香港巴士鐵路旅遊協會 HONG KONG PUBLIC TRANSPORT TOURISM ASSOCIATION
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お気に入りのバス路線 118
お気に入りのバス路線へ 深水埗~小西湾
乗車日:2003.1.8
記 者:[014]


 キャセイパシフィックの午前便で成田から着いた私は、東涌まで龍運バスS1を、その後はMTR(地下鉄)東涌線・荃湾線というエコノミカルアクセスをこのとき初めて利用して、油麻地の雑踏の真っ只中へと降り立った。香港最初の食事は倫敦大酒楼で下午茶と決めていたのに、午後の飲茶はもう終わったとのつれない返事。仕方なく、旺角の恒生銀行で当座使う香港ドルの両替をし、今夜の宿、香港島・北角のシティガーデンホテル(城市花園酒店)へ向かうことに。
 しかし、旅の荷物を抱え、下午茶ができなかった悔しさから、まだ到着直後なのに早くもややお疲れモード。MTRに乗れば、また階段の上り下り、金鐘駅での乗り換え、などが頭をよぎり、何かもっとラクに行ける方法はないものかと手元の『香港街道地方指南』のページをめくって見つけたのがこの九龍巴士(KMB)118系統。なお、乗車したのは九巴の車両だったが、城巴・シティバスも共同運行している。

海底トンネルバス118路線図 始発は深水埗の西九龍中心(注参照)。長沙灣道から九龍のメインストリート・彌敦道へと進入してくる。私は銀行中心前の彌敦道・奶路臣道停留所から16:19に乗車する。

 毎度おなじみの彌敦道を南下し、佐敦の手前で左へ分岐する加士威道へ。複雑なジャンクションをぐるっと回りながら、クロスハーバートンネルに突入。渋滞もなく、再び外の光が見えるとそこは香港島の銅鑼湾。メインストリートである高士威道・英皇道を避けて、ビクトリアパークを右手に、ビクトリアハーバーを左手に、停留所の少ない維園道を走り、ほどなく電氣道へ。

 シティガーデンホテルのすぐ横で16:40下車。乗車時間は21分。まるで空港バスのシティフライヤー(城巴機場快線)にでも乗ってきたかのような快適さで、ホテルにチェックインすることができた。

 バスはこのあと、渣華道~東區走廊を経由して香港島最東部の柴灣・小西灣へと足を延ばす。九龍中心部と香港島東部とをダイレクトに結ぶ、利用価値の大きい路線としてお奨めだ。

海底トンネル路線一覧

注:この記事の2003年当時は118路線の始発は西九龍中心でしたが、2005年頃からKCR南昌駅そばの深水埗(東京街)バスターミナル始発に変わっています。地図は2005年のものです。

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