*2007年5月のワタクシ。*
このところ、出歩く事が続いて落ち着かなかったので、GWは特に予定も組まず、実家でまったり過ごしました。
実家近くのスポーツクラブ、普段は週末しか行けないので出られないクラスも出てみたり。
と、言っても週末にもクラスのあるフラダンスやヨガやバレエなんだけど、イントラが違うとまた大分趣きが違うんで、面白かった。
心残りは、興味津々の“ベリーダンス"に出られなかった事。
ああ、やってみたい。「私はサロメ!」なんちゃって。
腰傷めるかも(笑)。
珍しく姉が誘って来たんで、近所の山にハイキングに行った。
新緑が最高の季節。野生の藤の花も、あちこちで見事に咲いていた。
(でも、野生の藤って高い所に咲いてて、写真撮ってもイマイチなんだよね…残念)
あとは、シロツメクサ、アカツメクサの群生。
去年の春、母がいたく気に入った小さな百合の群生(写真→)は、同じ場所を探したが影も形も見付からなかった。
花の季節は過ぎても、葉っぱくらいは見付かっても良さそうなのに…???
夢だった、なんて事はないよね?(だって写真残ってるし…)
途中、ハイキングコースと言うよりトレッキングコースみたいな山道で、すごいチャラチャラした服装の女子中学生集団に出会い、唖然とする。膝丈のレーススパッツにヒールのパンプスとか履いてやんの!若さでここまで来たんだろーか(笑)。怪我するからやめなさいね。
久しぶりに予定の無い水曜日=映画レディスデイなので、渋谷で2本観て来た。
まずは『スパイダーマン3』。
『1』『2』ともになかなか面白かったこのシリーズ。結局全部劇場で観ている。
こういう道具立ての大きいのは劇場で。飛ぶシーンの爽快感は、テレビ画面じゃもったいない。
ちょっと目が疲れたけど。
ストーリー、グダグダ感(これが持ち味なんだけど)が前に出過ぎて中盤退屈してしまった。男も女もバカばかり。
なんか「痴話ゲンカの片手間に正義の味方やってます〜」みたいな。
でも、“砂男"は凄かったし、“ヴェノム"も良かった。やっぱり劇場で観た方がお得。
R子姐さんの唱える「スパイダーマンシリーズのヒロインはメイおばさん」説を、支持します!
次に、殆ど直行で『ラブソングができるまで』。
本当はこちらを先に観るはずだったんだけど、寝坊したおかげで順番が逆になり、結果的には大正解。
ヒュー・グラントもドリュー・バリモアも大好き。ぜひ観とこ、と思ったけど、ますますファンになっちゃった。
洒脱な脚本。始まった途端に『スパイダーマン』のベタさ加減が良く分かった。
魅力的な(問題はあるが)主人公達、愉快な脇役達、楽しい音楽に、いっぱい笑ってちょっぴり切ない、ラブコメの王道!
ヒューちゃん演じる中年ポップスターの全盛期のビデオクリップがまた、最高!
これは激烈にオススメ作品。(でも劇場じゃなくてもいいかも…ごめん!私もまたDVDで観るよ♪)
なんだかバタバタしていて、しばらく映画館から足が遠のいてしまっていたんだけど。
いいのに当たると、本当に、映画っていいなぁ〜、とシミジミ思ってしまいます。
また行こう、でもなるべく、サービスデーに、ね。
毎月恒例の『シナリオ教室』ガラミの勉強会。
先日観た『ラブソングができるまで』の話題が出て、どういうワケか今まで一度も意見が合った事の無い男性と意気投合・大絶賛してしまった。根本的に好みが違うと思っていたのに、ラブコメは地球を救う!?
で、それは良かったんだが、またしても靴で大失敗。
最近、近所のイ○ーヨーカドーでバーゲンで買った水色のレース付きシャツが着たくて、シャツに合わせて久しぶりに履いて出た、水色のパンプス。
勉強会の前にプールに寄って、直接電車に乗ったんだが、降りた駅の構内で、いやに自分の足音がやかましいのに気付く。
もしやと思って見ると、両足のヒールの先が取れて、ビョウが丸出しになっている!
…2月にも、ブーツのヒールを同じ状態で、どこかに落として歩いていたんであった。(ナゼに両足!?)
