『1000円カットの店』へ。
そう、ここ数回、もうヘアカットは1000円限定です(女としてどうなんだ…がしかし背に腹は代えられず)。
ここはシャンプーは自分で済ませて行くお約束。ブローもろくにしないので、椅子に座ってから立つまでが10分、というのも売り文句になってて、元々美容院嫌いの私には、価格だけでなくありがたいシステム。
店に入るとすぐに椅子に案内されて、事前に考えていた通り「バレッタでまとめられるギリギリの長さ」と指定したら、美容師さんが軽くビビッてる。「え、相当切りますよ?こんなに?」「今までこれ位短くした事あります?」…いえ、ベリーショートもやってますから(笑)。
半白髪の、けっこう年配な感じの美容師さんだったけど、1000円カットでは新米だったのか?物凄く丁寧に話聞いてくれて、長めに切っては確認してくれて、この長さはハネちゃうとか私の前髪の癖とかも気にして頭抱えんばかりに悩んでて、なんだか申し訳無くなった。
迷わずハサミ使ってくれて嬉しかったし。
でも「10分でカット」は看板に偽りアリになっちゃうぞ(笑)私は急がないから良かったけど。

すっかりサッパリ涼しくなって、夕方から新しい企画の編集さんと打ち合わせの予定だけど、1時間ばかり空いてしまったので、そのまま隣町まで買い物に。こっちの商店街は野菜が安い、買い込んでトンボ返りで、ちょうど待ち合わせ時刻。
駅前の喫茶店で、いよいよ具体的な話に、と思ったけど、まだそれは先になってしまった。
取りあえず、原作の候補のコピーと、シリーズの心得みたいな手引き書のコピーを渡される。
(結局この原作はボツで、後日別の原作に決まる。そして私はその長さに負けてボーゼン。)