■チェック用語 ・シンチグラム 内服や注射によって体内に入れたラジオアイソトープ(RI)が 発するガンマ線を、体の外からシンチカメラやシンチスキャナーなど で検出した画像やグラフにより診断する方法です。 臓器、組織へのRIの取り込み状況により、臓器の形状や腫瘍の 存在、生体の機能を調べます。 心臓の血流の状態をみる「血流動態シンチグラム」のように、 肝、胆道、心筋など、RIを注入後の変化を時間の経過とともに 連続して診察し、診断するものを「動態」といいます。 また、骨、関節、甲状腺など、RIを注入し、一定時間経過後の 分布の状態を観察し、診断するものを「静態」といいます。 ・シングルホトンエミッションコンピューター断層撮影(SPECT) 「スペクト」とも呼ばれます。 ガンマカメラが体の回りを回転して、体内に入れた ラジオアイソトープが発するガンマ線を測定します。 その収集したデータをもとにコンピュータ処理で断層像を描画する ものです。[ Index ] [ Home ]