正規分布
■チェック用語
・正規分布
確率分布をグラフにしたもので、左右対称の釣り鐘型をしていて、
なだらかな曲線をえがき、一番高い場所が平均になる分布です。
自然現象や誤差の度数分布の多くは、正規分布をとります。
平均値±標準偏差の範囲にデータが分布する確率は、約68%、
平均値±(2×標準偏差)の範囲にデータが分布する確率は、約95%
になることがわかっています。
カール・フリードリヒ・ガウスが研究発見したので、ガウス分布とも
よばれます。
・パラメトリック
パラメトリックな統計解析とは、データが正規分布をしていると仮定
して、平均値と標準偏差をもとに統計的解析を行うことです。
・ノンパラメトリック
パラメトリックな統計解析に対して、平均値と標準偏差を用いないで
統計的解析を行うことです。
■まとめ
統計学は「記述統計学」と「推測統計学」に大別されます。
調査したい本当の集団を「母集団」といい、「母集団」から抜き取られた
一部を「標本(サンプル)」といいます。
集団の傾向や性質を調べるには、データの平均、分散や偏差などを調べます。
「分散」や「標準偏差」は、ばらつき(広がり)の程度をみる指標です。
ばらつきをみるには「度数分布表」を使用したり、「ヒストグラム」で
視覚的にみることもできます。
「パラメトリック」な統計解析とは、データが「正規分布」をしていると仮定
して、平均値と標準偏差をもとに統計的解析を行うことです。
「正規分布」は、確率分布をグラフにしたもので、左右対称の釣り鐘型をして
いて、なだらかな曲線をえがき、一番高い場所が平均になる分布です。
自然現象や誤差の度数分布の多くは、正規分布をとります。
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