快適収納術
キャンプ道具は、キャンプ場で使ってなんぼである。だからこそ、キャンプ場で、コンパクトに収納されたキャンプ道具がいつでも取り出すことができること、何処に何があるかわかること。すなわち、収納が大切になるんです。当然、車への積み込み、積み卸しも車という大きな収納BOXといえる。
 
オートキャンプに於いて、キャンプ道具の持ち運びは必須の作業である。そんな道具が保管されるのは、3つのケースがある。
  @日常、自宅に於いて保管収納している状態
  Aキャンプに持っていくために車内に積み込む状態
  Bキャンプ場に於いて、その収納を解き開放するその機能   を発揮する状態。
 
我が家は最初、収納にはあまり気にかけていなかった。そしてキャンプ場では、「アレがない、これがない」とコンテナBOXをひっくり返しの繰り返しであった。そこで少しずつ、考え始めた。

なぜかって、収納が悪いのはキャンプシーンでは快適ではない。辛いひとときだから。逆に収納が良くなると、あらゆるキャンプシーン(料理・空間)が楽しくなる。そうじゃありませんか?

  
一番肝心なA番のケースを基本にして考えてみ
た。
コンテナBOXの収納
収納下手な私の場合なので参考にならないと思いますが、少しずつ改良して満足している点もあります。
コンテナBOX1 透明BOX ソフトBOX
   【コンテナ収納のコツ】 
●小物はできるだけ、同じ用途、同種類ごとに小さなケースに分けて収納すること。
●同じ種類のものは一つのコンテナに収めること。
●コンテナそのもののサイズは、総重量を考えて大きすぎないこと。 (以前、大きなサ
イズに一つで収納していたが、持ち運び最中に腰を痛めてサイズを小さくした。)
●コンテナは堅めのコンテナは一つは欲しい。(その上に人が載る場合もあるので)
●蓋のある防水性のあるものがよい。(万が一、雨が降っても中が濡れないように)
●コンテナの中は、小さなケースをいくつも入れて中を区切ること。
●小物の収納はパレット、仕切りで格納。
(これは小さな道具をどんなに整理してしまったつもりでも、ケースで分けて入れた方が断然、キャンプ場での使い勝手がいいです。)
●長い物の収納は、縦に入れること。(アルミホイル・サランラップ)
  
〔コンテナBOX1〕カトラリー類、水桶、食器(網)、まな板、調理道具 〔透明BOX〕洗剤、フキン、テーブル、網、アルミホイル等、蚊取り線香、キッチンペーパー等
【私のコンテナの種類】
  1)堅めのボックス(1個)----キッチンバケツ・食器類・まな板調理道具他(重量のあるもの)
   2)透明ボックス(1個)----小物関連(アルミラップ類・掃除道具・蚊取り線香・ゴミ袋)
   (軽量のもの)
   3)ソフトBOX(1個)--------コッヘル類・テントライト・電源コード・ランタン
   4)ランタンケース(1個)-----カセットガス3・ホワイトガソリン・シングルバーナー・
   予備マントル
   5)道具箱(1個)-------ベグ、ハンマー類・張り綱・軍手・ライター等がある。
食材の収納
   
食材、調味料は原則クーラーボックスに収納する。

クーラーボックス内もパレットで分ける
前日に購入したした食材で、冷蔵が必要なものは、冷蔵庫に保管し、キャンプ当日の朝、冷蔵庫から取り出しクーラーボックスに入れる。
同一料理の食材は同じ袋にしまう。(5種類の色違い持つ)
(こうすると、料理の時に出し忘れがなくなります。折角持参した食材も調理の際に出し忘れて、使わずじまいのケースがよくありました。)
クーラーボックスが満杯の場合は、冷やす必要のない食材は、別途ソフトケースに収納
ボックス内を冷やす方法は、当日の朝、ロックアイス1袋と前日夜に凍らせたジュース類、ペットボトルと保冷剤を使用。
夏場は、ロックアイスをキャンプ場でもう一つ購入する。(最初に購入した溶け始めた氷は、ジャグジーに入れて、冷たい水としてのどを潤す。最高だね。)
車への収納
 キャンプグッズが増えてくると、車への収納が悩みの種となります。
数多い道具、かさばる道具をいかにうまく車に収納できるか。そんな収納のコツはあるのでしょうか。
また、収納ができなくて、持参するのをあきらめる場合もありますね。
一般的には、キャンプ道具は小物を収納するコンテナとそのままの形で車に積み込まれるものに分けることができます。
   ●道具は、できるだけ収納しやすいものを選択する。(買い換えたものもあります。)
〔我が家のキャンプスタイル〕
我が家では、前日の夜までに80%車に積み込みます。夜の積み込みなので、完璧には行きませんが、翌日、食材、身の回りもの(衣類等)等を積み込み、当日の朝の負担を減らします。
【車の収納の手順】
   収納の手順は、 
@重量のあるもの、かさばるもの、箱形のものを一番下に於く。
A我が家は@の上に滑り止めシートを敷き、その上につんでいく。
B最後に小物を隙間に埋める。
C車の収納スペースに入らなくなると、後部座席に大事なものを配置する。
(着替えなどのバック、水筒、ジャグジー)
D車のシートの後ろの隙間、後部シートの隙間にも小物をはさむ。E最後に、当日の朝に詰め込んだクーラーボックスを一番取り出しやすい最後列に納める。
Fビニールシートを最後に積む。(キャンプ場で、直接地面に積み荷を降ろすと汚れるのを防止するために敷く)
G車内で収納しきれない場合は、ルーフボックス(我が家にはない、欲しい−)、ルーフラックに防水性の良い、軽いものを積む。
 ※よく、「収納は、キャンプに於いて設営する順に取り出せるように逆に収納するのがよい」とききますが、思い通りに入ってないようで−−−
   
キャンプ場で荷ほどき
キャンプ道具の撤収
自宅で保管
自宅に戻った後はまず車からキャンプ道具をすべて取りだし、元の収納されていた場所に移します。(約30分位かかりますが、この時間が一番テキパキ動きます。)
冷蔵庫の中の清掃・食材の整理。
キャンプ場で雨に濡れたテント等を当日または天気の良い日に乾かす。
シュラフはキャンプ場で乾かせなかった場合は、天気の良い日に再度乾かします。(次回のキャンプ日はわかりませんからね。)
キッチン周りは自宅で再度洗って、乾燥機にかけて保管する。
〔我が家の収納場所〕
@母屋の廊下の端に作った収納棚(ホームセンターで購入したパイプ棚)これは高く詰めますのでいけます。(テント、シュラフ等大切なもの)
Aダッチオーブン、焚き火グッズ、小物入れ等はベランダに常設した収納ボックスに納める。
Bキャンプ場にそのまま持参できる収納BOXはベランダにそのまま置く。