病院会計準則

■チェック用語

・病院会計準則
      病院会計準則は、開設主体の異なる各種の病院の損益及び財政の状態を
      体系的、統一的にとらえるために施設会計としての統一的な処理基準を
      定めたものであり、病院の経営成績と財政状態を適正に把握し、
      病院経営の改善向上に資することを目的として1965年10月(昭和40年)
      に制定されました。
      1983年(昭和58年)には全面改正。
      2004年(平成16年)8月には、医療を安定的に提供するための効率的で
      透明な医業経営の確立を図る観点から改正。
      9月には、開設主体の会計基準の適用を前提とし比較可能な会計情報を
      作成するため、病院会計準則適用ガイドラインが策定されました。

・財務会計
      病院の財務会計は、「病院会計準則」に基づき作成されています。
      財務諸表の様式等を統一することで、他の病院との比較検討を可能に
      し、外部の関係者に情報を提供することを目的としています。
      
・管理会計
      内部の意思決定や業績管理のために作られます。
      部門別損益計算、行為別(部署別)原価計算、
      DPC包括評価導入による疾病別原価計算などがあります。

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