SI接頭辞、2進接頭辞

■チェック用語

・SI接頭辞
      国際単位系(SI)で決められた接頭辞です。
      10のべき乗で表すときに使います。
      
・2進接頭辞
      2のべき乗で表すときに使います。
      2進数がもとになっているコンピュータでは、メモリ容量、
      ディスク容量、ファイル容量などを表すのに使われます。

      1キロバイト= 1,024 Byte(2の10乗)
      1メガバイト= 1,048,576 Byte(2の20乗)
      1ギガバイト= 1,073,741,824 Byte(2の30乗)

      従来の2進接頭辞
      接頭辞と読み方
      K      キロ(kilo)    2の10乗
      M      メガ(mega)    2の20乗
      G      ギガ(giga)    2の30乗
      T      テラ(tera)    2の40乗
      P      ペタ(peta)    2の50乗
      E      エクサ(exa)   2の60乗
      Z      ゼタ(zetta)   2の70乗
      Y      ヨタ(yotta)   2の80乗

      「K」は、SI接頭辞では小文字、2進接頭辞では大文字です。

      実際に使われる時には、わかりやすいように1キロバイトを
      1000ByteとみなすSI接頭辞が使われることも多く使い分けが
      曖昧で混乱していたため、1998年にIEC(国際電気標準会議)が
      2進接頭辞を承認しましたが、広く使われているとはいえない状態
      です。

      IEC規格の接頭辞
      接頭辞と読み方
      Ki      キビ(kibi)    2の10乗
      Mi      メビ(mebi)    2の20乗
      Gi      ギビ(gibi)    2の30乗
      Ti      テビ(tebi)    2の40乗
      Pi      ペビ(pebi)    2の50乗
      Ei      エクスビ(exbi)   2の60乗

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