シフトJIS

■チェック用語

・シフトJIS
      内部処理用コードとして、ひらがなや漢字などの2バイト文字の先頭
      バイトを1バイト文字と重複しないコード領域にシフトさせた方法です。
      モードの切り替えを意識することなく、バイト並びを見ただけで、その
      バイトが1バイト文字をあらわすのか、2バイト文字の先頭バイトを
      あらわすのかがわかります。

      シフトJISは、マイクロソフト社が内部処理用コードとして開発して、
      パソコンで広くつかわれるようになりました。
      そのため、1997年の「JIS X 0208」改定の際にデファクト
      スタンダード(事実上の標準)を追認する形でJIS漢字コードを
      コンピュータ等で使う方法の一つとして、シフト符号化表現が規定され
      ました。

・外部コード
      「情報交換用」文字コードです。
      JISの文字コード、ASCII、ISOは、「情報交換用」
      (Information Interchange)として、規格化されています。
      国内、あるいは国際的な通信網に流しても混乱が生じないようなコードが
      求められています。

・内部コード
      「内部処理用」文字コードです。
      効率と処理のしやすさが求められています。

      文字コードの規格の基本的な考え方として、内部処理には、どんな文字
      コードを使ってもかまわないが、データを他のコンピュータと交換する
      場合には、規格に定められて「情報交換用」文字コードである外部
      コードに変換してから出力することになっています。

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