歩くたび凄い音がして恥ずかしいし、それより滑って危ない。駅の階段とかマジ怖い。
仕方ない。カカトに乗る重心を爪先に移して歩くと、何とか音も滑りも解消された。
ちょっと疲れるな、と思いながらも、帰り道はずっと爪先重心で歩いた。
おかげで転ぶ事は無かったが、翌朝目覚めたら、背中がパンパンに筋肉痛。
そうか〜、足元って大切なのね。当たり前か。
先日も、久々に履いた赤い靴、バックベルトがゴム仕込みで、あまり長持ちしなさそう…と思っていたら、やはり冬の間にゴムが伸びていたらしく、階段でパカパカ。
危ないし、やはり音が大きくてかっこ悪い。若い娘のミュールの靴音を、いつも見苦しい(聞き苦しいか?)なーと思っているのに、これはミュールと変わらない。
ヒール底はともかく、ゴムベルトの修理なんてしてくれるかしら……無理そうだなぁ。
母の日だけど、前日実家に帰る途中スポーツクラブに寄るのでカーネーションは買えず。
いつもお世話様のユニ○ロで、綺麗な若草色の薄手のカーディガンを買ってプレゼント。
このところ、実家の近所のスポーツクラブで踊り系クラスを受けていて、楽しいのでなるべく出たい。
でも、和裁教室も日曜日。
母の休日の日曜に合わせて実家へ行くはずが、日曜朝からヨガと太極拳を受講して、昼食を食べに戻って、トンボ帰りで和裁へ行き、夕方また実家へ戻ってみた。
うーん。大変。
和裁教室は実家の沿線なので、行き帰りはそんなにきつくない、はずなんだが。
月曜日の午前中も、フラダンスとフラメンコがあって、なるべく出たいのよ。
なんとか、うまい方法を考えたい。
いっそ仕事場を引き上げて……なんて、ダンスクラスのためにそこまで考えてしまいます。
いや、それはしないと思うけど。
和裁も、肌襦袢が終わり、いよいよ浴衣に突入。
夏祭りだか花火大会だかに、皆で着て繰り出すんだそうな。
間に合うのか!?頑張ろう!
と、張り切るのはいいが、早速縫う場所を間違えて予定よりでかい浴衣になってしまったもよう。
いいのいいの、作る時は振り返らない!いいのか!?
誕生日。
あらら、もうこんな歳。いつも思うけど、ビックリです。
朝から仕込みして、ミートローフ&マッシュポテトのバースディディナー、赤ワインも開けて、独りでいただきました。(♪独り上手と呼ばないで〜♪)
でも、Mac上ではメール、グリーティングカード、掲示板やSNSへの書き込みと、いっぱいお祝いいただきました。
あー、ネットやっててヨカッタ〜。
…電車男の気持ちが、ちょっと分かる。分かるな、コラ。
中でも、R子姐さんが、YouTubeに私のイラストを編集した動画を載せてくれた!
これはビックリ、大感激でした。
↓YouTubeから消えないうちは、ここに横流しできます↓
いや〜。
私も12歳になりましたが、って、いや年女だと言ったら、会った事の無いネット仲間に「24歳?」と聞かれたので、つい(笑)。
年女は本当ですが。
5/24(木)
*ご注意*
えー今回かなりエグイ描写があるやも知れません。
虫の嫌いな方は、この日を飛ばしてお読みになる事をお勧めします。
出た。
何が出たって、あの、ほれ、あれが。
キッチンに立ってお茶を入れようとしてたら、ふと視界の隅をよぎった、黒い影。
あーあ、出ちゃった…。
そう言えば、このところすっかり暖かく、と言うか暑くなって来た。
冬の間すっかり気がゆるんで、あちこちに仕掛けた“コンバット"も、とうに有効期限を過ぎている。
仕方ないので振り向けば、果たして天井と壁の角あたりにカサカサと走る、黒い姿。
でかい。黒い。まだ本調子じゃないのか、あまり素早くないようだ。
パニクッて飛ばれないようソッと後ずさり、スプレー式殺虫剤を一気に噴射。
確かな手応えを確認し、しばらくは走り回るだろう姿を見るのもイヤなんでキッチリとドアを閉めて隣室に避難した。
長い事待って、もう済んでいるだろうとキッチンへ行ってみた。
ヤツが死んで転がっていそうな部屋の隅とかをチェックするが、見当たらない。
冷蔵庫の陰にでも引っ込んでしまったか。
玄関先に出ている靴に入ってたらヤダな。履く前に確認を忘れずに。
…まあ、今死骸は見えなくても、どこかで確実に死んでるだろう。
と、さっき入れ損ねたお茶を入れて、また隣室へ戻った。
そしてまた数時間。そろそろ寝る時間なんで、お茶のカップと一緒にシンクに浸けてあったナベを洗おうとキッチンに行った。
近頃圧力鍋でご飯を炊くのがお気に入りで、今日も炊いたご飯を小分けして冷凍し、ご飯粒のこびり付いた鍋は水を入れてシンクに置いてあった。
洗ってから寝ようと鍋に目をやると………ヤツが……中にいた。
あああああああ。
深いステンレス鍋の中で、ソイツはじっと沈んでいた。
いや、違う。
これって、つい先日、ダイビングで習った、アレだわ。
中性浮力。
浮き上がりもせず、底にも付かず、水中にバランスを取って留まっている。
おまけに、難破船の乗組員の伝説のように、頭を上に立ち上がった姿勢で!!
