リードソロモン符号
■チェック用語
・リードソロモン符号
人工衛星と地上の間で交わされるデジタル通信などで用いられている
誤り訂正の方法です。
もともとヒューズ社がNASAの人工衛星と宇宙探索のために開発した
技術です。
元データに、その一部が破損しても復元できるような符号理論を駆使
した誤り訂正用コード(リードソロモン符号)を加え、データ領域に配置
します。
これによって、コードが一部汚れたり、欠けたりしても元データを復元
することができます。
■「QRコード」での誤り訂正機能
誤り訂正機能とは、検出された誤りを訂正する機能を持っているということ
です。
「QRコード」では、「リードソロモン符号」による誤り訂正を行っています。
また、「QRコード」での誤り訂正機能は、4段階に分けられています。
レベルL コード面積の約7%が汚れたり破損しても復元
レベルM コード面積の約15%が汚れたり破損しても復元
レベルQ コード面積の約25%が汚れたり破損しても復元
レベルH コード面積の約30%が汚れたり破損しても復元
言い換えれば、データの最大30%(コード面積)が破損してもそのデータを
復元して読み取ることができるということです。
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