肝臓の検査

■チェック用語

・GOT(AST)、GPT(ALT)
      肝機能検査で、肝細胞のこわれ具合をみる血液検査の値です。
      炎症が強いと数値が高くなります。

      ウイルスが肝細胞の中で活発に動きはじめると、免疫機構はウイルスを
      撃退するため、たくさんの細胞を破壊してしまいます。
      壊れた細胞からはGOT、GPTなどの酵素が流れ出します。

      GOT、GPT値の高いということは肝細胞が多く破壊されていることを
      示しています。

・HCV抗体検査
      C型肝炎ウイルスに対応してできた抗体があるかどうかを調べる検査
      です。

      陰性→ウイルスは存在しない
      陽性→現在感染しているか、過去感染したことがある

・HCV−RNA検査
      ウイルスの遺伝子であるHCV−RNAの有無を判断する検査です。
      血液中のC型肝炎ウイルスの有無や量を調べます。

      陽性→現在感染している

・ウイルス遺伝子型検査
      ウイルスの遺伝子タイプを調べ、効果を予測します。
      治療薬であるインターフェロン等が効くタイプか効きにくいタイプかを
      予測します。

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