動脈(どうみゃく)、静脈(じょうみゃく)
■チェック用語
・動脈(どうみゃく)
心臓から出る方向に血液が流れる血管です。
心臓から出る大きな血管には「肺動脈(はいどうみゃく)」と
「大動脈(だいどうみゃく)」の2本があります。
・肺動脈(はいどうみゃく)
肺循環へと血液を送り出す血管です。
右心室(うしんしつ)から出て、すぐに左右に分かれて肺に入る
肺動脈には、二酸化炭素を多く含む静脈血(じょうみゃくけつ)が
流れています。
・大動脈(だいどうみゃく)
全身の組織へと血液を送り出す血管です。
人体で最も太い血管で、根元の部分は3cmほどの太さがあります。
左心室(さしんしつ)から出て上に向かう部分を上行大動脈(じょう
こうだいどうみゃく)、そこから弧を描いてUターンする部分を
大動脈弓(だいどうみゃくきゅう)、下に向かう部分を下行大動脈
(かこうだいどうみゃく)といいます。
大動脈には、酸素を多く含んだ動脈血(どうみゃくけつ)が流れて
います。
・静脈(じょうみゃく)
心臓に戻る方向に血液が流れる血管です。
心臓に戻る大きい血管には、肺から戻る肺静脈(はいじょうみゃく)と、
上半身から戻る上大静脈(じょうだいじょうみゃく)、
下半身から戻る下大静脈(かだいじょうみゃく)があります。
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