左の作品のデッサンが右である
こういう目に不思議さのあるモデルは、
彫刻では表せない目に惑わされ、なかなか本質がつかみ難い

ただ、この人のなんとも言えない暖かさやゆったりとしたもの表しいたと思った

「春」と名づけたこの作品は
自分の作品の中でもいつ見ても暖かい気持ちになる好きな作品だ
彫刻のためのデッサンは、
石膏デッサンのようにモデルをそっくりに表すものではない

ボリュームや動きを、
自分がどういうものを製作したいかをつかみたい

私は、本人を目の前にして製作する

モデルが素人の場合、
自分がどのように出来るのかデッサンや作品を気にする
自分に似ているとか、似ていないとか・・・

ついサービスに、こぎれいなデッサンを一枚描いてしまう
モデルが喜ぶとやり易いし
またそのデッサンを観た人がモデルになってくれることがある

この3枚は同一モデルです







目的なく描く裸婦デッサンは楽しい

でも、やっぱり絵の仲間と一緒に描くと、絵をやる人とは見方が違うなと感じる
ボリュームや、身体の繋がりが気になる




デッサン
の部屋

これが私?
と覗き込むモデル

眠気との戦い

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デッサンだけを集めた部屋か
デッサンとその作品を並べた部屋を
作りたいと思っている


彫刻  up  home

3枚とも同一モデルです

初めの2枚を描いている時には、
デッサンを楽しんでいます

ところが、3枚目の時には
頭はこの人の彫刻作りたい言う思いでいっぱいです

彫刻は動きや塊としての捕らえ方が大切なので、
デッサンが絵として楽しむ時とは違っています


ひと目で触発されるモデルと言うのはいますが、
描いているうちに作っているうちに、
何かしら惹かれていくのは不思議です


いいところのない人なんていない、と感じます