第1種の誤り、第2種の誤り

■チェック用語

・第1種の誤り
      第1種の過誤、あわてものの誤りともいいます。
      仮説が正しいのに正しくないと判断することです。

・第2種の誤り
      第2種の過誤、ぼんやりものの誤りともいいます。
      仮説が正しくないのに正しいと判断することです。

■補足
「第1種の誤り」は、
ある特定の品質の良い検査ロットが、抜き取り検査で不合格となることで、
供給側(生産者)の損であり、生産者危機ともいわれます。
JISでは一定の小さな値(通常、0.05)に定め、供給側(生産者)を保護
しています。

「第2種の誤り」は、
ある特定の品質の悪い検査ロットが、抜き取り検査で合格となることで、
受入側(消費者)の損であり、消費者危機ともいわれます。
JISでは一定の小さな値(通常、0.10)に定め、受入側(消費者)を保護
しています。

■まとめ
「検定」とは、「2つの集団の身長の平均値が同じかどうか」、
「2つの変数の間に相関関係があるといえるか」などの仮説が正しいかどうか
について統計学的(確率論的)に判定するための手法です。

差があるという仮説「対立仮説」と、差がないという仮説「帰無仮説」を
たてて、得られた統計量から、「有意確率」(「p値」)を計算し、
その値がある限界値(「危険率」または「有意水準」)より小さいか、
大きいかによって、帰無仮説を棄却する(捨てる)か、または採択するかを
判定します。

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