骨塩定量検査、ペプシノーゲン法

■チェック用語

・骨塩定量検査(こつえんていりょうけんさ)
      骨を構成するカルシウム等の密度=骨密度を測定するための検査です。 
      骨粗しょう症やリウマチでは、骨密度が低くなることで、骨がもろく折れや
      すくなります。
      そのような症状の診断、予防の一環として骨密度測定を行います。
      測定機器には、X線等の放射線を使うものと、超音波を使うものがあります。

・ペプシノーゲン法
      慢性萎縮性胃炎の人が胃癌になりやすいことから、血液に含まれる
      ペプシノーゲンの値を測って、胃癌の高危険群である慢性萎縮性胃炎の人を
      選び出す方法です。
      血液を数cc採取するだけの非常に簡便な検査法です。

      この検査は、早期癌の発見には有効ですが、その反面、進行癌や、胃粘膜の
      萎縮を伴わないまま胃癌になる一部のケースについては発見が困難です。

      通常の胃癌検診では、間接X線法(バリウムを飲んで撮影するX線検査)を
      用いてスクリーニングし、癌の疑いのある人々を内視鏡にて精密検査するの
      が一般的です。
      そこで現在適切な方法と考えられているのが、ペプシノーゲン法で
      まずスクリーニングし、陽性になった人は内視鏡検査による精密検査を受け、
      陰性者は従来のX線検査を受けるというものです。

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