マイクロQRコード
■チェック用語
・マイクロQRコード
オリジナルのQRコードのデータ効率を改良した2次元シンボルです。
読み取りを援助するための機能パターンを必要最小限にし、データ効率
を向上させています。
2004年11月 JIS(日本工業規格)として制定(JIS X 0510)されました。
レーザによるダイレクトマーキングです。
高精度で微妙なマーキングができることから小物への印字が可能です。
また、従来のラベルを貼るのに比べてコストがかからず、製造工程の
熱処理や洗浄処理を施してもコードが消えないなど、半永久保存が可能
です。
QRコードでは、切り出しシンボルを3つの頂点に配置していますが、
マイクロQRコードでは1つの頂点だけに配置しデータ領域を増やして
います。
・ダイレクトマーキング
製品(物品、部品およびその梱包)にラベルやシールを貼るのではなく
「各種の方法で、直接製品に記号をマークする技術およびマークされた
記号を自動認識する技術の総称」です。
製品に直接マークする技術としては、
「レーザマーキング」、
「ドットインパクトマーキング」(スタイラスと呼ぶ針状のペン先を
マーキング対象物に衝突させて物理的なくぼみをつくる)、
「インクジェットマーキング」(インクを吹き付けてマーキング)、
「サーマルマーキング」(直線的に1列に並んだ発熱体に電位を与えて
発熱させ、その熱エネルギーを用いたもの)
などがあります。
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