WEP

■チェック用語

・WEP(Wired Equipvalent Privacy)
      「ウェップ」と読みます。
      無線LAN通信を暗号化するための規格です。

      無線区間でデータを暗号化する機能です。
      暗号化を行うことで、無線区間でデータを傍受されても、そのデータを
      解読することが困難になります。

      WEPによる暗号化では64ビットまたは128ビットの暗号化鍵を使います。
      ビット数の大きい鍵の方が暗号解析に要する時間が長くなります。

・MACアドレス(Media Access Control address)
      「マックアドレス」と読みます。
      通信機器固有の識別子です。
      メーカー毎に固有な番号(IEEEが管理・割り当て)とメーカーが独自に
      割り当てる番号でできています。

・SSID(Service Set Identifier)
      無線LANのネットワークの識別子です。
      アクセスポイントと同一の SSIDを設定無線LAN端末のみが通信可能
      となります。

・ステルス機能
      SSIDを隠す機能です。
      アクセスポイントの存在を隠します。
      アクセスポイントは、一定時間毎にSSIDを含む電波を発信していま
      すが、その情報を含めずに電波を発信します。

■補足
無線LANにおける一般的な情報セキュリティ対策です。

1.WEPによる暗号化を設定し、暗号化鍵を定期的に変更します。
  アクセスポイントと端末間をWEPキーを使い暗号化して通信します。
  WEPキーが一致した場合、傍受されずに通信ができます。
   WEPキーをかけなかったり、WEPキーが解読されると通信を傍受される可能性
   があります。

2.MACアドレスによるフィルタリング(アクセスを選択して制限する)を設定
    します。
   接続する端末のMACアドレスをアクセスポイントに登録、それ以外の端末は
   接続させないようにします。

3.外部の人にSSIDを簡単に分からないように設定します。
  (推測しにくいIDにしたり、SSIDを見えなくするためのステルス機能を
  利用します)

基礎知識 無線LANの仕組み
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/security/kiso/k01_wlan.htm

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