ギャ〜。
うつむいた逆三角形の横顔まで、覗き込んでしまった。
断末魔に走り回るとは思ったけど、ここまで来ていたとは。
鍋の水を流し、米粒にまみれたソレを……あれっ、どうやって捨てたんだか記憶が途切れている(爆)。水を流す時のユラユラ揺れる触覚は目に焼き付いているのに。
ああ、超ブル〜。
翌朝、速攻でドラッグストアへ行って、コンバットを、と思ったけど、ブラックキャップというのが「プロが使う」と書いてあったので(何のプロ!?)それにしてみた。
効きますように。
頑張れ、ブラックキャップ!
負けないぞ、ワタシ!!
『モディリアーニと妻ジャンヌの物語展〜運命のアーティスト・カップル〜』いつもお馴染みBunkamuraのミュージアムに、見に行った。
正直、モジリアニ(私的にはモディリアーニよりモジリアニなんだけどな)って別にたいして好きでもないんだけど、モンパルナスには興味アリ。
そんな程度ではあったけど、行って良かった。面白い視点の展覧会でした。
モジリアニには、よくモデルで使っていた若き美人の妻がいて、彼が若くして病死した直後に後追い自殺をした、という話は聞いてはいたが。
実はその妻ジャンヌも才能ある画家であり、同棲・出産・結婚・二度目の妊娠中に夫の後を追って飛び降り自殺を遂げる直前まで、旺盛な創作意欲で多数のスケッチや油絵・水彩画を創作し続けた。
モジリアニの描く女性像は、ホッソリと首が長くうつろな瞳が有名だが、実際のジャンヌは目力強いガッシリ系の美女。
夫と妻は同じモデルを描いたり、お互いを描き合ったり、画家仲間と交流したりと、お絵描き三昧の日々だったようだ。
ただ絵を見たい向きには、素描が多くモジリアニの大作は少ないので、ちょっともの足りないかもしれない。
ジャンヌという存在に興味を持った私としては、かなり面白い企画だった。
…それにしてこの夫婦、本当に圧倒的才能だったのか、私には分からないんですけど……、ごめん。
6/2まで、1300円。関連グッズ多数。
で、同じBunkamuraの映画館で、コラボ企画として、モジリアニ夫婦を扱った映画『モンパルナスの灯』を上映していて、展覧会の半券を提示すると千円で見られるというので、5/28(月)に行って来ました。
うーん、まあ、古い(1958年!)映画だし、仕方無いちゃーそうなんだけど。
なんかもう、単なるメロドラマで、ちょっとウンザリしてしまった。
主演のジェラール・フィリップ&アヌーク・エーメが、すんばらしい美男美女だったから、まあ許そう、ってところか。
展覧会の解説にあった言葉そのままに、「ジャンヌの後追い自殺によって、悲劇の天才画家モジリアニの伝説は確立され、若き画家ジャンヌはモデルの地位に封じ込められていった」という情報操作に一役買ってる映画だ。
あまりにも芸術家って辛いのよ、可哀想な二人、みたいな切り口で。
モジの不幸は芸術家だった事じゃなく、身体が弱くて早死にしちゃった事だと思うぞ。
アンディ・ガルシアがモジリアニを演じてる最近の作があるので、今度そちらも見てみたくなった。
またしても奥歯が痛み出し、仕方ないので歯医者に行った。
前回詰めたあたりが痛むので、同じ歯だったらと思い、ちょっと遠いけど前と同じ歯医者へ行った。
隣の歯でした(残念?)。
私の奥歯はもう、殆ど全滅状態なんだけど、その治療済みの歯が、続々と痛んで来ている。
今回も、詰め物をしてある奥歯が中で虫歯が進んでしまって、「開けてみて神経を取る事になるかもしれないので覚悟して」と言われてドキドキ。
結果、何とか神経を残したまま、その日のうちに治療を終わらせてくれたのでホッとしたが、「そろそろ限界に来てるので、もしまたすぐ痛むようなら今度は神経抜くからすぐに来て」ですって。
歯って、神経抜いちゃうと、すごくもろくなるそうな。そして次は、入れ歯………ううう。歳を感じる。
そうでなくても、一旦削って治療した歯は、持って50年なんだそうだ。やれやれ。
治療で麻酔を使ってくれるのはいいんだけど、歯の麻酔って本当にキモチワルイ。
歯医者を出てからも、道を歩きながら、唇が曲がっていそうで困った。もちろん、まともに口なんかきけない。
近辺は商店街で安い八百屋さんなんかもあるけど、とても買い物する気にもなれず、フラフラ歩いて帰る道すがら。
ペットショップのケージの中に、ものすごい可愛いウサギさん達を発見、思わずゆるむ口元(絶対に曲がっていた!笑)
まだ子供。白いのと茶色いのが、仲良くオデコをくっつけ合って寝ている。フワフワのホヨホヨ。思わず携帯写真をパチリ。
あー、癒された〜♪
家に帰り着いてバッタリ。プールもサボッて、ぐっすり眠った。
年々、こういうショックに弱くなる気がする、まあ、暇だから寝ちゃう、ってのもあるんだが。