無線LANの代表的なセキュリティ脅威
■チェック用語
・DoS攻撃(Denial of Service Attack)
ネットワークを通じて攻撃する手法で、攻撃の対象物に大量のパケット
データを送りつけるなどして、使用不能に陥らせます。
・DDoS攻撃(Distributed Denial of Service Attack)
第三者のマシンに攻撃プログラムを仕掛けて踏み台にし、その踏み台と
した多数のマシンから標的とするマシンに大量のパケットを同時に送信
する攻撃です。
「DDoS攻撃」は、攻撃元が複数で、標的とされたものがひとつの
場合です。
攻撃元がひとつの場合は、「DoS攻撃」です。
■補足
無線LANの代表的なセキュリティ脅威としては、
1.通信内容の傍受(盗聴)
2.無線LANの不正利用
メール等を他人に送受信される(なりすまし)
ホームページの内容を書き換えられる(改ざん)
パソコン・サーバ上の個人情報の流出(情報漏洩)
コンピュータウィルスの感染によるシステム破壊(破壊)
ウィルスの配布やDoS攻撃の踏み台にされる(踏み台)
3.アクセスポイントのなりすまし
があります。
「暗号化された無線通信を傍受して、それを秘密漏洩・窃用目的で復元すること
(復元の未遂を含みます)」(平成16年6月8日から新たに施行)
無線通信を傍受して、その秘密を漏らし又は窃用すること、
暗号化された無線通信を傍受して、それを秘密漏洩・窃用目的で復元すること
(復元の未遂を含む)、
他人のID・パスワードを無断で使用することは、
電波法や不正アクセス行為の禁止等に関する法律により禁止されており、
いずれも1年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられることがあります。
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