気(き)・血(けつ)・水(すい)
■チェック用語
・気(き)
「元気」(体が本来もっている気「元の気」)といった目にはみえない
けれど、肉体や精神に作用するものです。
「気」が崩れると病気になると考えられ、「気」を整えること、
「気」の流れをよくすることで、病気を治すと考えられています。
気の巡りが悪くなっている状態「気鬱(きうつ)」、
気が下から上へと突き上げる状態「気逆(きぎゃく)」、
気力が衰えた状態「気虚(ききょ)」があります。
・血(けつ)
体内の栄養物質(血液)のことです。
血の巡りが悪い「於血(おけつ)」と、血によって運ばれる栄養分が
うまく配られない「血虚(けっきょ)」があります。
・水(すい)
体液のことです。
水が均等に存在していなかったり、過剰だったり、不足していたり、
という水に関するトラブル全般を「水毒(すいどく)」といいます。
■補足
基本的な考えは「気」です
これを実体のない「気」と実体のある「血」にわけて考えられるようになり、
その後、「血」は、血液の「血」と血液以外の体液「水」とに分けられるように
なりました。
「気」「血」「水」のバランスが崩れることで病気になるとしています。
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