血圧の基準値
■チェック用語
・血圧の基準値
血圧の基準値は世界保健機関(WHO)などで定められています。
一般に 140/90mmHg 未満が正常血圧でこの数字をどちらか一方でも
超えたものを高血圧としています。
また正常血圧の中でも
120/80 mmHg 未満を「至適血圧(してきけつあつ)」(より望ましい数値)
130/85 mmHg 未満を「正常血圧」
130〜139/85〜89 mmHg を「正常高値血圧」
としています。
血圧は、「収縮期血圧」と「拡張期血圧」の両方を測定します。
単位は「mmHg(水銀柱ミリメートル」で「収縮期血圧 / 拡張期血圧」で
あらわします。
・血圧
血管にかかる圧力です。
動脈や静脈、毛細血管などの血管によって血圧は違います。
ふだん「血圧」というときは動脈にかかる血圧をさしています。
・収縮期血圧(最高血圧、最大血圧)
心室が収縮し、動脈に一気に血液が押し出されたときに動脈にかかる
圧力です。
心臓が収縮して血液が勢いよく押し出されたときの血圧です。
・拡張期血圧(最低血圧、最小血圧)
血液が押し出されてきてふくらんだ動脈が元に戻りながら、血液を
送り続けているとき、つまり心臓が拡張しているときに動脈にかかる
圧力です。
心臓が拡張して血液を送りだすのを休止しているときの血圧です。
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