HONG KONG PUBLIC TRANSPORT TOURISM ASSOCIATION | |
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お気に入りのバス路線 城巴7 | ||
石排湾〜中環碼頭 | ||
乗車日:2003.01.12 | ||
記 者:[014] |
南Y島で海鮮を賞味し、街渡船で香港仔に着いた私は、中環方面へ戻るべく適当なバスを探し、結局、城巴(シティバス)7系統に乗車した。 香港島西部を走る薄扶林道を徐々に高度を上げながら進んでいくと、キラキラ光る海の向こうに、さきほどまでいた南Y島がシルエットになって見えてくる。香港らしからぬ景色を楽しめるひとときだ。斜面には香港風の墓地も見え隠れする。 バスが最高点に達すると、ついさっきまでののどかな車窓風景から様相は一転、右に左にカーブを切りながら、結構なスピードで坂を下り始める。 |
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香港大学の横を通り、般咸道が高架で左に分岐していくと、このルートのハイライトが間もなく訪れる。薄扶林道は、西營盤の第二街と交差するところで進入禁止のため直進ができなくなり、坂を下りてくる車両は第二街への左折を余儀なくされる。正面の建物が2階席前方の窓いっぱいに広がり、これからどうなるんだ!?と思った瞬間、バスは突然、左へと進路変更。建物の壁をこすってしまうんじゃないかと思えるくらいギリギリのところを通過するスリルを存分に堪能できる。 第二街を少し走るとすぐに水街へ右折。2回のダウンヒルののち、トラムも走る徳輔道へとなだれこむ。トラムと肩を並べて走るバスもまた一興。目的地の中環まではあとわずか。 バスの2階席は1階席よりも、車両の動きが予想できにくく、また大きく感じられるので、こうしたスリルあふれるルートではその魅力が特に発揮される。ぜひ最前列の、それもできれば右側席を強く推薦。 |
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なお、前述の7系統以外にも、37B・71・973(以上 城巴)、3A・4・91・94・970(以上 新世界第一巴士)の各系統がこのルートを経由するものと思われる(ただしいずれも、薄扶林道から西營盤へと坂を下りてくる方向のバスのみ)。 |
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